19.Linux Mintの端末(ターミナル)を使ってみよう
Linux Mintではほとんどのアプリケーションや設定はマウスでクリックするだけで可能です。
端末を触る必要が無いという点では突出していると思いますね。
しかし、一部のプラグイン、コーデックなどはやはり端末からコマンドを打ち込んでインストールしなければならない例はあります。
でも大丈夫。今はすでにあるコマンドをコピペするだけですから、コマンドを覚える必要なんてありません。長いコマンドを一字間違えただけでやり直し、なんて心配は無いです。
これから必要なコマンドを下に載せます。
画面からコピー&ペーストで張り付ける必要があるので、メインのWindows機からアクセスしている人は、既にMintをインストールしたPCからこのページにアクセスして画面を出してください。(閲覧数稼ぎではありません!)
では始めますよ。
●端末の開き方
パネルからか、メニューから「システム」>「Xfce端末」をクリックして起動します。そうですこれが「ターミナル」というやつです。Windowsのコマンドプロンプトとやる事はおんなじですね。
まず、
exit
と打ってみましょう。端末が閉じます。
もう一度起動して次は、
reboot
と打ってみましょう。PCが再起動します。
覚えておくと便利なのはこれだけですね。後はコピペでいいです。(なんだそりゃ)
コピー&ペーストはやり方が違います。ここ重要なので覚えてください。
●ネット情報などからコマンドをコピーします。
テキストを範囲選択します。Ctrl+cでコピー
これを端末に張り付けるには
Ctrl+Shift+v
です。
ターミナル内のコピーはCtrl+Shift+c
貼り付けはCtrl+Shift+v で、なぜかShiftキーがプラスされます。
ターミナルの使い方は以上です。
●DVDコーデックをインストールしよう
sudo apt install libdvd-pkg
上のテキストを範囲選択してCtrl+cでコピーします。
次に端末の $の後ろをクリックしてCtrl+Shift+v
でペースト(張り付け)してください。sudoは管理者権限の命令です。
貼り付けられましたか? 張りつけられたらEnterを押します。
管理者のパスワード入力を求められますので、ログインに使っているパスワードを入力します。
インストールが始まりましたね?
ずらずらずらずらとプログラムの列が流れていき、いっぱしのプログラマー気分が味わえますな。
「続行しますか?[Y/n ]」と聞かれたらyを押して続行します。端末の命令は大文字と小文字は別扱いですが、ここは小文字でOKです。
端末の中に突然GUIが表示されて思わずマウスでクリックしたくなるでしょうが、これはキー操作でないと選択できません。Tabキーで移動できますが「はい」が選ばれていると思いますのでEnterで決定します。
次に以下のコマンドを同じ要領でコピペしてください。
sudo dpkg-reconfigure libdvd-pkg
同じようにインストールできましたか。これでMintでDVDの映画を見ることができるようになりました。実はVLCがあればこれは不要ですが、DVDからの動画エンコードなどを行う場合はこのコーデックが必要になります。
●ダウンロードしたフォントをMintに使う。
Linuxで使われているフォントはよく見ればわかる程度ですが、WindowsやMacとは違います。
ダウンロードしたフリーフォントなどありましたら、Mintのファイルの「ダウンロード」に収納されます。「ダウンロード」フォルダにコピーしてもいいです。
次に、以下のコマンドを一行ずつ、端末で実行します。
sudo mkdir /usr/share/fonts/※フォント名
※フォント名は ****.ttcなどです。
sudo mv ~/ダウンロード/※フォント.ttc ~/ダウンロード/※フォント名.ttc /usr/share/fonts/※フォント名
↑一行です。
sudo chmod 755 /usr/share/fonts/※フォント名 -R
sudo fc-cache -fv
以後、再起動後インストールしたフォントがブラウザやワープロで表示されるようになります。
端末の出番が少ないLinux Mintですが、WindowsやMacとネットワークファイル共用する場合は端末から大量のコマンドを入力することになります。USBメモリや外付けHDDよりずっと簡単にデータ移行ができるようになりますのでぜひ設定したい所です。次回はネットワークの構築について解説します。ここも、前述したUbuntuとは少しやり方が異なる部分がありますので別記する必要がありまして。
次回「20.Linux Mintをネットワークにつないでみよう」




