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第3話「入学」

秋斗「う、嘘だろ...無能力者なんて」


秋斗(いやまだ、まだ決まった訳じゃない)


事実を受け止められずにいた俺は狂ったように手を何回も何回も乗せた...


だが、何度手を乗せても結果は同じだった


受付「そろそろいいでしょうか?判定は無能力者で登録させていただきますね」


その言葉で俺は絶望した...

もう夢に見た生活はなく残酷な地獄が迫ってきてることを静かに悟った。


2日後...


今日は"七十二候学園"

(しちじゅうにこうがくえん)の入学式

これから俺が通う学園だ


ここでは普通の学校と同じく式を行う

違うのはこの先でクラスへの移動...


先程まで緊張でほとんどが静かだった

生徒の半数が喜びを共有し

また、半数が現実を突きつけられ俯いている。


この学園は能力のランクによって分けられている


Eクラス、無能力者と少しの恩恵しか得られない能力者の集まりそして俺もそのクラスの1人にこれからなるのだ。


秋斗「やっぱりどんよりしてるな」


クラスの雰囲気は重い限りなく奴隷に近い地位だからだろう


Eクラスの先生「お前たち席に着け〜今から軽いホームルームするぞ」


そう先生が言うと俯いていた視線が先生に集まった


Eクラスの先生「じゃあ自己紹介から私は鈴木凛だよろしくな。まぁお前らはEクラスだがまだ終わったわけじゃない努力すれば能力が進化を遂げる例だってあるんだ」


鈴木先生のその言葉に希望を見出すもの嫌悪するものより複雑な空気になってしまった気がする


鈴木「まぁ何が言いたいかって少しでも前を向いて欲しい一生に1度の青春を少しでも楽しんで欲しい先生からはそれだけだ」


先生の想いの乗った言葉に心を動かされたものは少ないだろうが、俺はこの言葉に救われた最弱でも最低な地位でも前を向いて歩き出せそうなそんな気がした。

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