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ヒスティマ~ゼロ~  作者: 長谷川 レン
第二章 旅の始まりと最初の国
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雑魚のお掃除~♪


 出てくる、出てくる。グールの群れ。

 ほとんどが幻魔派生の人間がグールモドキになったものだった。


「たくさんいるけど、全く相手にならないわね♪」


 数が多くても所詮動きは人並み以下。上級を倒している私からしたら○○無双などに出てくる雑魚兵だ。難易度優しいの。

 それがわからないならスペ○ンカー先生でも思い出してくれればいいだろう。


「それにしても、どうしてさっきから幻魔派生しかいないのかな……?」


 出来れば幻魔も出てきてくれればいいのだが……。何処に居るのかと視線を巡らせてみても何処にもいない。

 そうしているうちに幻魔派生の雑魚兵が大量にあらわれた。


「邪魔ね♪ 〈二の太刀 時麗〉♪」


 ギリシャ数字が刀身から解放して私の周りを飛び回る。私をそれを確認すると次々と雑魚兵を斬り刻んで行く。

 一秒の間に五体以上をなぎ倒していく私は少しずつ城の奥へと進んでいく。

 ここまで雑魚が多いと本当に邪魔くさい。城ごと魔法で潰したいところだけどるーちゃんとかが城のどこかに居る奴隷を解放しているからそんな事は出来ない。だから、私はこんな事をしてみる。


「〈クロック・アップ〉〈クロック・スロウ〉」


 雑魚の動きを遅くして、私の動きを早くする。〈時麗〉も使っているために私の動く速度はもはや光と言っても過言ではないでしょう!


『光はもっと早いかと思われますが』


 頭の中でクロが何かしらを言ってくるけど気にしない。光の速さなんてとても早すぎて私じゃ到底追いつかないってば。時を止めれば動く事は出来るけど視認は出来ないもんね。

 視認できないほうが強いに決まってるじゃない♪


『強いとかの問題ですか……』


 まぁ私はそんな雑談をクロとしながら目の前に居る雑魚兵を狩っていく。

 正直……。


「暇ね。これ」

『カナ様が考えた作戦でしょう?』

「そうなんだけどね♪ 実際にやってみるとなんか違ったって感じたことない?」

『ありません。カナ様のように無計画ではありませんので』


 む~。私だって今回は考えたもの♪ なんて思うけど実際は自分が勝手に戦ってるから救出を早めに済ませてくれという作戦だった。

 実質、私は何も考えていないわね♪


「まぁ何はともあれ、掃除の作業はつまらないわね~♪」

『気楽でいいではありませんか』


 クロはそのほうがいいかもしれないけど私はそう言うのつまらなくて嫌なの。

 ということで……。


「〈五の太刀 円時刀〉」


 魔法を使い、刀を横に一振りする。

 すると波紋が広がり、周りにいたすべての幻魔派生の人間が上と下で真っ二つになる。


「ふぅ♪ 掃除完了♪」


 汗をぬぐい取るように右手で額を一回こすると、私は奥から湧き出てくる雑魚兵を見る。

 いい加減雑魚兵ではなく、幻魔が来てくれればいいのだが、いつまでたっても来るとは思えない。

 そこで、私は一つ。思い付いた事があった。


「まさかルーちゃんの方に行ってるなんて事は無いわよね♪」


 ……自分で言ってて本気っぽく思えてきた。よし、ちょっとここから離れてルーちゃんの方に行こうかな……。

 でも、行ったら怒られるかな~。



 …………こんな事思ってるとまたティマちゃんにハリセンで叩かれそう……。

ゼロの小説では文字数に制限がありませんので突然こんなふうに少なくなってしまって申し訳ないです……。


でも、ゼロでは区切り線を入れたくなかったんです……。


誤字、脱字、修正点があれば指摘を。

感想や質問も待ってます。

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