表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
67/293

【五階層八区画】著:J・Pレポート日本という国 日本の探検者の魔法傾向と装備

 おかげさまで目標だった10万PVを超えることができました。


 これも読んでくださる方が、いてとのこと今後とも励んでいきたいと思います。

【五階層八区画】著:J・Pレポート日本という国 日本の探検者の魔法傾向と装備


 ジャン・ポール・ロベールだよ。今回で日本のレポートも三回目だけど、今回は日本人が身に着ける魔法の傾向をまず、レポートしていくよ。


 まず、知っている人もいると思うけど、日本以外の国だと、多くは結構派手な魔法が好まれるんだよね。火系統の<ファイアボルト><ファイアボール>は特に人気ではあるし、ついで風系統の攻撃魔法に、水系の攻撃魔法などと80%くらいは最初に攻撃魔法を習得するけど、日本人は<クリエート・ウォーター><ティンダー><クリーン>と生活魔法と呼ばれる魔法を好んでいるんだよ。


 これについて、訪ねてみたけど。ダンジョンでの血の汚れを落としたり、水を確保できたほうが楽だからというかなり合理的な回答が多かったね。


 実際、私もダンジョンに同行させてもらったんだけど、この魔法は非常に便利だったよ。魔法と聞くとどうしても派手なモノを好みがちだけど、こういう地味な魔法がわりと攻略には必要ではないかと思ったね。けど、よくよく考えれば、水を持ち運ばないでいいのは助かるし、汚れも落とせる<クリーン>、火種に使えて軽く食材を温めることもできる<ティンダー>は凄く助かると実感させられたよ。オークのドロップアイテムの『オーク・グリス』も投げつけて<ティンダー>を使うとよく燃えるんだよ。『オーク・グリス』をあんな風に使うとか発想が凄くユニークだったね。


 さて、日本の装備は非常に高価だったね。EUの平均相場より3~8倍くらいの価格のものが大半だったけど、反面しっかりとした造りのモノや、ダンジョン素材を使用したものも一般流通しているし職人のオーダーメイド品もかなり市場に出回っていると感じたね。


 EUでは生産職に就く人も少ないし、生産職につくよりもダンジョンで一獲千金という人が多いというのもあるとは思う。効果がどれほど違うのかはわからないけど、EUの装備品は工業製品が大半だけど日本だとハンドメイド品の装備も結構充実していて奇抜な格好の人もいるね。共有工房もあるから生産職の人も意外と多いね。日本の有名なイベントのコミケも五日目に防具の販売会が開かれていたりもするそうなんだよね。武器はさすがに気軽に販売できないから、ちゃんとそれ用の品評会が毎年秋に行われているというこで、結構注目されていたりするね。正直、私としては、EUでも個人での工房立ち上げが広がってくれたらいいんとは思うんだけど、やっぱり華々しい探検者の魅力には勝てないね。


 今回のレポートはどうだったかな? 個人的な感想で言えば今回の取材は充実してたね。紙面の都合で全てを書けないことは心苦しいけど、編集部にぜひシリーズ化を希望してもらえると嬉しいかな。


 それじゃーまたどこかで

ご意見・ご感想があればお聞かせください。


探検者の装備は個人販売などはコミケやネットショップを立ち上げて販売している人は以前はコスプレ衣装の販売をしていた人が大半だったりします。


これ以外でも日本国内では複数企業に展示会も開かれたりしています。こういったイベントではモーターショーなどでの実績があるイベント会社が取り組んでいるのが現状です。


海外だと、派手な爆裂魔法などが主流で、補助系魔法の評価は低めです。パフォーマンス的な側面もあるためでもありますが、その分、消耗や条件が厳しくあるのですがスポンサーをつけるためには、派手な魔法の習得が必須のため海外では派手な魔法が好まれはしますが、攻略効率を悪くしている一因だったりします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] この物語の日本は恵まれた環境にありますが、現実の例えば道場の状況だと、具体的な危機への対応技術などは日本の古武術の道場は大したことありません。掃除に関するくだりも、稽古としてやっているところ…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ