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辺境の転生三女 田舎暮らしを満喫したい  作者: トシボー


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春の休暇〜お姉ちゃんおめでとう。それと様子を見に行こう〜

 学年末の最終日に寺子屋をやったが王国組は何も進んではいなかったので来年度からは方針を変える事にした。

 このままでは考える事をしない人達になりそうと思ったからだ。

 昨年から考える様に持って行ったのですけど、フソウ国組はその様に変わって来て、私のやっている事を見てから真似をしている事も有る。

 よく4人で話しあっているみたい。

 王国組はやってはいる様だけど、最後は私が教えるからと踏んでいる様な感じなのと、圧倒的に知識が足りない。特に殿下はやたらとヒントを欲しがるのは知識が足りないのと行動力がない事だろう。

 そして誰かがやってくれると思っているのかもしれない。

 昨日の夕食と今朝の朝食は静かなものだった。

 でも、きっと答えを出して来るだろうと期待しましょう。

 朝食後は寮を出てルバス家のホームタウンに行き春の休暇を過ごします。

 ホーデン家のホームタウンは内装と庭は全くの手付かず状態で、これからの季節は時々手入れに行かないとね。

 ルバス家のホームタウンに行くとルバス家は叔父様と叔母様、ルバス姉妹でホーデン家は両親とお姉ちゃんの2人でサラさんとルーナさんが来ていた。

「コロナお姉ちゃん、ステラお姉ちゃん卒業おめでとう。これからはどうするの?」

「秘密」

「私も秘密」

 2人共教えてくれませんでした。

「えーどうしてですか?」

 食い下がりましたが全く教えてくれません。

 話しをしているとお父さんが来て、話が有るので来てくれと言われて借りている部屋に行くと二姫さん達の話でした。

「共和国の3人の事だが、明日入学試験をすると連絡が有った。3人は今は指定の宿に入っているが、明日は私と一緒に3人を連れて学園に行くから予定して置いてくれ。宿の場所は此処だ」

 お父さんは私に宿の場所を書いたメモ書きを渡してくれた。

「後で様子を見てきますね」

「そうしてくれ。それとだがカリーナが婚約する事になったから、後日婚約相手のホームタウンに行くから覚えていて欲しい」

「えっ!? 本当ですか? お姉ちゃんからは何も聞いてなかったので」

「まぁ今年に入ってからの話だったから内緒にしていた。ちゃんと決まってからの方が良いだろうと思って」

「わかりました。ではからかいに行きましょうか。

 他には何かありますか?」

「フソウ国の鉄道だが工事関係は国に戻って工事を始めるそうだ。他はもう少しこちらで研修する事になっている。

 後は北部でも鉄道が始まって、家の方に研修に来ている。

 北の辺境伯がセリカに「ぶっ飛ばされないようにしないと」と言っていたが、何をしたんだ?」

「何もしてませんよ。ちょっとヘタれたので脅かしただけです。でもトドメを刺したのは閣下ですよ」

「はあ~、まぁその事はいいよ。取り敢えずはそれぐらいかな」

「わかりました。それではお姉ちゃんの所に行ってきますね」

 部屋を出てリビングにいるカリーナお姉ちゃんの所に行くとシフォンお姉ちゃんと話しをしていた。

 私はお姉ちゃんの前に行きお祝いを言った。

「カリーナお姉ちゃん、ご婚約おめでとうございます。いつの間にそんな事になったのですか?」

 私はニヤニヤしながら言った。

「何かいやらしい顔をしてるから言わない」

 そう言ってカリーナお姉ちゃんはそっぽを向いた。

「え〜事情聴取しないと。何処で知り合ったのですか?」

「絶対言わない」

「え〜つまんないです。シフォンお姉ちゃんはそう言う話は無いのですか?」

「シフォンちゃんもそう言う話は有るそうよ。まだちゃんと決まってないからセリカには言わないわよ」

「じゃぁステラお姉ちゃんに聞いてこよう」

「ステラちゃんは言わないわよ、口止めをしてるから。セリカはそこら中で言わないようにね」

「は〜い」

 ◆

 お姉ちゃん達との話しが終わった後は二姫さんの泊まっている宿に行きどの様な感じなのか確認させてもらいます。

 カリーナお姉ちゃんとシフォンちゃんも一緒に来ています。

 シフォンお姉ちゃんはホーデン領の寺子屋の事が気になっていて、自分のやっていることがどうなのかを確認したいみたいです。

「二姫様ご無沙汰しております」

「いえいえ、ホーデン家の皆さんやパレット姉さんにはたいへん良くしてもらっています。

 それにコックさんには時々共和国の料理を出していただきました」

「そうなんですね。それなら良かったです。

 試験の事は聞いたと思いますけど、どうですか?」

「短期集中と言う事で水属性魔法だけですが、入学出来れば色々な魔法を覚えたいです」

「学園には魔法を使う部活も有るので大丈夫ですよ」

「セリカさんは何処の部活に入っているのですか?」

「私は料理部で、週1日寺子屋を開いて魔法を教えています。部活はかけ持ちも出来ますので入学したら考えて下さい。

 それとこの話は聞いているかわかりませんが、フソウ国の五姫様の入学が決まっているそうです」

「えっ、アイちゃんも入学ですか?」

「お知り合いですか?」

「はい、小さい時から」

「それなら良かったです。知り合いがいるだけで変わりますからね」

 少し話しをしてから属性魔法のみ[鑑定]をしてレベルを確認しました。

 そして宿の庭で実際に魔法を使ってもらいどの程度か確認しました。

 制御も同じ大きさですが、3つを制御操作していてシフォンお姉ちゃんが驚いていました。

「1ヶ月で此処迄出来るのですか? 私の所ではまだ1つでやってます」

「本当はその方が良いのですが、パレットさんが今回のみやったと思いますよ。制御が荒々しいですからまだ完全に制御出来てませんよ。

 学園に入ってから修正すれば良いだけですから」

 3人の状態を見せてもらってから話しをして戻りました。

 3人の試験が上手くいけば良いな。

 入学してくればもっと楽しくなりそうだ。


ご覧いただきありがとうございます。

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― 新着の感想 ―
長女の婚約者だからお婿さんかな?王国組は何かきっかけがあれば良いですね。
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