妹の決断
今回で、1章の
〜春の訪れ〜の最終話とさせていただきます。
次からは、5月編となりますので、どうか応援をよろしくお願いします
ご飯を食べ終わり、私...狂詩 空は、みんなが食べだ分のお皿を洗っている。
姉は、宿題が終わってないらしく焦って家に戻った。
創太兄は、洗濯物を畳んでいる。
今回は、氷さんが居た事もあり少し洗う皿が多い。にしても、あの人は、一体。
「私も少しは、手伝うよ」
「げっ」
「げって.....私の事嫌いなの?空ちゃんは」
しまった。丁度氷さんの事を考えて居たから声を掛けられた時につい「げっ」って言ってしまった。
「.....まぁまぁです」
「そうか。」
氷さんは、黙って私の近くに立ち私の洗った皿を拭き棚に直してくれている。
「私はね。創太先輩にしている行動があまり良くない事だと少しは、理解してやっているよ」
「.....」
お互い手を止めず、話しは続く。
「あんなに中が良いのは分かってるし、それを邪魔するのは、悪者みたいだろうけど。でも、それでも.....私は、自分に我慢出来なかった。」
「それに!あの2人正式に付き合ってる訳じゃないでしょ!なら、まぁ、大丈夫かなってね」
「.......」
私だって
「それに創太先輩以外居ないから。私の運命の人は、あの人じゃないと.....いえ、あの人なの」
そっか、正直になれば良かったんだ。
「.....参考になりました。」
「.....我慢は、肌に悪いしね」
諦めてた。汚い事だと信じていた。
しかし、そうか。間違ってたんだ。
「皿の片付けありがとうございました。」
「いえいえ、お世話になったのは、私ですもん。それでは、今日は、帰ります。またね〜」
氷さんは、玄関から外に出て行った。ってことは、
今この家には、私と創太兄だけ。
「......」
もう我慢は、したくない。氷さんだってしてないんだから。大丈夫なっ...はず。
「そ、創太兄?」
洗濯物は、もう畳まれてありそこに創太兄の姿は、なかった。あれ?
私は、創太兄の部屋をノックし中に入る。
どうやら創太兄は、疲れて自分の部屋で寝て居たようだ。無理も無いだろう。あんな感じだったわけだし
2人きりの状況で、創太兄は無防備。
「これは、チャンス」
「創太兄.....起きてる?」
反応なし。これは起きてない‼︎確認は、した。
後は....チラッ
ドアを開け。もう一度誰も居ないかを確認する。
よし!
創太兄....やっぱり顔を見るだけでドキドキする。かっこいい。.....好きだな....
ドキドキが止まらない。
顔を近づける。それと比例してデカくなる心臓の音
ドキドキするスピードが上がる。
創太兄に少しずつ私の唇。創太兄は未だに起きない。
私も、正直になるんだ。
ドキドキ
ドキドキ
ドキドキ
ドキドキ
ドキドキ‼︎
ドキドキ‼︎
ドキドキ‼︎
ドキドキ‼️
チュッ
次回から新章スタート‼️
少し話しは、飛びます。!15日分ぐらいですかね。
5月になるので‼︎