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Re:ダンジョン(羊?)

もうすぐ受験シーズンだーーー。。。面倒だ。


さて、ようやくボスのようだ。


「うーーん。」


背伸びして気持ちを切り替える。

さっきまで凄い暑かったけど、ここの空間(ボスフロア前)は何故だか涼しいようだ。

ありがたいよ。


シャルロット、ルミナ、イズミの3人もそれぞれ座りながら他愛もない会話をして居る。

昔と比べて今ではゲテモノとグロに耐性がついてきたようで、先ほども羊の首から血が吹き出てもあまり動揺はしていなかったし。

安定して巨大な羊、羊の頭がついた鯨、羊の乗ったガレオン船。と3層のボスを倒せて行ったんだけど。

それまでとは違った、、なんというか、このボスには嫌な気配がする。とでも言うのだろうか。

少し不安になりながらもみんなに声をかけて挑むとする。


「そろそろ行こう!」


「はーーい。」


「ん。わかった。」


「わかりました!」


シャルロットの装備は神官風の白い衣服に先端に棘の付いているメイスと50cmほどの短い杖。(某ハリーでポッターな映画に出てくる杖のような形。)

イズミは黒いローブ、そして鎖で繋がれ、空中に浮かんで居る分厚い本、あとは、腰に挿してある80cmほどの先端に紫の宝玉がついた杖。

ルミナは、、、胸と膝当てという軽装。のみ、だ。

僕はと言うと、銀色に輝くアーマーに丸い盾と言った感じだ。動きやすいように腕の部分を取り外したり、オウガにカスタマイズしてもらっているから通気性も抜群に良い。


大きな扉は少し力を加えただけで簡単に開いてくれた。


暗い奥を扉の隙間から覗くと、、、、、赤い光が二つ見えた。と思ったら、


「危ない。」


グンッと後ろに引っ張られ、尻餅をついてしまう。いきなりだったので、何?とイズミに視線を送ると気づいたイズミが僕の背後の壁に視線を移す。

それにつられてチラッとみる、が何もない。イズミが冗談を言うはずが無いと思うので、近づいて見て詳しく探ってみる。すると、見つけた。小さな穴が空いているのを、しかもちょうど僕の頭のあった高さに、だ


「どうやってわかったんだ?」


「ただ単に気配を感じて直感で動いただけ。」


穴を見つつ尋ねるも、勘で察するしかない、とは、まじで、、、、冗談きついよ。


「ダイスケ。本当に問題ないの?」


「ああ、当たってないから大丈夫だよ。」


ため息をついて後ろを振り返るとシャルロットがすぐ前にいた。心配そうな顔でこちらを見てくるため、心配ないさ、と笑っておく。


その裏、頭の中では、どうやれば攻略できるか、を考えていた。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


「今のところわかっているのは赤い目が二つ、針らしきものを飛ばしてくる。猛毒持ち。多分羊。という事しかわかっていない。あれをどうやって攻略したものか。」


4人で灯りがわりの焚き火を囲みつつ作戦を練る。


「情報量が少なすぎる。」


「特攻しちゃダメなの?」


「あ、ボスは扉からこちらには出てこないっていうのも追加で。」


イズミがバッサリといき。ルミナが最終案を出し、、シャルロットの情報に、あ、そうか。と頭の中のメモに付け加える。


そこからしばらくグダグタと話し合うも全然案が浮かんでこない。手元の飛ばされたとおぼしき針を弄りながらどうしようなーーーと頭を悩ませていたところにある声を捉える。だんだん近づいてきているのか、大きくなっていく声。聞き覚えのあるソレは、


「お、ダイスケじゃん。。。。。ハーレムが。ピーーー(見せられないよ!)して、ピーーー(見せられないよ!)されて、消し飛べばいいのに。」


キョウスケと、ゴウマ、ソウイチ、コウキのグループだった。(通称はチーム『脳筋』僕のは『ハーレム』だけど)


というかくじ引きなんだし仕方がないでしょ。と呆れのため息をつきつつ出会いを祝った。



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


「ここのボスで止まってるんなら手伝うけど、情報ってある?」


キョウスケが尋ねてくる。

そこで先程話し合った結果と、情報を教える。


「それならゴウマ使えばよくないか?」


「は?」


突然の提案に巫山戯ているのかと低い声で威嚇する。


「いや、ゴウマなら毒とか喰らわないし、なによりもスキル的にタンクができる。」


「ん?いや、それってなんだよ。」


僕の問いかけに、見せた方が早い。とゴウマを呼んでステータスを紙に書いて見せてもらう。(紙はイズミから拝借。火山地帯なのによく燃えなかったな。)

そして、驚きと、思いついた案に、ニヤリ、と笑みを浮かべた。


ゴウマ

lv----

HP10

MP700000


筋力B

魔力C+

体力S+

敏捷C

運A-


スキル

全ステータス上昇(小)

体力強化lv10

体力増加lv6

HP自動回復lv10

MP自動回復lv10


スキルが異様に少ないことが目につくだろう。しかし、固有スキルがチートだったのだ。


固有スキル

不滅(消滅に耐性を持つ、魂に関する攻撃の一切を受け付けない。)

飢餓の境地(飢えに対する耐性を獲得。空腹を感じなくなり、食事の一切を取らなくても問題がなくなる)

急速回復lv10(HP、MPの回復速度極上昇、10/s。)

根性(最大HPの時、そのHPをオーバーする攻撃を受けても必ずHPが1残る。)

MP変換(MPを消費することでHPの減少を止めることができる。)


要約すると、

毎秒HPとMPが10ずつ回復していくため。1秒以内に連続攻撃を叩き込み、なおかつ70万ものMPを全て削りきって漸く倒せる。なおかつ持久戦をすると空腹を感じないゴウマの方が圧倒的に有利。しかもスキルにより毎秒10ずつなはずなのに実際には毎秒100とかにもなりうる。あと、不滅だから《壊》系のスキルも無効化できる。


という倒しづらい、相手にとっては面倒な相手なわけだ。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


「うわぁ、、、薄々感づいていたけどまさかここまで変態化を遂げていたとは、、」


私はコアルームでこっそり覗きながらもそう呟いたのだった。


まあ、内心どうやってあれを倒すかを考えるのが楽しいんだけどね!




貯め書きなんて存在していませんからね。。仕方のない事ですわ。


⬅︎と言ってはいるけどただ単に怠慢しているだけ。

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