異世界爆誕
僕は30歳独身の平凡なサラリーマンだったはずだ。
小説とかの話で終わると勝手に思い込んでいたのが現実に起こるなんて想像もしていなかった。
そう。僕は異世界へ転生していたのだ。
別に現実世界で死んだわけでもなく、明日も会社か。とベッドで眠ったと思ったら突然世界が変わっていた。
起きると僕は声が上手く発音も出来なくなっており、身体も上手く動かせない。
ふざけんな。
そう思うと泣き声が部屋中に広がる。
近くにいた女性が僕を抱え上げる。
途端に僕は嬉しくなってしまう。
そうか。母親か。
赤ちゃんのうちに意識があるのもなんだか不思議だな。なんて思いながら日々を過ごしていた。
勉強やらなんやらするのもチートに近いし何より面倒くさい。このまま母親に甘えて過ごそうか。
日々を過ごす中でこの世界のことが少しずつわかってきた。
この世界には魔王と勇者が存在し、争いあっていること。人間の他にもエルフなどの種族が存在すること。魔王は魔族を連れて魔族以外の種族を滅ぼそうとしていること。
勇者は現在まで10名いる。子どもは10歳になると一律勇者学校に通わなければならず、そこで勇者として認められることで勇者を名乗ることができる。勇者の適性がなかったものはそれぞれ他の職業として生活していく。
あとは魔法が存在することや機械、インターネット等の文化は発展していないこと。
魔法には生活魔法、戦闘魔法がありそれぞれ得意、不得意がある。
戦闘魔法については、属性があり火、水、風、雷、氷、岩の6種類と極めて希少な光と闇の合計8種類だ。
属性についてはその人個人の特性であり、1人1種類の属性しかもてない。
僕はまだ試していないが両親がそれぞれ火と水だからどちらかになりそうだ。
生活のために農業は農業ギルド、商業は商業ギルド、冒険業は冒険者ギルドに属してそれぞれ仕事をこなす。
両親は冒険者であった。
僕もそれを自然にそれを継ぐのだと思っていた。
気がつくともう10歳手前にまでに成長していた。




