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1、始まりそしてして終わり
目が覚めたとき、そこは知らない場所だった。
見知らぬ家の中。
窓の外には、灰色に沈んだ空が広がっている。
「……どこだ、ここ」
さっきまで、自分の部屋で寝ていたはずだ。
なのに、すべてが違う。
違和感はそれだけじゃなかった。
――体が、小さい。
「は?」
手を見て、息が詰まる。
子供の身体だった。
意味が分からないまま、家の外に出る。
村があった。
だが、どこかおかしい。
それから一週間。
どうやらここは地球ではないらしい。
そう理解するまで、それほど時間はかからなかった。
魔法がある。剣がある。
言葉も違うはずなのに、なぜか理解できる。
俺の名前は「ソトグス」。
村の人との会話で聞き出した。
親は俺がもっと小さい時に亡くなったらしい。
村の人間は親切だった。
だが、どこか“同じことを繰り返している”ような違和感があった。
――気のせいだと思っていた。
夜になった
散歩がてら村の外れを歩いていた。
そして――
視界が、途切れた。
目が覚めたら家だった。




