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魔科学世界のリズ  作者: Luna(ルナ)
4章  動き出した戦場
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76話  会議終了

「ならばその日が良いだろう。貴様、人間にしてはいい案を出すではないか。」

「人間のことばかにしすぎじゃない?むしろキミの知能指数の方が低く」

「黙れライサ。それ以上口を開くな。」



アルフがレオのことを鼻で笑うと、ライサがアルフに向かい、困ったような声を出して煽る。

煽りに対し、アルフは怒ったような呆れたような、よくわからないが色々な感情が混ざった声を出していた。



「こらこら、あまりアルフをいじらないんだよライサ。あとあと面倒になるからね、ニックが。」

「サイネリア……君も助けてくれないのかい?ほんとにそろそろメンタル面が……。」



キリキリと胃が痛む音が聞こえてくるようだ。ニックは胃のあたりをさすっているように見える。

サイネリアはあははと笑っている。

残りの人たちは皆、苦笑いを浮かべていたり、普通に笑っていたりした。



「再来週までは暇ができたわけね。それまでの間をどう過ごすかも考えておいた方がいいんじゃないかしら?ただのんびり過ごして無駄に時間を費やすのもどうかと思うわ。」

「まあ確かに……子供達を鍛えてあげるのはどう?万が一何かあった時にお荷物たくさん抱えるのはちょっとね。」



ルフィナは首をひねり、しばらく考えるそぶりを見せた後、リズたち5人の方を向いて言葉を発する。

リズたちはう゛っとうめき声をあげたり、苦い顔をしたりしていた。

自分たちが役に立たないこと、わかってはいたが隠さずそのまま言われると、ちょっと心にダメージが来る。



「はぁぁ!?何故俺が人間なんかのために手を貸さないといけないのだ!?」

「別に君に協力して欲しいとは言ってないわ。もしかして自分も子供達を鍛える人数として駆り出されるとおもってた?」



ルフィナがアルフの顔を覗き込むように見ると、アルフは癇癪(かんしゃく)を起こしたかのように顔を真っ赤にして怒鳴ろうとしたようだったが、声にならない声を出しながら紅葉が美しい森の奥に引っ込んでしまった。

ルフィナはやれやれ、とでも言うように首を横に振った。



「アルフは放って置いて、パムたちがリズたちに魔法の稽古をするのかパム?人数的には足りるけど、残ったやつはどうするんだパム?」

「めんどくさいからって丸投げするのはやめてくれないか?余った人たちは確実自身の体調に変化がないか、あとは人間たちを預かってくれる場所を探す方に回ってもらおうかな。その際、多少の食料は渡して置いたほうがそちらも楽になるだろう。」



その後、それぞれ誰が誰を指導するのかを決めることになった。決め方はなぜかじゃんけん制で、勝ったものから好きな奴を持ってくことになった。



リズはパームが、チェスはラタムが、ソレイユはルフィナが、オスマンはサイネリアが、レオはライサが担当することになった。

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