17.Linux Mintで最初にやっておく設定
●日本語入力の設定
まずこれをやらないといけないのが古参のディストリビューションらしいところです。
「メニュー」>「設定マネージャー」>「入力方法」を選び、左から「日本語」をクリックして「インストール」を押します。
インストールが終わったら「入力フレームワーク」をFcitxにして再起動します。
パネルにキーボードのアイコンが増えていますので、クリックして入力メソッドが「Mozc」になっているのを確認しておきます。
●ファイラーの設定
パネルのファイルマネージャーをクリックするとファイラーが開きます。
ここで「表示」タブから「サイドペイン」>「☑ツリー」に☑を入れますと、左のサイドバーがWindowsで見慣れたツリー構造に変わります。Windowsから移行してきた人はこちらの方が使いやすいかと思います。Mintで褒められる部分の一つですね。
●パネルの幅を変更
Windowsに慣れているとアンダーバー(パネル)の上下幅が狭すぎて使いにくいと思います。
パネルの空いているところを右クリックして「パネル」>「パネルの設定」を選ぶと行サイズがピクセルで設定できますので+-で好みのサイズに広げます。なぜかアイコンの大きさは変わりませんので、タブの「外観」から「アイコン」の「自動的にサイズを調整する」をオンにしておきます。
●メニューを出そう
パネルのmアイコンをクリックしてメニューを出します。
Windowsに似てますがジャンル分けされていて目的のアプリケーションがすぐ見つかるようになっています。Mintは古参のディストリビューションなので、コントロールパネルみたいに一つ一つの用途でいちいちアプリを起動するスタイルなのでメニューが少々散らかっているように見えるかもしれませんが、Mintは十年以上前からずっとこのスタイルなので変えるとユーザーに怒られるのです。
●設定を変更しよう
「システム」を選ぶとOSの変更できる設定が表示されますので、自由に設定をしてください。
「設定マネージャー」にも設定項目があります。こちらはハードウェア設定がメインですがその分類は適当で基準は謎です。
ディスプレイ操作にはディスプレイ操作のアプリがあるというようにバラバラで、まとめられても整理されてもおりません。フリーソフトの寄せ集めがLinuxの本質ですので昔からこうなっております。古参のユーザーにはこちらの方が使いやすいのです(本当か?)。
インストール直後には設定には触りますが、後は使うことはもうないですけど。
「設定マネージャー」>「設定マネージャー」という謎な選択を行うと設定項目がコントロールパネルみたいにまとめて見られます。なぜ最初からこうしないのかは不明です。
「マウスとタッチパッド」
マウスカーソルの大きさはこの中にあります。「テーマ」タブをクリックするとカーソルの形や大きさを調整できます。Mintのマウスカーソルは妙な角が丸い三角形なので、真っ先にここを矢印に変更してしまうユーザーは多いはずです。
「ドライバーマネージャー」
ドライバが必要なデバイスが無いか自動的に検索します。USBに挿してあるキーボードやマウス、スピーカーやプリンタ、スキャナーはインストールした時にもう認識されて汎用ドライバで動いています。内蔵したWi-Fi、グラフィックボードなどがある場合はここで認識され、汎用ドライバーより良いドライバの使用をお勧めされますので、選択して「変更の適用」をクリックします。
「Bluetoothマネージャー」
マウスなどBluetooth機器があればここで設定します。無い場合はOFFにしておきます。
「ディスプレイ」
実はここまで縦画面を使っていたので横に向いていたという人は向きを縦方向(普通は右向き)を押して適用します。
小型のノートPCを使っている人は字を大きく表示したくてスケールを1.25~1.5とかにするとなぜか字がより小さくなり「なんでやねん」と思うかもしれませんが、そこは「カスタム」をオンにして0.5~1のように1より小さい値を入力すれば字が大きくなります。
「音量調節」
外部スピーカーを設置している人はここでデバイスの設定をします。
音量はパネル右端のスピーカーアイコンをクリックすればスライダーで音量を調節できます。
「電源管理」
スリープやサスペンドの時間設定ができます。
これとは別に「Light Locker(スクリーンセーバー設定)」もあるので、ブランクを使わない人は両方「しない」に設定しておく必要があります。スクリーンセーバーはどこにあるの? となりますが、軽量Xfceでは省かれています。省かれているのに設定だけ残ってることになりますな。
「壁紙の変更」
デスクトップを右クリックして一番下の「デスクトップの設定」を選択すると壁紙の選択画面になります。自動で壁紙の切り替えもやってくれます。ピクチャフォルダの画像を右クリックしても「壁紙に設定」があります。
「プリンター」
プリンターを持っている場合はUSB、Bluetoothで接続後、「アップデートを実行」するとドライバが設定されるか、あるいはここでプリンターの追加をしてインストールしておきます。
インストールした時に繋がっていれば通常汎用プリンタドライバで動いてくれます。
大手プリンタメーカーでしたらホームページにLinux用のデバイスドライバがありますので、「Linux(deb)」でダウンロードして、パネルの「ファイル」から「ダウンロード」フォルダを選択し、ダウンロードされたdebファイルを右クリックして「パッケージインストーラーで開く」を選択します。
「パッケージをインストール」をクリックするとデバイスドライバがインストールされます。
これはプリンタ以外の他のデバイスやアプリでも同様で、アプリセンターを仲介してインストールが行われます。後で詳しく解説します。
「インストールを許可」して「パスワード」入力を求められる場合もあります。
【重要】
ゲームのジョイスティック、パッドなどもそうですが、LinuxではデバイスをUSBに挿しておかないとそのデバイスドライバがインストールされない場合がほとんどです。なにか外部機器、デバイスを認識させたいときは、「装着した状態で」アップデートをしてください。ドライバは世界中のLinuxプログラマが自分で使って「あ、このドライバ無いな」となると作って公開してくれますので、メジャーな規格ならばたいてい自動でインストールしてくれます。
「個人情報」
ユーザーのログイン時の写真はここで登録します。メールアドレス等の個人情報は空欄のままでいいです。
・パネルにアプリを登録
メニューのアプリを右クリックして「+パネルに追加」を選択するとそのアプリがパネル(アンダーバー)に追加されます。なぜか一番右に登録されますのであとで右クリックして移動しておいてください。
まずは好きなようにいじくりまわして構いません。最初からインストールされているアプリをいろいろいじってみましょう。Linuxではシステムに触れるような行為、書き換え、勝手な削除やインストールなどは必ず管理者権限でのパスワードを聞かれます。それさえやらなければどういじってもシステムが壊れることはありません。
Mintをいじって思うことは、「メニュー構成がWindowsを上回る混乱ぶり」で、もう少し整理できないかという点ですが、この「何でも設定できる」ところが好きなユーザーに支持されている部分でしょう。
Linuxには無料のアプリが数千ありますが、インストールするにも一癖二癖あり、手順を守らなければいけません。とはいってもマウスでできることなので難しくは無いですが。
次回はいよいよアプリケーションをインストールして、実用できるようにしていきましょう。
ここまでやって、ブラウザが標準で付属しているFirefoxで問題なければ、そのまま小説を書き始めて投稿することができます。ブラウザにGoogle ChomeやMicrosoft Edgeをインストールする必要が無い人は、
「11.なろう作家のためのワープロ設定」に戻っていいです。
次回「18.Linux Mintにアプリケーションをインストールしよう」




