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魔科学世界のリズ  作者: Luna(ルナ)
3章  神の使い
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59話  修繕完了

キキョウはそのまま紫のカルセベルを機械の中に入れ込んだ。

すると、機械は中で何やら音を出したと思うと、動き出した。



「うわっ!」



勢いよく霧が発生し、周りが真っ白になった。

目の前しか見えない時間が数分続いたようだったが、段々と視界が晴れてきた。



「どうやら治ったみたいだな……。」

「ありがとうございます。おかげで我々は救われました。」



女性は感謝の言葉を伝えてきたが、あまり感情がこもっているように感じなかった。

女性はとりあえず話を聞くと、リズたちに伝えてきたので、女性の家へ行くことになった。



ーーー



「こちらです。」

「……本当にここですか?」



家に連れてこられたが、キキョウは少し戸惑っていた。

なぜかとリズが聞くと、なんとここは村長の家らしい。



中に入ってみると、小綺麗で、壁にタペストリーが飾ってあった。

椅子を勧められ、とりあえず座ることにした。



「あの……。」

「はい?」



ソレイユがおずおずと声を発した。

女性は首を傾げて、『一体どうしたのかしら?』とでも言いたそうな顔をしていた。



「村長はどうしたのですか?」

「あぁ。村長ですか。あのひとは村長の座を降りました。」



しれっと村長はクビになったといった。

ソレイユはびっくりしてなぜかと聞こうとしたが、その前に女性が口を開いたため、聞くことができなかった。



「先ほども言いましたが、機械を直していただきありがとうございます。」



軽くお礼を伝えると、女性は次の話に移った。



「あなたたちはこの秘境唯一の人間で、数日前に何やら元村長と揉めていたようですが、何がしたかったのです?」



リズは自分が言うべきなのかと思い、慌てて話そうとしたが、隣に座っていたチェスが女性に話した。



「俺らは近々起こるかもしれない戦争を止めるためにきた。」

「それが私たちの街と関係あるのですか?」



何か関係があるのかと言われれば、直接的な関係はない。

しかし、だからと言って無関係なわけではないのだ。



「直接的な関係はないが、いずれ関係してくる可能性は大いにある。だからもし、俺たちがここに何か連絡したらしたがってほしい。」

「………。」



女性はうつむき、考えるそぶりを見せ、少しの間黙っていたが、しばらくしてからチェスの目をじっと見つめて



「わかりました。よっぽど無理なものでない限り指示に従いましょう。」



どうやら温厚に話し合いを終えることはできたらしい。

その後、リズたちはサイネリアの所に行かなければならないとキキョウとストックに伝えた。



2人はその後も女性と話したいことがあると言うので、リズたちはそこで2人と別れた。

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