つるばみ色のなぎ子たち
「これまでとは違う清少納言・枕草子・平安時代を描く」
原作・監督・脚本:片渕須直
制作:コントレール
片渕監督の最新作の話。
過去の監督・脚本作品だと
アリーテ姫(2000年)
マイマイ新子と千年の魔法(2009年) -
この世界の片隅に(2016年)
この世界の(さらにいくつもの)片隅に(2019年)がある。
この中で私が観たのはこの世界の片隅にとさらにいくつものか。
この世界〜は太平洋戦争とその前後の時代を舞台に主人公北條すずとその家族や周囲を描いた作品。
空襲や広島へ原子爆弾が落とされたシーンもある。
原作はこうの史代さん。
主役のすず役にのんが声優として声を当てた事も一部で話題になった。
さらにいくつものでは本来入る筈だったがカットされていた場面も含む約40分間の映像が追加されたバージョン。
通常版では出番の少なかった白木リンのエピソードも追加されている。
ちなみにアリーテ姫やマイマイ新子は観ていない。
機会があれば観たいがその機会がない。
新作のタイトルであるつるばみ色(橡色)とは?。
クヌギのドングリや樹皮を染料にした茶色系の伝統色らしい。
特に黒橡は濃い紺黒色や黒色で喪服の色として使用されていたとか。
平安時代は優雅な時代ではなく飢饉や疫病等で多くの人が死んだ悲惨な時代として認識され始めている。
一般の民は勿論、役人や下級貴族もまた例外ではなかっただろう。
そんな時代。
枕草子を書いた清少納言や主人の定子の頃の話だそうだ。
喪服に身を包んだなぎ子達。
なぎ子とは清原諾子であり清少納言の本名とも言われたりする。
制作期間が長く未だに完成していないが、片渕監督ファンや平安時代のファン、または清少納言のファンはのんびりと慌てず騒がずまったりと待つ必要があるだろう。




