表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
32/36

(8)

「居たぞ、あいつだ‼」

 僕が路地裏で楽しく食事をしていると怒号……。

 そこに居たのは……。

 誰だっけ?

 4人ほど居るけど……。

 どこかで見た気がするが、思い出せない。

 何か、殺気立ってる。

 手には……棍棒やら丸太やら包丁やら……。

 その内の1人が笛を吹き……僕は路地の反対側に逃げるが……。

「居たぞッ‼」

 ああ、クソ。

 そっちにも……。

 僕は、何も悪い事してないのに、理不尽にも何者かに狙われてるらしい。

「はい、パス」

 僕は、とっさに、その1人に、あと数日分の食料を投げ渡す。

「えっ?」

 何、呆然としてんだよ?

 この状況なら、人肉ぐらいみんな食べてるだろ。

 頭が真っ白になってるらしい悪者その1の脳天に聖剣を叩き込む。

 ドサ……ッ‼

 一撃で死んだそいつは……大事な幼女肉を地面に落し……。

 あれ?

 聖剣が頭から抜けない。

「この野郎ッ‼ 食い物を粗末に扱うなぁッ‼ 僕の肉だぞ〜ッ‼」

 僕の聖剣を咥え込んでる死体に説教しながら蹴りを入れ……。

 聖剣は引き抜けたけど……僕もバランスを崩し……。

 しかも……。

 滑った。

 ここんとこの異常気象で、たまたま、足下が凍り付いてた。

「うわっ‼」

 あははは……神様は聖騎士である僕を見捨てていなかった。

 たまたま、僕の後頭部が、背後に居た別の暴徒の顔面に激突したようだ。

 僕は、左手で後頭部を押さえ……振り向きざまに、暴徒その2の頚動脈を切断……あっ……。

 距離が近過ぎた。

 命中したのは、聖剣の刃ではなく、鍔。

 でも、結果オーライ。

 首筋に鍔がめりこんで大ダメージ。

 でも……。

 クソ、見苦しいぞ。

 とっとと死ね、この屑人間がッ‼

 そいつは僕の右腕を掴む。

「うわあああ……ッ‼」

 僕は屑野郎の腹を蹴る蹴る蹴る蹴るッ‼

 でも、屑野郎は、死んだまま僕の腕を掴み続けている。

 ドゲシッ‼

 後頭部に棍棒か何かの一撃。

 ドゲシッ‼

 ドゲシッ‼

 ドゲシッ‼

 殴られる、殴られる、殴られる、殴られる。

「殺すんじゃねえぞ。邪悪騎士(ネガ・パラディン)様は、生きたまま連れて来いと言ってらっしゃる」

 意識は……朦朧……。

 どうやら、僕は……地面に倒れてるらしい。

 だけど……まだ……。

「えっ?」

 暴徒どもが油断してる所で、聖剣の治癒能力を発動。

 油断してた暴徒の股間に聖剣の一撃。

「うぎゃあああ……」

「うりゃあ、うりゃあ、うりゃあッ‼」

 最早、斬ると言うより殴る殴る殴る。

 僕は、周囲の暴徒どもを聖剣で殴り続ける。

 邪悪な暴徒どもは……聖騎士である僕の奮戦ぶりを見て怯えてるようだ。

 でも……。

「おりゃあッ‼」

 暴徒の1匹を聖剣で殴った途端……。

 あ……っ。

 手まで血糊だらけになってたせいで……。

 滑った。

 聖剣が手から離れ……。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ