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Hero and Heroine ONLINE 〜エロゲ世界の名も無きモブキャラ〜  作者: むつきばな
第1章【モブキャラ、エロゲ世界に転生す】
22/22

020 (覚醒)

次回未定とか言っといて投稿。


前回久しぶりの投稿だったのに暖かいコメントやいいねをいただけました。本当に嬉しかったです。


エールちゃん残念だったけど、母の無念(引退レースで聖剣に差し切られた)を子供が晴らすとかドラマありすぎでは??


凱旋門賞もしゅごかった(かしこさGの語彙力)


G1・6連勝って………ちょっと現実さん意味わかんない。




今回はリュリュシャちゃん視点となります。

自宅へ帰るとアルテに飛び付かれた。


怪我の有無などをしつこく確認されたが、特に大きな怪我はしていない事を伝え、心配そうな顔をしているアルテを下がらせ自室のベッドに倒れ込む。


皇女として受けてきた教育から、着替えもせずベッドに横になるなどという気持ちもあったが、いまはとにかく横になりたかった。


幼い頃から私に尽くしてくれているアルテに心配をかけてしまったことには申し訳なさも覚えるが、それでも今は1人になりたかった。


身体の、心の、魂の奥から浮かび蝕んでくる衝動を精一杯抑え込む。


深く、息を吸い、吐く。


吐かれた息が、身体が妙に熱っぽい。


こんな感覚は生まれて初めてだ。


瞼を閉じると浮かび上がるのは心に焼きついてしまった彼の姿。


あぁ……。


「私は、夢でも見ていたのでしょうか?」


始まりはダンジョン探索中に樫野様が罠を発動させてしまったこと。


行き止まりの小部屋の壁にあった罠。


樫野様が壁を触るとカチッという音と共に現れたゴブリンなどの数体の魔物。


そして、その魔物を倒した途端に現れた地竜。


誰かの逃げろという叫びに必死になってダンジョン内を逃げ回り、気付いたときには大量の魔物に囲まれていました。


その魔物達を倒しながらダンジョンから出ると、まるで私達を待ち構えていたかのように存在していた地竜。


そして、地竜を倒そうとしたのか倒れ伏した人達。


その姿に覚悟を決め、逃げる事はもはや出来ないと地竜を討伐しようとはしましたが何も有効な手段を取れず、逆に追い詰められ死を覚悟したときに貴方は現れました。


変装のつもりなのか白色の仮面を着け黒色のローブを身に纏い、地竜を拳で殴り飛ばして。


貴方を知らぬ他の方々にとってはその変装は有効かもしれませんが、私が貴方の魔力を間違えるはずもありません。


鳴宮 咲刀様。


学園へ入学する前に一度だけお会いし、私の心に消えぬ衝動を与えた男性。


幾つもの属性の魔法を操り、暴れ回り咆哮を上げる地竜を翻弄しながら動き回り、隙をみて地竜に攻撃を入れていく姿から目が離せなくなった。


「それに……あれは間違いなく神蝕遺物(エクリプス・ギア)でした」


何故、神蝕遺物(エクリプス・ギア)を持っていたのでしょうか?


これは、個人が所有するには過ぎたモノだというのに。


「それ以前に」


どうして


「助けて……くれた……のでしょう……か」


意識が落ちていく。


「あぁ……そう………い…………えば………」


着替え、してない。






いつの間にか眠っていたらしい。


着替えもせずに眠ったせいか頭が重く感じる。


「……熱い」


身体が熱く、喉が渇いている。


風邪でも引いたのでしょうか?


「いま………何時、なんでしょう?」


時計を見ると夜明け前に近い時間帯でした。


ふと身体を見るとブランケットがかけられていました。


アルテかしら?


きっと部屋を覗いたときに眠っていたのでかけてくれたのでしょう。


それにしても。


「本当に、熱い」


頭がぼぉっとする。


思考がまとまらない。


身体が熱くて喉も渇いてはいるけど、動きたくない。


何もしたくない。


熱い。


ただ身体が熱い。


水が欲しい。


熱に熟れた(ぬれた)肢体が狂シい。


(たましい)ガ感が得ルこトを病めてイく。


咲ト様を食べて(あいして)しマイたい。


血ヲ、肉ヲ、ホネを、砕き啜り飲み込ミたイ。


「…………さきと……さま」


咲刀様が欲しい(すき)


咲刀様が欲しい(だいすき)


咲刀様が欲しい(あいしてる)


咲刀様が欲しい(すき)


咲刀様が好き(たべたい)


咲刀様が欲しい(あいしてる)


咲刀様を愛してる(たべたい)


咲刀様が欲しい(すき)


咲刀様が好き(たべたい)


咲刀様を食べたい(あいしてる)


咲刀様を(あいして)抱きしめたい(かみくだきたい)


咲刀様の(つかまえて)熱を感じたい(すすりたい)


咲刀様と(たましいまで)ひとつになりたい(むさぼりたい)


「あぁ……ぁ………ああぁ…………」


あツい


くルシい


「……っあぁぁ…………ん………」


セつナイ


つめタい


「………あ………………あぅぁあぁ………」


アツイ


ホシイ


ツメタイ


ホシイ


クルシイ


ホシイ


「……………………………あれ?」


おかしいな。


なんで、がまんしなきゃいけないんだろう?


「あはっ」


だいすき(たべたい)なら、すなおにおはなしすれば(つかまえれば)いいんだよね。


「あははははははは」


さきとさまはやさしいし(ゆるしてくれるから)、きっとおねがいすれば(ししをくだいても)だいじょうぶよね。


「あはっあはははは」


なら、じゅんびしなきゃ。


「………………はぁ」


さきとさま、さきとさま、まっててくださいね。


しょうたいじょう(およびだし)だして(して)


だれもいない(じゃまものを)しずかなばしょで(はいじょして)


あなたとわたしの(にげられないように)ふたりっきりで(とじこめて)


このおもいを(たべさせて)つたえましょう(いただきましょう)


さきとさま、さきとさま、さきとさま。


わたしのこのきもち(あなたのすべて)うけとめてくださいね(たべさせてください)







病みとか闇堕ちの描写どちゃくそ難しい。


どうすれば正解なのかまるでわからん。



今回でリュリュシャちゃんは覚醒(堕落)しましたが、これ実は咲刀くんだから起きたことで、主人公くんが相手だった場合はここまで堕ちなかったり。


原作ゲームでのリュリュシャルートの難易度は精々ハードなのに対して、今回はヘルかナイトメアになっております。


そうなった原因?主人公くんと咲刀くんの魂の質の違いです。


初対面でのリュリュシャの様子とか見て気付ける要素はあったのに、何の対策しなかった為に難易度ががん上がりしました。


つまり、咲刀くんが悪い。





作者のやる気が絶好調になりますので


よろしければブックマークや評価の方もお願い致します


星が増えると作者がかなり喜びますので是非お願い致します

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