ライプニッツの悪の問題に挑戦してみる
ライプニッツと言えば、17、8世紀の哲学者として有名ですが、そのライプニッツは神は完全だと言いました。しかし、ここで問題にぶち当たります。”悪の問題”です。神が完全なら悪は起こらないはずだというのがライプニッツの頭を悩ませることになりました。
そこで、ライプニッツの弟子(自称)である。ライプにっつ2こと私がこの問題に挑戦してみようと思います。
まず私には神は完全という解釈はありません。
え? もしかしてそれで片づけるつもり? と言われてしまいますね。
もちろんこれは私の見解なだけであって、今回は神は完全というスタンスで見解を述べてみたいと思います。
キーワードは”自由意志”です。
神は人間に自由意志を与えました。さて、ここで問うべきものがあります。
神が自由意志に介入して人間を助ける。それは善か悪か?
私の答えとしては悪です。人間の視点からしたら善です。しかし、神の視点からしたらどうか?
神が人間に自由意志を与えた目的。それは人間の手で自立して世界を作っていってほしいに他なりません。
そこに神が介入するのはその目的を阻害することに繋がります。だから悪です。
ちなみに私はここでもライプニッツさんと同じように頭を悩ませることになりました。
それは私の経験です。私の命が助かったこと。
詳しく説明すると私は入水自殺をしようとしました。溺れてる感じもあったし、意識は遠のいていった。しかし、急に意識が戻って、波から逃げて生き残ってしまったんです。
神が自由意志に介入すべきでないならこうなるのはおかしい。
しかし、答えはすぐに分かりました。
エトさんを含めた霊界の人が私の命を助けました。
霊界の人は神ではありません。つまり私は霊界の人の自由意志によって助かったわけです。
当然、神は自由意志に介入は出来ないので霊界の人の自由意志にも介入しなかったわけですね。
結論。神は自由意志を尊重するからこそ悪を許した。であるからにして、神が全能(私の解釈からしたら全能ではないが)はきちんと成立する。
異論はあるかもしれませんが一意見として見て頂ければ幸いです。




