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15話

最近アニメなどでもTS展開増えてきましたね。


そこで私はこう思うのです。




いいぞもっとやれ。とね。







今回はちょっとした。息抜き的なあれです。

ある人がこう言った。


『一人殺せば殺人だが

100万人殺せば英雄だ』と。





















『戦争』


それは人と人どうしが争い、人の命が散っていくお越してはいけないとされてるもの。私達兵器が生まれた理由。その多くは略奪、土地の奪い合い。


戦争を好きな人はあまりいないだろう。いるとすればその人はその人で何かあるかもしれないが私は嫌いだ。


この戦乱の世の中誰もがこう思ってたんだと思う。


『早く戦乱の世を終わらせたい』


私だってその一人だ。救える人はできれば救いたい。犠牲は最小限で済ませたい。あの第二次世界大戦のような悲劇をお越してはいけない。と思っている。



これは私が見た夢の話。


私の先輩、戦争を終わらしたい、国を守りたい。

その一心で戦った。伊400の見た景色。


「シイナさん。大丈夫ですか?顔色が優れませんが」


「ん?あぁ、ミッドウェイですか、大丈夫です。少し夢を見ただけですから」


「良かったぁ。ずっと声かけても起きないし、でどんな夢を見てたんですか?」


「私の先輩の夢だった。」


「シイナさんの先輩?」


「あぁ、それはーー」












最初に見た景色、それは造船所だった。



だんだんと作られていく体。設計者さんたちの努力の結晶。

そして、パナマ運河の攻撃で相手の増援を遅らせるのが私の役目。

そんな軍艦の九十九神として生まれた私。

「おーい、シオ!ご飯持ってきたぞ!」

そして、そんな九十九神をこの造船所で唯一見ることができる人が私を呼ぶ。


「はーい、今行くから待ってて〜」


私は伊400、シオって呼んでください。



ーーーーーーー



「へ〜あの時の軍艦たちにも九十九神がいたんですね。」


「うん。夢の形としては私がシオ先輩になってて話が進んでいきました。」


「それで、続きはどうなるんですか?気になりますぅ。」


「うん。次に見えたのはーーー」


ーーーーーーー



みんな艦載機を組み立てる練習をしている。

今は太平洋を横断している途中ぐらいだろうか。


「シオ」


「あ、尾田」


私に呼びかけたのは唯一私が見える海兵だった。


「練習しなくていいの?」


「ん?あぁ、大丈夫じゃ。心配せんでも休憩中じゃ、あ、さっきトビウオとったからあげようと思っての」


「え、やった。トビウオかぁ。」


その時からかもしれない。私が彼に惹かれていったのは。


「こらぁ、尾田〜何サボってんだ〜。休憩時間過ぎてるぞ〜」


「え、嘘ぅ。」


「早く行ってきなよ。晴嵐の組み立て役なんでしょ?」


「おぅ、10以内に組み立てれるようになっちゃる!んじゃなシオ!」


「ふふ、期待はしてるよ。」


そんな笑い会える日常が続くと思ってた。けどあの指令が出るまで。



「なに!?本土に戻って来いだと!?」


「はい、支給本土に戻って来るよう通信が。」


「何を今更……仕方ない。呉港に戻るぞ!」












「くそっ。ワシがあそこまで頑張った意味がなかったんか。」


「尾田……」


本土に戻って来い。それはいわゆるパナマ運河の作戦を放棄しろという事、尾田達の練習が水の泡になるということだった。


「はぁ、仕方ないか。これも上の命令じゃし。」


「でも」


「シオいいんじゃ、お国のため。わしゃ頑張るだけじゃ」


「尾田、ふふ。らしいね」


「それに、わしシオ好きじゃし」


「なっ、なな、何言って……」


「ま、返事はいつかくれ」


でも運命とはあまりにも残酷だった。












ーーーーーーー




「へぇ、シオさんは尾田さんのこと好きだったんですかね。」


「好きだったんじゃないですかね。あんなに動揺してましたし。」


「でも、なんか叶わぬ恋だったんでしょ?」


「はい。」


ーーーーーーー



「シオ、わしはこの作戦。『死んでこい』と言っとるように思えるんじゃ」


「仕方ないですよ。私は兵器ですから。」


呉の港に帰ってから出された指令。それは妹の伊401、シオイと艦隊に奇襲攻撃をする事。けどそれはあまりにも危険が伴うこと。


「わしはシオとずっといたいんじゃ。」


「尾田、それは」


「わかっとる。わかっとる。しかし、わしはシオが好きじゃ」


「尾田……」


私は尾田が好きなんだろう。彼のことを考えると顔が熱くなる。妹のシオイに聞いてもお姉ちゃんが恋してる!?って驚かれたりもしたし。



「尾田、まもなく401と合流だ。持ち場につけ」


「了解!じゃ、シオ答えは」


「作戦が終わったら言います。」


「あ、おう!」


あの時は無事に終わることだけ祈ってた。けどあのラジオを聞くまでは。






「日本が……負けた?」



周りから嘘だとか信じられないとかの声が上がってる。そうか、やっと終わるのか。


「これより、呉港に戻る。」



それから晴嵐を海に捨てたあと、私達はアメリカの軍艦に見つかり横須賀の港まで行った。



そして、乗組員解散の日。この日はアメリカに私を渡す前の掃除をするらしい。



「シオ……」


尾田……いろいろあった。いろんな事話したりした。

けどこの気持ちだけは伝えておかないと絶対後悔する。


「尾田……ありがとう。大好きです」


「シオ!わしは!」


「私はアメリカで頑張ります。ですから尾田も頑張ってください。ちゃんと別の人見つけてくださいよ?孫とか私見てみたいです。」


「シオ、おぅ!任せとけ!アメリカで頑張れよ!」


と涙を流しながら笑う。


「あの尾田。お願いなんですけど。」


「なん!?」


「ぷはぁ、はぁ。これで未練はありません。」


「い、いきなり接吻するな!」


「おーい尾田〜何サボってんだ〜」


「ん?あぁ、じゃあシオ、元気で。」


「あなたもお元気で」


ーーーーーーー



「なんか、涙出てきました。」


「そこからはあまり覚えてないかな。史実通りだとアメリカに沈められるけど。」

「そんなのあんまりですぅ」


「まぁ、あなたを作った国なんですけだね」


「あ、そうでしたね。」


おい。











ーーーーーーー



「シオ、孫が先に死んでもうた。なんとも不思議な子じゃった。わしの乗ってた潜水艦を好きになるなんてのぅ。あの子も今頃潜水艦に乗ってそうじゃわい。シオ、できたらじゃけど。わしの孫のこと頼んだぞ。」


ーーーーーーーはい!任せてください!




「ふっ、これで安心して逝ける。」




尾田典昭 享年98


ーーーーーーー





「そう言えば、私の祖父に似てたような。気のせいか」



今日も仕事しますかね。




尾田さんは架空の人です。


シオさんの容姿ですがいつもどおりお任せします。

設定としてはシイナの母みたいな感じですかね。シオさんの設計を元に作られてるし。



では見てくださりありがとうございました。

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