第8話 ミステリーウェイさん先行ダッシュ!
ここでコースの説明。時計回り1周半のコース。数字の①~⑦の順に進む。
総距離2500メートル。
スタートダッシュを決めたのはミステリーウェイさん。
「馬のキン◯マは2個で約2キロ。それがなくなった分、軽快に走れるのよ!」
アラタ爺さんは反射神経が鈍っているせいか慎重なスタート。
「ここ(中山競馬場)はスタート直後のコース取りに皆が必死だからのう。ダッシュはせんよ」
①の第1コーナーを抜け②のストレートに入る。
「坊ちゃん(ミュージアムマイル君)は私をマークしている」
レイラちゃんはちょっと引いてミュージアムマイル君の真後ろに着ける。
2人は11-12位のポジション。そのすぐ後ろにアラタ爺。
②の長いストレートを抜け③の第2コーナー。
ここでアラタ爺さんが少し順位を上げ、インを走るレイラちゃんの外側を並走する。
「アラタさんがガードしてくれているんだ~」
③の第2コーナーを曲がり、④のバックストレートに入ったところ。
遂にミステリーウェイさんが2位に陥落。
「う~っ、男性ホルモンが足りな~い!」
それでも2位をキープして⑤の最終コーナーに向かう。
後方のアラタ爺さん、ミュージアムマイル君、レイラちゃんは14位~最下位16位のグループを作って走る。
「アラタさんについて行くのって気持ちいい~」
⑤の最終コーナー、すなわち2周目第3コーナーを回ったところ。まだレイラちゃんとミュージアムマイル君は11-12位を並走。残りの直線を残すのみ。
ミステリーウェイさんはバテて4位以下に落ちる。
このタイミングを狙っていた様にミュージアムマイル君、ダッシュ。
レイラちゃん、慌てる。
「いけない! 気持ちよく走ってたら坊っちゃん(年下3歳馬のミュージアムマイル君)に先を越された!」
スパートをかけるミュージアムマイル君。レイラちゃんも必死にその後を追う。
いよいよ最後の直線310メートル、かなりキツい上り坂。2人とも驚異の8人抜きで一気に先頭集団に加わる。
「並んだ!」
ミュージアムマイル君と横並びで、3位-4位のポジションに着けるレイラちゃん。
残り100メートル。
「秘技、ダビンチの翼!」
そう叫んで突然の跳躍を見せるミュージアムマイル君。
驚くレイラちゃん。
「競馬に必殺技ってありなの~?」
バテバテで馬群に埋もれるアラタ爺さんとミステリーウェイさん。
そして各馬ゴールイン。
果たして結果は?
現実のレース展開を再現したつもりなので、パンチラさえありませんでした。反省。




