↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
天使の弁護人 ~ノルマ未達の担当天使(Ray)が、現世にもどって彼女の冤罪を覆すまで~お仕事コメディ×シリアス法廷劇   作者: やままり


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

1/3

第1話 罪の重さと、ふたつの影

「私が罪を被れば、すべて終わるの」


冷たい面会室の蛍光灯の下、星野ヒカリはただそれだけを繰り返した。

目の前で積み上げられていく証拠は、どう見ても彼女が犯人であると示している。動機も、状況証拠も、そして何より――彼女自身が「私がやりました」と微笑むその虚ろな瞳さえもが、彼女を殺人犯の座へと押し上げていた。


違う。彼女はそんな人間じゃない。


アクリル板の向こう側、恋人の零(れい)は、震える拳を冷たい樹脂の壁に叩きつけたい衝動を必死で抑え込んでいた。


――頼むから、死のうとしないでくれ。


音楽だけでは食べていけず、生活のためにホストのアルバイトをこなす日々。

だが、そんな日常の現実も、彼女が壊れていく絶望の前ではどうでもよかった。


彼女は今、自分が救えなかった過去の代償を払うように、自ら進んで破滅の道を選んでいる。濡れ衣を着て、すべてを諦め、この世界から消えようとしているのだ。


――何とかするすべはないのか。


その祈りが届いたのか、あるいは、狂気に満ちた執念が時空を捻じ曲げたのか。

空気の温度が、一瞬で変わった。


閉ざされた空間に、ありえないほどの七色の光線が美しく満ちる。

そこに立っていたのは、ホストの零と同じ顔をした――しかし、背中に人間ではない圧倒的な気配をまとった男だった。


「……嘆くのは、そこまでだよ、零ちゃん」


高くも低くもなく、上質の楽器の音色を思わせるビブラート。

魂の奥底まで響き渡る声と、一対の白い翼。


天界から舞い降りたその存在は、冷徹なまでの美しさを湛えた瞳で、絶望に沈むヒカリを見据えた。


「彼女の命の権利は、人間が決めるものじゃない」


男は、絶句する人間の零へと不敵に笑ってみせた。


「――この裁判、僕らで勝ちに行こう」


ホストの零と、天界から来た「来世の零」。

二人の『零』に挟まれた世界で、死を望む彼女を救うための、最も歪で最も重い戦いが今、幕を開ける。

挿絵(By みてみん)

第1話をお読みいただきありがとうございます。

ヒカリの魂が今自爆モードです。

零と天界から来た「来世の零」の奇妙なバディがどう立ち回るのか――ここから物語が本格的に動き出します。


右上の**【ブックマーク】や★★★の【評価】**をポチッと押していただけると、必ずや、開運の物語が動き出します。


キャラ設定は星座で。ヒカリは太陽さそり座✕月うお座

零は孤児院育ちで本当の生年月日はわかりませんが、役場と施設の計らいで10月23日。

これがまた、てんびん座とさそり座の境目なんですね。。


ちなみに、さそり座のLOVELOVE相性

1位かに座

2位うお座

3位おうし座


右上の**【ブックマーク】や★★★の【評価】**をポチッと押していただけると、必ずや、こんな風に開運の物語が動き出します<(_ _)>

次回更新もぜひお楽しみに!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。