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異世界ってスゲェェェ!!(仮)  作者: ポチでボッチなポッチポチ
初めての街
12/87

12話 ここが冒険者ギルドか

宿泊費の料金を間違えていたので編集しました。1泊銅貨50枚で10日泊まるんだから銀貨5枚でした。


 俺は、冒険者ギルド来ているのだが、冒険者は出払っているのか、職員と数人の冒険者しか居なかった。

「すみませーん、冒険者登録を、お願いしたいんですが、今出来ますか?」

「はい、出来ますよ、準備しますので、少し待ってて下さいね」

「わかりました」

 やっぱり、受付は美人がやるんだね。

「お待たせしました、こちらの用紙に名前と戦闘スタイルを書いて下さい」

 俺は頷いて、名前を書いたが戦闘スタイルって分かんないな~って考えていると。

「剣をお持ちなので、剣と書いとけば大丈夫ですよ、変更は出来ますし、戦闘スタイルは、最初分かりませんから」

 受付の人に言われるまま、剣と書いて渡した。

「シュン君ですね、では、このカードに血を1滴か魔力を注いで下さい」

 俺は、カードに魔力を注いだ。

「へぇー、魔力が使えるんですね?魔法も使えるんでしたら、戦闘スタイルに魔法も書き足しておきますか?」

「いえ、使えるのは生活魔法なので、戦闘には使いません」

 雷はレアスキルなので、秘密にしとこう、今はスタンしか使えないし。

「生活魔法使えるんですか、行く行くは、魔法も視野に入れといて良いですね、生活魔法が使えないと攻撃魔法が使えませんから、ちなみにどの属性ですか?」

「火が使える程度です」

「それでも凄いですよ、ヒューマンで魔法使いになるには、魔力を知るために、厳しい修行をするそうですよ、特に無茶なのが、マジックフラワーに魔力を吸わせて魔力を感じさせる事から始める人がいる位ですから」

 ぇ? 今、何て言った・・・マジックフラワーに吸わせるって・・・の少し前に特に無茶って言ったよね?

「あのーマジックフラワーに魔力を吸わせるのが、何で無茶なのですか?」

「マジックフラワー、つたにさえ気をつければ良いのですが、一度捕まってしまうと、魔力を吸われ抜け出せなくなる、やっかいな相手です、魔法使いになろうとして、挑んで亡くなった人が何人もいるそうですよ。魔力が解っても、いきなり魔法が使えるわけじゃないのに・・・・」

 何かを思い出したのか、最後の方で少し悲しい顔を見せ耳が少し下に下がった。

 ん?ん??彼女をよく見ると耳が長かった・・・・そうですエルフです、エルフさんですよ、ネコ耳、ドワーフと来て今度はエルフですよ!!


 世界に馴染んで来たせいか、気づくのが遅れちゃったよ。


「では、ランクについて説明しますね、下からF、E、D、C、B、A、S、SS、SSSランクと上がっていきます」

 うん、だろうね。

「あの、一人前冒険者のランクはどれでしょうか?」

「Dランクから、ダンジョンへの立ち入りの許可、護衛以来、そして緊急クエストへの召集っと全ての種類が行えるようになります」

 ですよねー・・・・・こっちも普通だったわ・・・ダンジョン何てあるんだ。

「分かりました」

「次にギルドカードですが、身分証明書として使えるので、街に入る時に税金はかかりません、次に紛失した場合は再発行に銀貨が5枚必要になりますので気をつけてください」

「はい、気をつけます」

「最後になりますが、10日に1回は、以来を受けてください、病む終えない場合は除きますが、ランクの降格または、登録の抹消になります、理由は税金免除を免れる為に登録をして依頼をしない人を出さない為です」

「わかりました、ありがとうございます」

「では、改めまして、ようこそ冒険者ギルドへ」

「はい、これから宜しく居願いします」

「さっそく依頼を受けますか?」

「いえ、昨日の夕方に街に来たばかりなので、いろいろ見て回ろうと思ってます」

「ふふ、私の名前はネイル、見ての通りエルフです、街を見て回るなら、ギルドを出て左に行くと、狭い路地があるから、そこを入って行くと、私の妹が経営してる、魔道具屋があるから、気が向いたら行ってあげてね、きっと冒険者にとって必要な物があるから」

「はい、行って見ます」

 頭を下げて、ギルドを出て言われたとおり、ネイルさんの妹が経営している魔道具屋を目指した。



 ここが、ネイルさんの言ってた魔道具屋かな?看板にエルフが書いてあるし、違ったら違ったで教えて貰えばいいや。


「すみませーん」

「いらっしゃいませー、あら?ヒューマンのお客さんとは珍しいね」

 ネイルさんに、似ているエルフの女性が俺に近づいて来た、似ているって言うより双子?

「ネイルさんに、妹が魔道具屋を経営しているからって紹介して貰ったんですけど?」

「私が、妹のメイルよ、姉さんの紹介って事は、魔法が使えるの?」

「俺はシュンです、生活魔法が少し使える程度ですけど」

「それで十分よ、家の店は魔力が扱える人なら、日用品から冒険者用まで扱ってるわ、そうね魔力操作の練習のために、日用品から見てる?」

 メイルさんに日用雑貨が並ぶ棚まで案内された。

「この羽ペンは何ですか?」

「その羽ペンは、魔力をペンに集めて使えば字が書けるの」

「このポーチは何ですか?」

「それはポーチの底に魔法陣が縫い付けてあって、中に入れた物が壊れないように、保護魔法が掛けられてるの」


 日用品にも色んな物があったので、一通り見ていたら。


「姉さんの紹介って事は、冒険者なの?」

「さっき成ったばかりの、駆け出し冒険者ですけど」

「それなら、ポーションとか必要ね」

「ポーション?」

 ポーションあったんだ・・・・さすがファンタジー・・・

  


 メイルさんが冒険者用の道具が並んでる棚に案内してくれた。

「分からない事があったら聞いてね、全部、私の手作りなの」

 手造りですと!! 何か美人の手造りって聞くだけで、ドキっとしてまうのは、男のさがなのか。

 試験管の形をした入れ物が並んでた、解毒薬など回復薬が充実していた。

「下級ポーション5個と解毒薬2個と採取用の臭い遮断袋と羽ペンとポーチを下さい」

「ちょっと待ってね、計算するから・・・・銀貨6枚と銅貨85枚ね」

 お金を払い、ポーションと解毒薬をポーチに入れ、腰に付けた。

「家の店から、ギルド採取以来出したりしてるから、是非受けてね、この街の道具屋のポーションも少しだけど、私が作ったのを卸してもらってるから、家でポーション類買った方が安いから、また来てね」


 そう言えば森で『先生』から採取した『鎮静花』って何に使うんだろう?

 説明書には調合で使うとしか書いてなくて分からなかったので、森で気になった物は全部採取しといたけど・・・

「あの~鎮静花って何に使うんですか?」

 現物を出して、メリルさんに見せた。

「え!?・・・ええええ!!・・シュン君・・・・収納魔法使えたん だ・・・・鎮静花は、マジックポーションを作るのに使うの、心を静めるのと疲労を回復するの、でも疲労を回復すると言っても一時的にだから、本当に回復するわけじゃないから、もし使う時は気をつけてね」

 なるほどっと頷きながら他の花々や、木の実をだした、勿論、説明書には調合で使うとしか書いてない。


「・・・・シュン君・・・・私と契約してくれないかな?・・・・採取した物を私に売って欲しいの、買取の金額も、相場でちゃんと払うから・・・・駄目・・・・かな?」

 メイルさんが顔を近づけ、色っぽい声で懇願して来た、こんな美人に見詰められたら、誰だって動けなくなるよ・・・・

「メイルさん・・・・近いです・・・・。」

 俺の言葉でメイルさんも、今の自分の状況に理解した。


「「・・・・・・」」

 俺とメイルさんは、顔を赤く染めながら、固まってしまって、見詰め合ってる状況になってしまった。




「メイル!?何してるの?」

 その声に反応して、離れる事ができた。

「ね!?姉さん」

 ネイルさんが帰ってきて、俺たちの状況を助けてくれた。


「じゃあ、俺はこれで・・・・」

「シュン君?家でお茶して行かない?」

 ネイルさんは微笑んで、おど・・・・いや誘ってきた。


「なるほど、そう言う事だったの」

 ネイルさんに、さっきの状況を説明した。

「シュン君、さっきの話・・・私と契約してくれないかな?」

「メイルさん、俺は今日冒険者になった駆け出し冒険者ですし、有る程度のランクになったら街を出て行きますよ?冒険者になったのは、路銀を稼ぐためですし」

「それでも良いの」

「シュン君、妹のためとは言わないけど、個人契約は悪い話じゃないわ、ただでさえヒューマンで魔法が使えるってだけで注目を集めるのに、それが収納魔法だったらって、考えると相当凄い事になりそう」


 ん?俺、鍛冶屋でかっつり使ったけど?・・・あの時は感情に流されてしまった、とは言え迂闊だった。


「いい?収納魔法はね・・レア中のレアスキルなのよ、ヒューマンの魔法使い1000人中3人が持ってるかどうかって言われる位レアなのよ、そのスキルをシュン君が持ってるって知られたら、ギルドで大騒ぎになるわ、主に荷物持ちとして。」

 ネイルさんの言うとおり、確かに、収納魔法が使えるって知られて、馬車馬のように、荷物持ちとして、使われたくないな。

「でも、モンスターの素材とかは、どうすればいいの?皮とか、あんまり調合に使わないよね?」

「それなら、私がシュン君の担当受付になるわ、それなら、収納魔法を使って出しても平気よ、個室で買取室が使えるから、勿論ギルドマスターの了解を取らないと行けないけど」

 確かに、悪い話じゃないと思う。

「分かりました、ネイルさんメイルさん、これから、宜しくお願いします」

「「こちらこそ、よろしくおねがいします」」

「明日、ギルドに来るんでしょ?」

「はい、行きます」

「個人契約と担当受付の手続きをするから、ギルドに来る前にメイルを連れて来てくれないかな?」

「分かりました」

 何か登録して依頼を1回もやってないのに、個人契約と個人受付までする事になったよ。

「では、俺はこれで、失礼します」

 俺は、店を逃げるように出て行った、美人2人と一緒に居るのって結構きつかった。



 俺は店を出て、雑貨屋を一通り見て宿へ帰る事にした。



 あ!! メイルさんの所に、鎮静花とか置いてきちゃった・・・・まっいっか明日会うし。

皆さんに読んで頂けて、本当に嬉しいです。


拙い出来ですが、完走を目指して行きたいと思います。


これからも、宜しくお願いします。

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