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禁断の恋を死から  作者: 蒼檸檬
禁断の恋を秘密を
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21/36

二十一話 暇なときは二人で、

#クソ害児少年の事件簿

↑友達が最近ずっと言ってるw

今日も今日とてカフェでいつも通りの料理を食べながら、雑談をする。

他愛もない話が一番幸せなんだろうな。

こんなことで来てる間がとても大切なんだろうな。

そうポエマーのように考えてしまう。

現世での話は、俺が話すのも、奈央が話すのもホントに些細なことばっかなのに懐かしくて、面白いことしかない。

今日もそんな思い出を掘り返す一日になりそうだ。


「エヌってさ、なんか現世の時の話とかないの?」


突然振られた話に明らかに動揺しつつ、いいネタがないかと急いで脳内検索を始める。

どう頑張ってもしょうもない話しか出てこない。

やばいな。

ま、いっか。


「めっちゃしょうもないんだけどさ、授業忘れて先生来ないことってあるじゃん。

あの時にさ、無駄な正義感振り回し女が先生呼び行きやがってさ、みんなでそいつのことをクソ害児って呼び始めたんだよ。」


「クソ害児?」


「ああ、めちゃめちゃ害を与えてくる子供っていうのかな?

で、クソ害児って言うの。」


そう言うと、奈央は理解したのかうなずいた。

ただ、この後のオチを考えないで話し始めたせいで冷や汗をかきそうだ。

かきそうってか、かいてるかもな。


「そいつなんでもかんでも先生にチクり魔すんの。

俺が友達と歩きながら帰っててさ、そん時に友達のチャリに傘引っかかって傘ぶっ壊れたの。

そんで友達のチャリ、もともと変な音なってたんだけど、それきっかけに高音だけじゃなくて、低温まで出るようになったの。

それを見てたクソ害児がなんか先生に言ったらしくて、よくわかんない説教受けたのがめっちゃうざかった。

そういうやついたっしょ?」


めちゃめちゃ愚痴になってしまったが仕方ないと言い聞かせる。

まあでも、話上手いことつなげれてよかったわ。

ガチ目に焦りながら話してたわ。


「いた、いた!

ほんとにめんどくさかった。

絶対自分が正しいって思ってるから、話通じないんだよね。

だから、避けるのに、避けるなってひどい話だよね。」


意外に奈央にも不満がたまっていたらしく、共感してもらって一安心だ。

安堵の深呼吸が出そうになったので、カフェオレを口に含んでみる。

苦すぎず、甘すぎない。

絶妙なラインの超絶品カフェオレだ。

相変わらず堪んねえな、この店と言い、マスターと言い。


「ここにいると、愚痴って言うかさ、不満とか文句溜まんないんだよね。

現世にいた時はすっごい些細なことでも溜まってたのにさ。

淀ってなんかストレス軽減するなんかがあったりすんの?」


「聞いたことねえな。

まあ、でも、奈央の言いたいことも分からんでもないな。

俺も結構嫌いな奴とかにすぐイライラしてたからストレス溜まりやすくて大変だったけど、ここ来てからはストレスマジでないな。

良く気付いたな、奈央。」


「でしょ。」


にやけながら言う奈央。

相変わらずかわい、、、、、、、

いけない。

こんなことは考えないようにしようって決めてたのにさ。

自分の想いに忠実になったら絶対だめだ。

なにせ俺も死神って立場だしな。

そうだぞ、俺。

しっかりしろよな。


「そうだ、現世にいた時にさ。

人前でめっちゃいちゃつくカップルいなかった?」


「いた!

あれ仲いい友達だったら、

『人前でいちゃついてんじゃないよー』っていじれるけどさ、あんまいじれるような関係性じゃないのがたまにいるからそれはやだったなー。

なんかすっごい懐かしい感じするね。」


「ほんとそう。

見るに堪えないんだよな。

見たくなくても視界に入ってくるからすっごい嫌だったな。

羨ましいとかそういう感情通り越して妬みとか憎しみ?みたいな感情になってたから。

俺、好きな人いてもいい感じになれてなかったからさ。」


「まあ、エヌはそんな感じだろうなぁ」


めちゃくちゃ笑いながら、罵るって言うのか?

あざけ笑いって言うのかな?

めっちゃ馬鹿にされた感が否めないな。

奈央は俺が内藤だって知らないもんな。

結構言ってくるな。。。

まあいいんだけどさ、知らないってわかっててもなんか結構苦しいな。

まあまあ刺さるんだよな。

そんなもんなのかな?

よくわかんねえな。


「あ、そうだ。

ウチの学校さ、担任が40代ぐらいの独身の男の人だったの。

その人がさ、別のクラスの担任の30後半ぐらいだったかな?

の独身の女の人と言い感じになってるって噂になってたんだけどやばいよね。」


そう言いながら笑う奈央。

当然同じ学校だったので、知っているけども、ここでは一応知らないふりをしといてみるか。


「ええ、そんなマンガみたいな展開あるんだ。

いや、漫画でもあるかな?

なんか嫌だなぁ。

もうちょっと若くてさ、20代くらいの人達だったらいじったりできたかもだけどさ、30、40代はね、キレてきそう。なんかノリ悪そうじゃん。」


共感するようにうなずいている奈央。

こんなにも馬鹿みたいな馬鹿げた、しょうもない話なのにそれだけをしているだけで、心が満たされてしまうのはなぜなんだろう。

どんなに暇であっても、奈央といたら一瞬のことになってしまうのはなぜなんだろう。

凄く共感できる話をして、あほみたいにずっと話していられる。

暇な時こそ、二人でいたら最強なのかもしれないな。

投稿遅くなってすみません。

頑張ります。

今回は恋愛要素フル無視です。

すみません。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 現実的で良かった [気になる点] 先生の関係続編出してください [一言] 投稿お早めに
2024/05/23 10:25 ミスター陰の毛
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