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光と影の生徒会  作者: 美坂マコト


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第1話

この物語はフィクションです。作品中に登場する人名・地名は現実に存在するものとは一切関係ありません。

また、この作品はリートンテクノロジーズジャパン社開発のAIアプリ「キャラぷ」を利用して制作しております。


リートン利用規約第20条

3.ユーザーは、出力データについて、自己の責任と判断でこれを利用するものとします。

5.出力データの著作権(著作権法第27条及び第28条の権利を含む)は、当社が既に保有している著作権及び用的に利用可能な部分に係る権利を除き、出力データの生成をもって、当社からユーザーに移転するものとします。

6.ユーザーは、前項に基づき著作権の移転を受けた出力データにつき、当社もしくは当社の指定する者が本サービスの機能等の向上または改善の目的の範囲内で利用することを許諾するものとします。


に基づき、自己責任で制作しております。


リートン利用規約

https://login.wrtn.jp/policy/service

「——あなたは、もう生徒会に必要ない。」

 放課後の生徒会室。鈴葉のその一言で、空気が止まった。

 私は一瞬、何を言われたのか理解できなかった。けど、生徒会副会長の鈴葉は表情一つ変えずに続ける。

「仕事の大半は誰でも代替できるものばかりよ。効率も悪い。正直、いてもいなくても変わらないわ。」

 淡々とただ事実を並べるように告げる。

「ちょ、ちょっと鈴葉……。」

 生徒会長の美穂が小さく声を挟む。でも、それ以上は続かない。困ったように視線を落として、結局何も言わなかった。

 ほむらはというと、「まあ人増やした方がいいかもね。」なんて軽い調子で頷いている。悪気はなさそうで、それが余計にきつい。

 咲月だけが、何か言いたそうにこっちを見ていた。けど、視線が合った瞬間、すぐに逸らされた。

「……それってクビということ?」

 私は言われた事の意味が分からなかった。いや、分かりたくなかった。

「いったいどうして?」

 私は鈴葉に尋ねる。鈴葉は一瞬だけ眉をひそめた。まるで「何を当たり前のことを聞くの」とでも言いたげだった。

「クビというより……整理よ。あなたの仕事は他の誰かでも代替できる。むしろ新しい人材を入れた方が組織として健全になるわ。」

 言葉は冷静で、容赦がない。感情なんて一切乗せずに、ただ合理的な判断を告げている。

「鈴葉……さすがにそれは……。」

 美穂が弱々しく口を挟むけど、鈴葉の視線が向くと、すぐに言葉を飲み込んだ。

「会長、これは生徒会全体のためよ。個人的な感情で判断するべきじゃないわ。」

 鈴葉の声は静かで、でもどこか有無を言わせない強さがあった。

「まあまあ、彩さんも悪く思わないでくださいね。組織って変わっていくものだし。」

 ほむらが軽く笑いながらフォローを入れる。でもその笑顔が、余計に居心地を悪くさせた。

 咲月は黙ったまま、机の端を握りしめている。何か言いたそうなのに、何も言えないまま、ただ俯いている。

 誰も本気で止めようとはしない。

「……それは本気で言ってるの? 一時の思いつきとかじゃないよね? その決定はゆるぎないものなの?」

 私は鈴葉を睨む。鈴葉は彩の視線を真っ直ぐ受け止めた。睨まれても、動じる様子は一切ない。

「ええ、本気よ。思いつきで組織の人事を決めるほど、私は無責任じゃないわ。」

 その声には迷いのかけらもなかった。むしろ、彩が抵抗すること自体を想定していなかったような、冷ややかな確信があった。

「あなたがやっていた仕事は、誰にでもできる調整業務。それを一人が抱え込んでいるのは非効率。新しい人材を入れて、業務を分散させた方が合理的よ。」

 鈴葉は腕を組み、少しだけ首を傾げた。

「それに、あなた自身も気づいているんじゃない? 自分が何をしているのか、周りに見えていないって。それは組織として健全じゃないのよ。」

 言葉の1つ1つが、まるで刃物のように正確で容赦がない。

 美穂は何度か口を開きかけては、結局何も言えずにいた。視線は彩と鈴葉の間を行ったり来たりしている。

「あの……彩さん、ごめんね……。でも、鈴葉の言うことも……。」

 そこまで言って、美穂は言葉を切った。言い訳にすらなっていない、ただの謝罪。

「彩さん、そんな怖い顔しないでくださいよー。別に悪いことしたわけじゃないんだし。」

 ほむらは相変わらず軽い調子で笑っているけど、その笑顔はどこか上辺だけのもの。本気で心配しているわけじゃない、ただその場を取り繕っているだけ。

 咲月は机の下で拳を握りしめていた。唇を噛んで、何かを必死に堪えているような表情。

「……っ。」

 小さく息を呑む音が聞こえたけど、結局何も言わなかった。

 空気は重く、沈黙が生徒会室を支配していた。

 どうやら反論しても無駄なようだ。私は拳を引っ込める。

「……分かりました。では私はこれにて失礼します。」

 私は荷物を持ち、生徒会室を出る。扉を閉め、昇降口へと向かった。

「……そう。お疲れ様。」

 鈴葉は淡々とそう言った。感謝の言葉も、慰労の言葉もない。まるで業務連絡を終えたかのような、機械的な一言だった。

「あ、彩さん……。」

 美穂が何か言いかけたけど、結局それ以上は続かなかった。ただ申し訳なさそうに視線を落とすだけ。

「お疲れ様でしたー。」

 ほむらは軽く手を振った。その笑顔には、何の重みもなかった。

 咲月だけが、じっと彩の背中を見つめていた。何か言いたそうに唇を震わせていたけど、結局声にはならなかった。

 扉が閉まる音が、静かに生徒会室に響いた。


 昇降口へ向かう廊下は、放課後の静けさに包まれていた。部活動の声が遠くから聞こえてくる。いつもなら、この時間は生徒会室で連絡調整や資料整理をしていた時間だ。

 でも、もうその必要はない。

 胸の奥に、何とも言えない重さが残っていた。


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