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3.Ubuntuで最初にやっておく設定


●メニューを出そう

 左ドックの一番下のUbuntuアイコンをクリックしてメニューを出します。

 メニューは1~2ページあります。右の「>」をクリックするかマウスのスクロールホイールを回すとページが切り替わります。アイコンが大きくて大変使いやすいメニューですね。詳細な設定などは「設定」アイコンで起動するウィンドウにまとめられていて、探す手間が最小限です。

 他のWindowsに寄せたディストリビューションなどと比べるとメニューの階層が非常に浅く、目的のアプリケーションを起動するまで何度もクリックするような手間がありません。


 これをやろうとしてWindows8が古参のユーザーに怒られたり、どうやってアプリを起動したらいいのか初見ではわからない(笑)MacOSがドックを作ったりしてましたが、Ubuntuは最初からずっとこのスタイルです。


 メニューの上にある二枚の壁紙は、デスクトップ1、デスクトップ2で、メニューから簡単に切り替えられるようになっています。デスクトップが二倍に使える設計ですね。

 これは画面左上の(ー・)アイコンをクリックしても切り替えができるようになっています。



●アップデートしよう

 最初にやるのは最新の修正、まだ認識されていないデバイスのドライバのインストールを行うアップデートです。メニューの中に「ソフトウェアとアップデート」と「ソフトウェアの更新」がありますが、前者はアップデートのやり方、後者はアップデートの実行、になります。


「ソフトウェアとアップデート」をクリックして、「アップデート」タブをクリックするとアップデートのスケジュールを設定できます。6か月ごとに更新される最新版を使いたい場合は「Ubuntuの新バージョンの通知」を「長期サポート(LTS版)」から「すべての新バージョン」に変えますが、通常必要ないと思います。


「追加のドライバー」のタブをクリックするとドライバが必要なデバイスが無いか自動的に検索します。USBに挿してあるキーボードやマウス、スピーカーやプリンタ、スキャナーはインストールした時にもう認識されて汎用ドライバで動いています。内蔵したグラフィックボードなどがある場合はここで認識され、汎用ドライバーより良いドライバの使用をお勧めされますので、選択して「変更の適用」をクリックします。


 メニューに戻り、「ソフトウェアの更新」をクリックします。アップデートがあれば「今すぐインストールする」をクリック。インストールが完了したら「すぐに再起動」をクリックして再起動します。



●設定を変更しよう

 メニューから「設定」の歯車アイコンをクリック。以降開いたウィンドウの左のタブで設定を変更します。


「Wi-Fi」

 インストール時にWi-Fiを設定していなかった場合はここで設定。


「Bluetooth」

 マウスなどBluetooth機器があればここで設定します。無い場合はOFFにしておきます。

 インストールはどうしていたんだと思う方は有線を使っていたかノートPCだったはず。


「ディスプレイ」

 実はここまで縦画面を使っていたので横に向いていたという人は向きを縦方向(普通は右向き)を押して適用にします。

 小型のノートPCを使っている人は「任意倍率のスケーリング」をオンにして見やすいスケールに変更します。動作が軽いからと言って他の軽量系ディストリビューションにしていたら、ここで100%と200%しか選べなかったりするのでubuntuにしておいてよかったと思うはず。

 夜間モードをONにすると指定した時間内は画面が黄色っぽく目に優しくなります。


「サウンド」

 デスクトップPCにはスピーカーがブザーレベルかそもそも無いので、外部スピーカーを設置している人やディスプレイにスピーカーがある人はここで「出力デバイス」をドロップダウンして使うスピーカーを指定します。自動的に最初から外部スピーカーになっていることも多いです。


「電源管理」

 「省電力」の「画面のブランク」で画面がブラックアウトするまでの時間を指定。再度表示させるときはログイン画面でパスワードを入れることになります。

 「自動サスペンド」でサスペンドするまでの時間を指定。


「外観」

 外観を変更できます。壁紙の変更もここです。ここで画像を追加すると「ホームフォルダのピクチャ」の画像がシステムフォルダ内の壁紙画像へ保存されます。壁紙の変更はデスクトップ上で右クリックして「背景を変更」でもピクチャフォルダの画像を壁紙に設定できます。


「Ubuntu Desktop」

 「新規アイコンの位置」はデスクトップに置いたファイルが画面のどこにまとめられるかを指定します。Ubuntuでは右下に集められますが、Windowsみたいに左上にしたい場合はドロップダウンメニューから「左上」を指定します。


「Dock」

 「Panel Mode」 オフにするとドックが短くコンパクトになります。Macみたいになるってことです。

 「画面上の位置」Ubuntuのランチャーであるドックの位置を指定します。右でも下でもお好きな位置にどうぞ。


「キーボード」

 入力ソースを選択します。通常は「日本語(Mozc)」をドラッグして上にしておきます。WindowsでいうIMEですな。

 同時に画面一番上のツールバーの「ja」をクリックしてラジオボタンを「●日本語(Mozc)」側に指定しておきます。

 ちなみにパソコンでは「どれか一つを選ぶ」のが●〇の「ラジオボタン」で、複数の中からいくつか選ぶ☑☐☑を「チェックボックス」と呼んで用途を区別しています。



「プリンター」

 プリンターがある場合はUSB、Bluetoothで接続後、「アップデートを実行」するとドライバが設定されるか、あるいはここでプリンターの追加をしてインストールしておきます。

 通常汎用プリンタドライバで動いてくれます。


 エプソンやブラザーのようにプリンタメーカーのホームページにLinux用のデバイスドライバがある場合は「Linux(deb)」でダウンロードして、ドックの「ファイル」から「ダウンロード」フォルダを選択し、ダウンロードされたdebファイルを右クリックして「アプリケーションで開く」を選択します。

 「アプリセンター」をクリックするとアプリセンターのインストール画面になるので、「インストール」をクリックするとデバイスドライバがインストールされます。


 これはプリンタ以外の他のデバイスやアプリでも同様で、アプリセンターを仲介してインストールが行われます。後で詳しく解説します。

「インストールを許可」して「パスワード」入力を求められる場合もあります。


【重要】

 ゲームのジョイスティック、パッドなどもそうですが、LinuxではデバイスをUSBに挿しておかないとそのデバイスドライバがインストールされない場合がほとんどです。なにか外部機器、デバイスを認識させたいときは、「装着した状態で」アップデートをしてください。ドライバは世界中のLinuxプログラマが自分で使って「あ、このドライバ無いな」となると作って公開してくれますので、メジャーな規格ならばたいてい自動でインストールしてくれます。


「アクセシビリティ」

 マウスカーソルの大きさはこの中にある。「見る」をクリックすると「カーソルの大きさ」があるので、大きくしたい場合はここで選択します。


「プライバシーとセキュリティ」

 画面が暗くなるまでの時間、画面ロックの設定がここにもあります。「電源管理」と設定がかぶっていますが仕方ないので好きな時間に設定しておきます。


「システム」

 ユーザーの登録やパスワード変更はここにあります。

 「ユーザー」をクリックするとユーザー設定画面になるので、ログイン時の自分の写真を入れたい場合はサークルをクリックするとピクチャフォルダの中の写真を選べます。

 ここでパスワードを変えようとすると、8ケタ以上英数記号交じりとか強力なパスワードにしないと登録してくれません。サイトの会員登録などによくやられるアレですな。だからインストール時に「簡単なパスワードにしておけ」と言ったんです。

 追加で使用ユーザーを増やす場合もこちら。



●日本語入力を設定

 メニューから「Mozcの設定」をクリック。

 MS-IMEと基本同じなので調整したい部分があれば調整します。

 変換で変換候補がずらずら並ぶのが嫌いならばサジェストタブで自動変換の☑を外しておきます。



●メニューを整理する

 インストールしたばかりの時はメニューが散らばっていますので、よく使う順番に並べたり、別のページに移動したりできます。ドラッグするだけです。アイコンを重ねると「ユーティリティ」のように一つの枠内に同梱されます。



●ドックを整理する

 ドックに登録されているアプリで外したいものは右クリックして「ピン止めを外す」を選択するとメニュー内に戻ります。逆にメニュー内にドックに登録したいものはメニューのアイコンを右クリックして「ダッシュボードにピン止め」を選択するとメニューからドックに移動します。メニューとドック両方に表示されたりはしないので表示数を減らせますね。「ドックなのかダッシュボードなのかどっちなんだよ」と聞いてはいけません。


 まずは好きなようにいじくりまわして構いません。最初からインストールされているアプリをいろいろいじってみましょう。Linuxではシステムに触れるような行為、書き換え、勝手な削除やインストールなどは必ず管理者権限でのYes/Noを聞かれます。それさえやらなければどういじってもシステムが壊れることはありません。



 Linuxには無料のアプリが数千ありますが、インストールするにも一癖二癖あり、手順を守らなければいけません。とはいってもマウスでできることなので難しくは無いですが。


 次回はいよいよアプリケーションをインストールして、実用できるようにしていきましょう。



2026/2/26 ジャンル「エッセイ」で日間一位になりました。ありがとうございます!

ちょ、ええええぇぇ……。


次回「アプリケーションをインストールしよう」

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