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7.Windows用アプリをWineで使ってみよう


 Linuxはアプリも充実しもはやWindowsアプリに頼らなくても十分活用できるレベルにあります。ブラウザで動くアプリのサービスも主流になりつつありハードウェアの垣根はどんどんなくなっていますが、ひと昔前は、LinuxでなんとかWindowsのアプリを動かしていたんです。

 これは、まだまだ使いたいWindowsアプリを、Linuxでまた使ってみる試みです。


 現代風に使用許可をネットワーク承認するようなアプリは難しく、インストール時にプロダクトIDやライセンスキーを入力するような古いタイプはすんなり通ります。

 なお、IME系の日本語入力がWindows10世代以降大きく改変されていますので、「インストールはできるのに日本語入力ができない!」という状態になっていて、日本語入力を扱う32bitアプリケーション(Office2000以前など)は現在全滅状態です。これはシステム上はっきり「できない」とされています。漢字などの2バイト文字を使わない言語圏の人には全く問題が無いらしいですな。

 画像関連とか、ゲームソフトなどが良好に再現されます。Windows95時代の256色表示のゲームアプリは無理でした。


●Wineをインストールする

・メニューから「ソフトウェア(白い買い物袋)」を起動します。

・右上の虫眼鏡の検索アイコンをクリックします。

・「アプリを検索」のボックスに、


wine


 と打ち込みます。検索できた「Q4Wine」と、「Winetricks」の二つのアプリケーションをインストールします。なおWineはWindowsエミュレーターではなく、Windowsアプリを動かすアプリです。そこは強調されていますのでエミュレーターだと誤解無きようにしてください。

 Q4Wineが本体で、WinetricksがGUIで設定ができるアプリ、という感じでしょうか

 一つのOSを再現するのですから巨大なアプリで「フリーズしたか?」と思うほどインストールは時間がかかりますので辛抱強く待ちます。


・メニューに「Q4Wine」と「Winetricks」があるのを確認して、「Winetricks」を起動します。

 メニューが連続で出ますが、「OK」、「OK」、「はい」、「OK」と何も考えずにクリックします。


 ラジオボタンの「● install a font」を選択してから「OK」をクリックします。


 リストの「☑cjkfonts」他のTitleに「Japanese fonts」とある日本語フォント全部に☑をクリックして「OK」をクリックします。まず日本語フォントを入れないといけないわけです。これを忘れると文字化けします。


 それぞれのフォントのインストールが終わるまで「OK」を押し続けます。

 終わったらwineの設定画面に戻ります。


 次に「● Run winecfg」を選択してから「OK」を押します。


 「Wine設定」の画面になりますので、下の「Windowsバージョン」を選択して使用したいWindowsアプリのWindowsバージョンをドロップダウンメニューから選択します。

 Windows7ぐらいにしておくとたいていのアプリは動きますな。


 「適用」をクリックして「OK」をクリックします。


 Winetricksが終了するまで「キャンセル」を連打します。



●Windowsアプリのインストール

 Windowsアプリのインストールディスクを光学ドライブに入れます。


・マウントされたディスクがドックに表示されますのでそれをクリックして開き、インストーラー(setup.exeなど)を右クリックし、「アプリケーションで開く」を選択します。


・関連アプリに「Q4Wine」がありますのでそれを選んで「開く」をクリックします。


・「初回実行ウィザード」が開きます。特に操作する必要がある部分はありませんので、「次へ」、「次へ」、「次へ」、「次へ」、「次へ」、「次へ」、「次へ」、「完了」をクリック。


・「プログラムを実行」で、アプリのインストール先が表示されますので「OK」をクリック。

 ここで懐かしのWindowsインストール画面が表示されたら起動成功です。後はそのWindowsアプリの起動順序に従ってユーザー名の登録とかプロダクトIDの入力などを済ませてください。


・インストールが終了したら、メニューに新しく当時のWindowsアプリのアイコンが増えていると思います。クリックして動作を確認してください。

 動きが妙なときは、「Winetricks」を起動して「● Run winecfg」で「Wineの設定」を開き、「アプリケーションを追加(注:インストール画面ではありません)」からインストールされているアプリのEXEファイルをプログラムファイルの中から探してクリックして登録し、「Windowsバージョン」を変えてみると良好に動く場合があります。


 十数年ぶりにあのアプリを再現できて感涙にむせぶこともあるでしょう。しばらく楽しんでください。



 さて次はわざわざそんなことやらなくても、と思うかもしれないLinux界の鬼門。

「独自規格すぎる」「絶対まともに動かない」「論外」とリナックス勢から毛嫌いされている……。

 でも再利用したいデバイスのNo1でもある……。


 MacにLinuxをインストールしてみましょう!



 次回「MacにLinuxをインストールしてみよう」

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