インターハイ予選(2)
ピッ
この笛の音を聞いた事はあるだろうか
この音は
コートの中のどちらかが得点したときの音である
0-1
「切り替え切り替え」
最近でかくなっていたキャプテンの声が少し小さい。
それどころか周りの声も少し小さい
「まさか一回戦でこんな強い相手に当たるなんてな」
「な」
「これじゃどっちにしろこの大会は勝てなかったんだな」
27分後
19-24
宇治露高校第一セットセットポイント
「相手のキャプテンのサーブはすごいな。うちはレシーブが上手くはないからこれだけで11点取られてる」
ピー(サービス許可の笛)
サーブトス。完璧。
一瞬でこっちのコートに近づいてくるまるでナイフのようなボール。
昔やっていたソフトテニスのように、ボールが変形して見える。
ダンっっ!!!
ピッピ―ー
0-1
「くそっ!!」
「次もセットがあるだろ。」
「だ...よな。」
いけない。これはダメだ。勝てると思っていたわけだ。
でも、圧倒的な差でセットを取られてしまった。
「絶対!!!次のセット取るぞーーーー!!!」
体育館に響き渡るでかい声
さっきまで小さかったキャプテンの声がでかくなった。
最初のころは小さかったし精神も鍛えられてなかったのに。しっかり鍛えられているようだ。
「おうーーーーー!」
ピーーーーーー!
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| 第二セット開始 |
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(ローテーション変更:両チームなし)
しゅるるるるるるーーーーーーーーーーー ダン!
バン!!!!!
レフトレフト!!!
ダン!!!
ピ!!
45分後
31-30アドバンテージサーバー
くそ、こんな大事なところで。
宇治露高校1番竹前
スッ パン
なっ!この二セットずっとジャンプサーブでやってきた最後の最後!後ろに少し硬く構えていたレシーバを嘲笑うようなジャンプフローター!
「まえーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!」
ダンっっ
ピッッピ――――
セットカウント 2 - 0
獲得点数 57 - 49
”勝者:宇治露高校”
インターハイ予選一回戦山片高校敗退




