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第7話 ミステリーウェイ&アラタの作戦会議

「あなたが勝てる様に、今日はアラタさんとミステリーウェイさんに作戦を考えてきてもらったわ」

 と馬美ちゃん。至れり尽くせりの誘導乳母だ。


「ミュージアムマイル君は3歳でまだレース経験が少ないわ。私が先行ダッシュして大人のオンナの魅力でペースを乱す」

 とミステリーウェイさん。

挿絵(By みてみん)


「お嬢ちゃんは序盤はワシの後ろをピタリと着いていくが良いぞ。適当な所でインに入るが良い」

 とアラタ爺さん。スタートダッシュが余り得意ではないレイラちゃんの走りを想定してのアドバイスか。


「馬美、アラタさん、ミステリーウェイさん、ありがとうございます。勝ったら出来るだけの事はします」


「私は謝礼が欲しくて誘導乳母をしているんじゃないの。レイラちゃんが本来の力を出せればそれでいいのよ」

 感極まってうっすらと涙を浮かべるレイラちゃん。


 その時強い風がピュッと吹き、馬美ちゃんのスカートがまくれる。

「キャッ」

 とスカートを押さえる馬美ちゃん。観客からは拍手。

「黒か。意外と大胆だな、馬美ちゃん!」

 馬美ちゃんは笑顔で応対。プロ根性が据わっている。

挿絵(By みてみん)


 レース前に有馬記念の厳しい現実をおさらいしておく。

 

 ミステリーウェイさん 7歳騸馬。騸馬は牡馬と同様に扱われ、重量ハンデは与えられない。有馬記念の過去69回もの歴史で騸馬の勝利は無い。


 アラタ爺さん 8歳牡馬。競走馬のピークは4~5歳。有馬記念の歴史で8歳馬の勝利は無い。


 ちなみに有馬優勝の最高齢は7歳牡馬のスピードシンボリ。1970年の第15回大会。優勝賞金2000万円。

挿絵(By みてみん)

(小栗ちゃんは若くていっぱい運動もするから、沢山食べてもいいんだよ。昭和生まれの良い子のみんなはマネしないでね)




 16頭の各馬つつがなくゲートイン。

 ファンファーレが鳴り中山競馬場のゲートが開く。

挿絵(By みてみん)

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