表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
14/134

14話 王族

私たちは、左右に整列して開いてる道を歩いていく。緊張しながらも、何とか堂々と歩くように心がける。そして、父親のカイムが止まりその後ろに母親のティアナが、私は母親の横まで歩いてとまる。




「国王陛下、お呼びにあたり、カイム・アストライアただいま、参上いたしました」

右肘を曲げ胸につけて、一礼する。そして母親はドレスのスカートを少し手で上げてお辞儀する。私も母親と同じようにしてからお辞儀をする。


「よく来てくれた。カイム・アストライア公爵、ティアナ夫人、ルセリア嬢。楽にされよ」

と国王陛下が言ったので、父親が顔をあげて楽な姿勢をとる。母親もそれにならい、私も同じようにする。


顔を上げた私は、王族の顔をみる。



国王陛下は、金髪に蒼い目、そして少し髭をはやしている。体格もよく王の風格がある。

王妃様は、黒髪に赤い目をして、少しふっくらとしている。

横に並ぶ王子達は、おそらく順番に並んでいるだろう。だとすれば



第一王子は、黒髪に蒼い目、笑顔が特徴的だ。

第二王子は、黒髪に赤い目、なぜこちらを見て、少しにらんでる。

第一王女は、金髪に赤い目、私と同じで、少し緊張しているようだ。




だが、全員が美形と言っていいほど、きれいな顔をしている。

前世の私は特にアイドルなどには興味がなく、自分には関係ないし、かかわりあいになることもないと思い、推しカツなどもやっていなかったが、もし身近にこんな美形たちがいたら、推しカツをしていたかもしれないと感じるくらい、王族の方々は、全員が美形ぞろいだった。


ただ、私が気になったのは、第一王子だ。間違いなく、王子の生誕祭の日に王都の町にいたフウドの子だ。王子は父親のカイムではなく、母親のティアナでもなく、私を見つめている。

ここに人がいなかったら、‘えーーー‘と大きな声で叫んでいただろう。

それなら、あの時、一緒にいた弟のほうは第二王子か?と考える。


私は第一王子のほうに向きなおり、眼と眼が合う。それから陛下の話が始まるまで、ずっとそのままだった。


広告の下にあるポイント評価欄【☆☆☆☆☆】から、1人10ポイントまで応援することができます!(★1つで2ポイント、★★★★★で10ポイント!)


この『10ポイント』は、冗談抜きで本当に大きいです。

今後も『毎日更新』を続けていく『大きな励み』になりますので、どうか何卒よろしくお願いいたします。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ