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第10話王子様の名前が明らかに!?

ご覧いただきありがとうございます!ついに大台の第10話をお届けします!前回、音痴な歌声という名の物理的な衝撃波で(笑)見事に事件を解決した主人公。今回は、その様子を特等席で見ていた四人の王子様たちの「名前」と「それぞれの属性」がついに明かされるお披露目回です!表の華やかな名乗りと、主人公にだけ聞こえている黒すぎる「本音(心の声)」の凄まじいギャップをお楽しみください!

「それでは! 王子たちの名前を

お教えいたしましょー〜!」

 眼鏡をかけたカルトナージュ王子の

その言葉に、体育館中の女子生徒たちが「キャーーーッ!」と割れんばかりの

黄色い悲鳴を上げた。

 みんな目をハートにしてステージ上の四人を見つめているけれど、私だけは

彼らから放たれる不穏な気配に冷や汗が止まらない。

 まずは、この学校で俺様感ありありで、頭に来るとすぐキレるけれど、実は中身はツンデレな彼が一歩前に出た。

「オフィカールだ! 宜しくしねぇけど、歌音痴女――お前は覚えてろ!」 不機嫌そうにフンと鼻を鳴らす

オフィカール王子。女子生徒たちからは「キャー! 睨んだ顔も素敵……っ!」と悲鳴が上がるが、私の脳内には彼の

素直じゃない本音が流れ込んできた。

(俺は人と関わるのは好きじゃあねぇ。人に関わったらろくな事ねぇーが…

…お前とは、関わってみたいと思ってるんだよ……!)

「(ひぃぃっ! 最初の名指しが私への宣戦布告だよぉぉーー!)」

 続いて、この学園で最もおねだり上手で可愛いところがあるけれど、中身は残念な少年王子がトコトコとマイクの前に歩み出る。

「ミディティでーす! 僕のこと

【可愛い】と思う人は、この指とーまれ♪♪」 首を傾げてあざとく笑うミディティ王子に、女子たちは悶絶寸前。だけど、彼の可愛い笑顔の裏からは、どろりと

熱い執着が響いてくる。

(こんなに僕をゾクゾクさせるのは君だけだ! ねぇ、もっと僕を楽しませてよ……!)

「(可愛い顔して、狙いが完全に私をロックオンしてるよぉ……!)」

 さらに、この学園でとろけるような甘い声なのに人が良すぎる、けれど実は、束縛感がありまくりの王子が、優しく微笑みながら言葉を紡ぐ。

「カルトナージュです、宜しく! 君をもっと僕で埋め尽くしたい、君の謎を解いて君の隣には……」 

その甘いハニーボイスに体育館中がとろけそうになる中、私の頭に響いたのは、あまりにも重すぎる過保護な本音

だった。

(君を抱っこしながら授業を受けさせてもいいし、なんなら四六時中同じ部屋で過ごせたら、もっと嬉しいな)

「(ひゃあああ! 人が良さそうなのに、さらっと恐ろしい監禁計画(?)を立てないでぇぇー!)」 

そして最後は、この学園で最も研究好きで、気になることがあると夢中になって、ついには閉じ込めてしまうという、怪しげな光を瞳に宿した王子。

「キミラカーデです……。研究好きではありますが、気になることにとことん追い詰めますのでご覚悟を……」 丁寧な敬語でありながら、その視線はまっすぐに私だけを貫いていた。

(ふっ、もっと君を調べたい! 君は一体、どんな秘密を隠し持っているんだい……?)

「(うわあああん! 四人とも方向性は違えど、全員私のことを逃がさない

気満々じゃないのよぉぉーーっ!!)」 こうして、無事(?)に入学式と

お披露目が終了した。 四人の恐ろしい王子様たちにロックオンされて

しまった、私の波乱に満ちた学園生活。 一体、これからどうなっちゃうの――!? 気になる続きは、第11話へ!

第10話までお読みいただき、本当にありがとうございました!ついに、本作を彩る四人の美しい王子様たちの名前と属性が明らかになりました!オフィカール(ツンデレ・オレ様)ミディティ(あざと腹黒ショタ)カルトナージュ(とろける甘々・過保護束縛)キミラカーデ(敬語マッド・研究監禁)全員イケメンなのに、頭の中のベクトルが「この天然女をどうやって囲い込もうか」で一致していて、主人公のパニックが限界を突破しています(笑)。入学式初日から全員にロックオンされて退路を断たれてしまった主人公ですが、明日からの学園生活は一体どうなってしまうのでしょうか……!?「四人の王子たちの名前も本音も最高だった!」「明日からの授業や学園生活の続きが気になる!」と思ってくださった方は、ぜひページ下部の【ブックマーク登録】や、評価の【☆☆☆☆☆】を★★★★★にして応援していただけるとめちゃくちゃ嬉しいです!

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