表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
恋はかげろうの中に  作者: ルイ シノダ
PR
17/26

第五章 決断 (2)

奈緒は、ジュンへのわだかまりが消え、お風呂に入ります。まるでジュンと一緒に入るような気持ちで。お風呂を出て自分の部屋に戻った奈緒は、ベッドに入りますが。

(2)


 お風呂を出ると二階に上がった。ジュンへの疑いが、自分の勘違いだと分かった奈緒は、心が穏やかだった。髪の毛をバスタオルで綺麗に拭いた後、ドライヤーで髪の毛をブローするように乾かした。完全に乾く前にドライヤーを送風にしてブラッシングをすると髪の毛が輝くように綺麗になった。

今の流行の様な色は付けていない。純粋な黒髪は少し重い感じもするが、そういうことはしたくなかった。ドレッサーに映る自分の姿に少しだけ微笑むと、ベッドの上に横になり、ヘッドレストの上に置いてある本を手に取って読んでいると、いつの間にか上の瞼と下の瞼がキスをした。


いつの間に眠ったのだろうか。意識が少し戻ると、お風呂に入った後、それまでの事が勘違いだったと思うと急に疲れが出たのだと思った。

目を薄く開けてベッドのヘッドレストにある時計を見ると、まだ二時半だった。まだ一杯眠れる。明日は日曜日。そう思うと眠りにまたついた。

何となくうつつの中で、自然と右手と左手が胸の下に行った。両腕が添うようにしている。やがて右手が、自然に自分の左胸の下にゆっくりと動いた。柔らかな胸が指に触れる。

そのまま、ゆったりとした胸の下から上に手のひらが上がって行くと、和らか中に少しだけつんとしたところがあった。

なにも考えずに手のひらを覆うようにそのまま持って行った。ジュン。初め何気なく頭の中で彼と一緒に居るように感じながら、触るとなぜか気持ちが良かった。

下から上に手のひらで覆うようにしながらトップを手のひらで触り、優しく撫でていると気持ちが良かった。

頭の中は、半分寝ている。何故か左手が下に降りて行った。自然にそのままにしていると左手が、お腹に触れた。

柔らかい感じだ。軽く触りながら更に下に行くとパンティのゴムに指が当たった。一瞬躊躇したが、そのまま、少しだけ指でゴムを上げて、左手をゆっくりと入れると毛の生えた小高い丘が有った。

更に指を伸ばすと、するっと入る自分のそこが湿っていた。初めて自分で触れた。お風呂で洗う感覚ではない。

ジュンが、してくれるように中指を進めるとプチッとしたものが有った。クリ・・自分でも分かっていた。

「あん」

自分でしながら一瞬声がでた。少しだけ中指でゆっくりと触っていると気持ちがよくなって来た。右手で触る胸も段々強くトップだけ触るようになっていた。

中指だけでなく何となく人差指も一緒に入れながら更に奥に入れるとぬるっとした感じが有った。

初めての経験に興味を持ちながら、ジュンがするように抜き差ししてみた。気持ちが良かった。更に指を深く入れながら、上の方に強く擦るようにするとたまらなかった。

「だめ、だめ。こんなこと。だめー」

思わず声が漏れた。更していると

「気持ちいい。ジュン。来て」

そう思って激しく指を動かすともう我慢できなかった。二本の指が自分の一番感じるところを激しく擦っている。更に右手で激しく胸を揉みながら左手で激しくそこを擦った。

「ジュン。来てー。我慢できない」

たまらなかった。やがて感情が頭の先からつま先まで貫くと、そこの奥から熱い物が出て来た。足が緊張して固くなる。そのまま意識を失った。


カーテンから陽の光が差し込んでいた。あっと思うと、まだ手がパンティの中だった。

ジュン。会いたい心の中で呼びながらパンティの大切な部分が当たる所を触ると濡れていた。

ちょっと悪戯に、もう一度そこを軽く触ると、何となく気持ちよかったが、朝だと思うともう止めることにした。

私ってエッチなのかな。ふふっ。でもいいの。ジュンがいるから。と笑うとそのまま起きた。

「今日は、何しようかな。ジュンとは会えないし。吉岡さん・・やめとこ。やっぱりジュンがいい。昨日の事は、私の勘違いだったんだから」

 独り言を言いながら家着の短いショートパンツとTシャツを着ると階下に降りた。


ジュン頭の中に奈緒の声が入って来た。ゆっくりと頭の中が覚めると目覚まし時計を見た。七時半だ。そろそろ起きるか。何で奈緒の声が聞こえたんだろう。不思議に思いながら、着替えると顔を洗う為に階下に行った。

 洗面所で顔を洗いながらやはり気になった。朝食は、瞳と一緒に食べることになっている。渋谷なら家からで三〇分あれば十分につけることを考えると、もう一度部屋に戻った。

スマホを手に取ると

<おはよう。良く寝れた>

と入力すると送信をタップした。


着替えて、ダイニングで食事をしているといきなりスマホが震えた。誰と思いながらスクリーンを見ると淳と映し出されていた。

「ジュン」

つい声を出した後、タップするとメールの中身を見て、ふふっと笑った。返信ボタンをタップすると

<おはよ。どうしたの。メール嬉しいけど>

<奈緒の声が聞こえたみたいで>

そのメールに舞い上がるほどに嬉しくなった奈緒は、

<分かった。心でジュンの事呼んだの。会いたいって。奈緒、嬉しい>

奈緒からのメールに心が揺れた。今日は瞳と約束していると思うと

<とても会いたいけど、仕事だから仕方ない。奈緒の事、思いながら出張して来る>

<嬉しい。金曜日ね>

<うん>

最後のメールにジュンは、心が揺れた。奈緒の心の言葉が聞こえる。そう思うと自分自身の呵責に心が揺れた。

いつの間にか。八時を過ぎていた。


 娘の昨日とは違う表情に

「どうしたの。奈緒子」

「うん、ジュンに会いたいって心で言ったら、通じたみたいで。彼がメールくれたの」

「そう、良かったわね」

やはり昨日の態度は、恋する乙女の一瞬か。と安心すると奈緒の母も笑顔になった。

「今日は、会わないの」

「うん、明日からシンガポール出張だから準備で忙しいんだって」

「そうなの、大変ね」

「仕方ないわ」

そう言うと嬉しそうにコーヒーを飲んだ。


八時過ぎまで奈緒とメールをして、少し遅れ気味なったジュンは、急いで着替えると用賀駅に向かった。電車がホームに入ってくる音がする。急いで階段を駆け下りると電車に飛び乗った。

渋谷のホームに電車が入ると急いで階段を昇り、左に回ると瞳が交番の前で立っていた。今日は、白いブラウスに少しオレンジ色の爽やかなスカートに白いローヒールの靴を履いている。しっかりとお化粧してとても綺麗に見えた。

 ゆっくりと歩いて行くと視線が合った。急に彼女の顔が輝いた。近づいてくる。

「待った」

「ううん。今来たばかり。それにまだ、九時前」

笑顔のままに言うと

「朝食どこにしようか」

「そうだな。昨日見た映画館の二階に素敵なコーヒーショップがあるからそこにしようか」

「うん」

頷きながらそう言うと左に並んで歩き始めた。


「昨日、お母さんどうだった」

「どうだったって」

「家に挨拶に行って、その後、九時過ぎには、帰ったでしょ。お母さんどんな反応したかなと思って」

「なにを期待しているの。普通だったわよ」

「そうか。じゃあ、やっぱりあの時間に帰ったのは正解だったんだ」

意味が分かった瞳は、下を向いてコーヒーカップを手に取った。何となく、会話の方向がまずいと思ったジュンは、

「瞳、国立新美術館に行かない」

ちょっと不思議そうな顔すると

「色々な作品が置いてある。建物も総ガラス張りの曲面の素敵な作りをしている」

「国立新美術館」

少し考えた後、

「いいよ。ジュンが、行きたいなら」

さっきの言葉で、昨日の件が頭に戻った瞳は、取りあえず他の事をするならと思った。


「初めてだけど、素敵なところね」

一階にあるレストハウスの外でコーヒーを飲みながら言うと

「うん、結構いいでしょ」

その後の言葉が続かなかった。ただ、黙ったままに瞳は目の前にある公園を見ていた。ジュンは、分からなかった。

昨日までは、間違いなく瞳と体を合わせたかった。でも、今日の朝、奈緒の言葉が体には入った時、そして何気なくメールした。その何気なくは事実だ。奈緒が自分を呼んだ。そしてそれが自分自身の体の中に聞こえた。間違いなく奈緒の声。それは、初めての経験。生まれた初めてだった。奈緒は、自分自身。

そんな思いが、心の中に芽生えた。瞳の魅力は、確かに引き込まれそうにある。でも奈緒は、あの時、自分を信じて素直に時を流れてくれた。どうすれば・・。


外の景色を見ながら何も言わない目の前にいる男に

「ジュン、どうする」

「えっ」

「えっじゃない」

自分の顔を真っ直ぐ見ながら言う瞳の言葉に一瞬だけ躊躇した。

「何考えているの。さっきから視点が合っていない」

何も言えなかった。事実だった。無言の時間が流れた。瞳はジュンの顔を見ながら

「知っているわよ」

その言葉だけで十分だった。瞳の言葉は、私とその女性どちらを選ぶのと言う風に聞こえた。言えなかった。瞳の目に自分自身の心の底を見られているような気がした。

「昨日の約束。どうするの」

その言葉に私ともう一人の女性のどちらを選ぶのと聞こえたような気がした。

「えっ」

「もう、信じられない。私帰ってもいいの」

瞳は、それほど深い質問ではなかった。ただ、今日、ジュンと体を合わすと思っていた。それだけに下着も思いきり気を使った。朝食を取った後、いきなりホテルはいやだと思ったが、彼が美術館に連れて来てくれたことで、自分自身に気を使ってくれているのだと思った。でも今目の前にいる彼は何かを躊躇している。

「ジュン」

目一杯彼の目を見ると

「行こうか」

恥ずかしそうに頷きながらテーブルを離れた。


自分の心に迷いがありながら、足はそのまま六本木方向に向かった。やがてT字路に出ると、目の前の素敵なシティホテルに入った。

瞳はここならと思った。いわゆるその手のホテルは、いやだった。彼と一緒に部屋に入ると、優しく彼が包むように抱きかかえてくれた。唇を合わせながらブラウスのボタンをゆっくりと外してくれている。

まかせるままにしていると、手が後ろに周りブラのホックが外された。今日は、彼の為に素敵な薄オレンジのブラとパンティを付けている。本当はしっかりと見てほしかったな。と思いながら、彼の心地よい口付けに体を委ねていると、ブラのホックが外された。

そのまま、胸に手が来るのかと思ったが、スカートのホックに手が伸びた。左にあるホックが外され、スカートが落ちると彼の手がお尻に伸びて来た。

そのまま、回るように大切なところをお尻側から触り始めた。すでに自分自身が濡れているのは、分かっていた。でも気づかれたくなかったが、パンティの布の上からでも分かったようだ。

「ジュン、ベッド」

唇を話して言うと、ゆっくりと抱かれる様にして、ベッドに倒れこんだ。目をつむる私に軽く乗るようにしながら右胸のトップに口付けした。

「あん」

思わず声が出た。左胸もトップが思い切り手のひらで触られている。気持ちよかった。そのままベッドの中で、彼に全てを委ねる様にしていると、やがてゆっくりと彼の右手が胸からお腹にそして毛の生えた小高い丘を越えて一番感じるところに降りて来た。

 最初、指を上の方の中に入れると、一番感じるプチッとしたところに、指を下から持ち上げる様に手を掛けた。ゆっくりと撫でている。

「あっ」

 少しづつ、強く擦り始めると体の中に強く刺激が走った。

「ジュン」

 その言葉に唇がゆっくりと胸からお腹にそして小高い丘に降りて来た。自分の体を下げて私の足の間に入ると両方の足が思い切り開かれた。思い切りM字の様になっている。明らかに、彼に自分の一番大事なところが開けら見られている。

「あっ、ジュン。だめ」

何も答えずに彼は下を一番感じるプチッしたところの下に下唇を入れ持ち上げるように吸い付いて来た。

「あっ、だめ、そこ、だめ」

初めての時とは違った強烈な感覚が走った。更に彼は思い切り吸い付いてくる。たまらなかった。

「あっ、うそ、うそ」

激しく反応する体が、段々自制心を切らしていった。更に、両方のひだを吸うように強く押し付けて来た。たまらなかった。

更に彼の唇が降りて来る。えっと思った時は、遅かった。信じられない感覚が走った。あそこともう一つのつなぐ場所を口付けしながらもう一つの穴に口付けされた。

「ジュン、うそ、止めて」

手で、一番感じるところを触られながら唇であそこを吸い付かれている。もう一つの腕の指がそこを貫いた。

「あうーっ、くーっ。やめてー」

我慢できない程の感覚が襲ったが、それは、段々快感になって行った。信じなれなかった。まだ彼に体を許して二回目。ここまでされるとは思わなかった。そして自分自身が、こんなに感じることも。

「ジュン、だめ、入ってお願い」

自分でも信じられない言葉が出た。

彼は、一度起き上がると、私の両足を持ち上げた。丸見えだった。そして、大切なところを指で押し広げられると彼がゆっくりと入って来た。

 はじめはゆっくりとそして徐々に激しく腰を動かして来た。

「あっ、あっ、どうしよう。信じられない。ジュン」

自分でも理解出来ない感覚が襲った。そして強烈に体を貫いた。自分の大切な奥から熱く出てくるものが有るのが分かった。

 彼は、更に強く打ち付けて来た。たまらなかった。

「ジュン、だめっ、だめーっ」

たまらなかった。初めての時は、流れの中に身を任せた。でも今日は自分の意思で体を合わせている。更に二回目の感情が訪れると

「あーっ、止まらない。どうしよう」

激しく突き上げる彼の背中を支えながら、思いきり自分自身の感情を出していた。信じられなかった。こんなこと言うなんて。こんなこと何億光年も遙か彼方の出来事と思っていた。でも体が二回目で受け入れている。

「瞳、我慢できない」

彼の言葉に自分の自制心は切れていた。危ないかも知れない。でもそんなことは、はるか彼方に飛んでいた。

「いい」

やがて自分の中に思い切り彼の感情が、吐き出されるのが分かった。そして自分も三度目の感情で駆け上がって行った。ゆっくりと彼が自分の体に重なってくる。そして耳元で

「瞳」

と呼ぶと唇が重なった。少しだけそうしていると、また彼は唇を下げて行った。さっきと同じように自分の一番感じるくりっとしたところを下で中から上に舐め上げるとたまらなかった。

「ジュン」

声が止まらなかった。そしてまた、激しく彼が突いてくる。彼の心を受け入れているような感じがした。思い切り合わせるように、激しく腰が動いた。自分が信じられなかった。

自分の感情だった。やがてもう一度彼が、感情を自分の中に出すと自分の体に合わさって来た。

目を見ながら唇を合わす。私は目を閉じたままだ。ただ、まだ彼が自分の中にいる。気持ちがよかった。これは、こういうものなのかと思った。もう二七歳おかしい年ではない

彼に抱かれながら、何故か冷静な自分がいた。

 彼が大きく息をしている。

「ちょっと、がんばちゃった」

また口付けをして来た。

「うん、とても」

彼がまだ自分の中にいる。また彼がゆっくりと腰を動かし始めた。

「あん、あん」

私は目を閉じて、体に流れる感情を味わっていた。たまらなかった。こんなこと好きとは思わなかった。でも彼の動きに自分の体が反応している。声が自然と漏れた。また、激しく突き上げられた。経験したことのない感覚が体を突き抜けている。

「瞳、気持ちいい」

答えないままに頷くと感覚が頂点に達した。

「あん、あん、あーっ、だめー」

自分の腰を持ち上げながら思いきり自分のそこを彼と一緒に合わせた。


気が付いた時は、自分の右で彼が眠っていた。何気なく自分の大切なところに手を置くと、どろっした感じが有った。

 天井を見ながら信じていいのかな。そんな思いがよぎった。そしてまた眠った。


「瞳、もう五時だよ」

唇を合わせながら言う彼に目をゆっくりと開けると、自分から唇を合わせた。

「しちゃったね」

「うん。思い切り」

彼の目を見ながら

「信じていいよね」

言葉の深さを感じた。

「うん」

心の底のとげが刺さる事感じながら答えた。


ジュンへの思いが、強い程に出ている奈緒。そして瞳との関係が深くなるジュン。時間が解決してくれると思っているジュンは、時だけを過ごしていきますが。

次回もお楽しみに。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ