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恐怖!森で成長の可能性を見出す粘性肉体!

『ほほう...その者が件の上位種を没収した者か』


「没収...まぁそうですかね、上位スライムの全てを奪ったうちのAI(アイ)さんです」


挨拶(初めまして)...ご紹介に預かりました、ご主人(マスター)の従順なる隣人であり複数の能力を併用することで会話を可能とした「鑑定」にして「天の声」こと、頂いた名を「AI(アイ)」と申します」


長い長い長い!長いしなんか色々初耳な事言ったぞこいつ!

従順な隣人も初耳だし複数の能力の併用って言ったか?「翻訳」で0と1を言語にしてるだけじゃないのかお前?


[守秘義務...秘密です]


「秘密です!じゃねぇよ」


『ん、どうした突然』


「あーえっと、元々脳内に居た奴が外に出たわけじゃなくて、複製をスライムに入れたって感じなので...脳内と外部に一人ずついるんですよね」


驚愕(おぉ)...私達を一人と数えてくださるご主人(マスター)に最大の感謝を」


『随分と複雑なのだなぁ...』


「獣人から引きはがした途端提案されて焦りましたよこっちも…」


古龍さんにそう説明しつつ「只の回復(ヒール)」をかける。

これで何度目になるか覚えてないが、古龍さんの体調も大分よさそうだ。


「もう体調は万全ですかね?」


『うぅむ...完璧とは言えんが、飛べなくはないといったところかな』


流石にそう簡単にはいかないか...でも確実に治ってきているようで何よりだ。


[解析完了...古龍の体内に現存する毒素は24%であり、推定二回に分けた「只の回復」で完治すると思われます]


(スライムボディ)のお前が触れて《内側(脳内)のお前が解析するの、控えめに言ってもズルいな」


「否定...適材適所です」


「一人相撲っていうんだよそれ」


うーん中々厄介なタイプのボスみたいな能力に仕上がってるなぁAI(アイ)の奴。

本体は脳内で概念として存在し続けて、外部では環境に適応しつつ他の生物を捕食することで青天井式に成長を続ける粘性の肉体(スライムボディ)と持ち前の「鑑定」で的確に相手を丸裸にして理詰めで落としていく…ギミックボスかな?


[回答...誉め言葉として受け取っておきます]


「褒めてるよー、まぁ実際凄く頼りにはなるわけだしな」


おぉ外部出力(スライムボディ)がドヤ顔してらぁ…いや可愛いんだけど古龍さんの前で胸張ってドヤ顔するとなんというか...倒したと勘違いした竜の前で余裕かましてやられる冒険者のそれなんだよなぁ…。


「うーん、負けフラグドヤ顔メスガキ風スライム(AI)...属性盛り過ぎでは?」


「憤慨...失礼過ぎでは?」


「こりゃ失敬」


『随分と仲が良いのだな...』


というか天の声だった「鑑定」が今AI(アイ)として隣と脳内にいるこの状況。

その夢を見たのもこの洞穴だったんだなぁ。


「ある意味出会いの場所な訳だ」


『ふむ、意図せずお主を成長させる形になったのかの?』


「うーん自分の成長というより、新しい味方が出来たから...友達作りの手伝い?」


『この世界の人間で、その偉業は恐らく初じゃろうな...』


古龍さんに友達作りの手伝いをしてもらう人間...小説のあらすじで書かれてたら興味は引かれそうだな。

買うかどうかは別として。


[質疑…私や他種族との深愛(ハーレム)を描いた作品と言えば千客万来では?]


「詐称にならねぇ?」


いや否定はできないけど...そういえばおいてきちゃったけど小ルラウネときゅーちゃん大人しくしてるかな。そろそろアラク姐さんも戻ってきてるかもしれないし、本拠点に戻るかな。


「それじゃ古龍さんまた来ますね」


『いつでも歓迎するぞ...そうだ、最初にその者のことを聞いてからずっと試してみたかったのだが…』


ご主人(マスター)の命令であれば何なりと」


「なんですか古龍さん?」




『......そ奴にわしの鱗を捕食させたら竜になるのでは?』


スライムボディは本来物理耐性が高い。

ただ"核"を持った個体は無効ではなく耐性止まりになってしまう。


え、AI(アイ)さんはどうかって?

あの人大事な”核”をご主人の体内に放置しながら外出て活動してるから無効+自己再生+弱点を隠している


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