第1話 出会い
ここにたどり着いていただいた皆様、まずはありがとうございます。
初めまして!らいのめぐです。今回、生まれて初めて小説を書きます。
お粗末ですが、読んでいただけたら嬉しいです。(*´ω`*)
都内某所、めぐは知人を含めた計7人で居酒屋にいる。
(はぁ…つまらんなぁ…)
めぐは左手にビールジョッキを、右手にスマホを持ち、SNSをスクロールしている。もちろん何か見たいものがあるわけではない...手持ち無沙汰なだけである…
(この合コン、ありさが「女子の数が足りん」ってゆうから来たけどさぁ…これあたし来る意味あった!?結局、相手側1人来てなくて数半端になってるし…あたしいらんかったやん!…もう帰ろかな…)
幹事のありさは、ほろ酔いで楽しく談笑中。めぐが退屈そうにしていることにすら気づいていない。
(まぁ、ありさが楽しそうにしてるからええねんけどさ…)
ビールを手に持ったまま、まるで公園で走り回るわが子を遠くから見守る母のように、優しい目でありさをみつめるめぐ。
めぐとありさは中学生の頃から8年の付き合い。性格も雰囲気も異なる2人だが、なぜか互いに居心地が良い。
(ありさにはあとでRINE入れておけばええよな!かーえろっ♪)
めぐは手に持ったビールを、一気飲みして空にすると、談笑中のメンバーに気づかれないよう、そーっと個室の扉を開け、外に出た。個室を出た先は靴を脱ぐための小上がりになっている。めぐは、小上がりを降りたところに並ぶ靴から、自分の靴を見つけ、少し残念そうな顔で見つめた。
(この前買ったばっかりのかわいいヒール、せっかく履いてきたのになぁ、ちょっといい出会いあるかも、なぁんて期待して損したわ...)
そんなことを考えながらヒールを履こうとした瞬間…
「…っあ!」
おそらく、自分の靴に足を伸ばした際につまづいたのだと思う。
『おそらく』というのは、余りの手持ち無沙汰に、ジョッキ3杯、いや4杯は飲んでいた私は、軽ーく(あくまで軽ーく)酔っていたらしい…何が起こったのか瞬時に理解できなかった。理解できたときには私の体は床に向かっていて、地面が近づいてくるのが分かった。
(あーあかん…これ絶対転けて顔面強打するやつやぁ…あー終わった…)
と目をぎゅっと瞑った瞬間、カルバンクラインの香水とタバコの香りに包まれた。
(エタニティ・フォー・メン…懐かしい香り、高校のとき男子はみんなつけてたなぁ…いい香りー)
なんて考えていたのは、しっかり酔っていた証拠だと、あとでありさにお叱りを受けたのは、また別の話…
「おおぉーー!セーフ!びびったー!大丈夫たい!?」
どうやら誰かに支えられて、転けずに済んだみたい…
「女の子がこんな酔うてやらしかねー(笑) 俺の腕持ってよかよ、支えちゃるけん。」
彼は私を小上がりに座らせると、店員を呼び、水の入ったグラスと温かいおしぼりを私に渡した。
(あぁ博多弁やぁ…誰やろ…誰か知らんけどいい香り…)
「お姉ちゃん、水は飲める…?怖がらんでよかよ。…なんね?…そげん見つめられたら照れるやん?(笑)」
彼は冗談を言いながら、ニカっと笑った。ホワイトベージュでふわふわした長髪をまとう彼は、背は180cmくらいだろうか、体は軽々と私を持ち上げそうなくらい大きいのに、雰囲気はなんだか小動物のようだ。迷惑をかけたにも関わらず、明るく接してくれている。彼に介抱されている時間は、とても温かく、なんとも居心地が良かった…
今想うと、この時すでに恋に落ちてしまっていたんだと思う。
それでも、私は内心(髪の毛触りたいなぁいい匂いやなぁ)そんなことばかり考え、下心でいっぱいであった。
酒は飲んでも飲まれるな、改めて自分に言い聞かせたい。
(次につづく)
小説のセオリーも何もわかっていない初心者のため、皆様にいろいろ教えていただきながら、素敵な作品が書けるようになりたいと思っています。
良い面も、悪い面も、誤字、表現方法などなど、どんな些細なことでも、コメントいただけると大変嬉しく思います。
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2025.9:登録
2025.9.16:1作目第1話投稿




