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辺境の転生三女 田舎暮らしを満喫したい  作者: トシボー


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お掃除をしましょう

 休日になったのでお姉ちゃんとタウンハウスに行って中の掃除に行きます。

 本日は1階のみ掃除、片付けをして取り敢えず使える様にします。

 ステラお姉ちゃんが付いて来たのですが「掃除だよ」と言うと「手伝うよ」と言ってくれた。

 そして寺子屋メンバーも付いて来ようとしたので「余裕があるね、[クリーン]と新しい魔法は出来たの?」と聞いてみると全員が顔を背けた。

「合格できるなら来ても良いよ」

 そう言うと帰っていったので3人でキックボードに乗ってタウンハウスに向かった。

 タウンハウスに着くとステラお姉ちゃんが驚いていた。

「家のタウンハウスより大きね! それに新築なの?」

「セリカが魔法で綺麗にした」

 コロナお姉ちゃんが答えた。

 ステラお姉ちゃんがどうやったのか聞いて来たので[レストア]と[クリーン]を使ったと言うと「今度やってみようかな」と言ったので、聞いて見ると[クリーン]は列車に乗った時に見てたので、その後に練習したそうです。

 [レストア]は軽く説明すると「クラフト」を応用すれば出来そうと言った。

 中に入り、玄関周辺に[クリーン]をして綺麗にした。

「やっぱり中も傷んでいるね。そうだ、お父さん達を呼んじゃおうかな。こういうのは家族全員とやらなきゃ。ステラお姉ちゃん、今からやる事は秘密ね」

 お父さんに電話をかけると、こっちに来ると言っていたので[ゲート]を屋敷の執務室に繋げた。

 繋げるとお父さんとお母さん、カリーナお姉ちゃんが来て、余りの広さに驚いていた。

「セリカ、大分広くないか」

「私もそう思うけど安さに負けました」

「それで何故呼んだのかな?」

「見てもらいたいのと一緒に掃除をしましょう。こう言う時は家族全員でやらないと。

 皆が掃除して綺麗にしたら私が修繕してけば早く終わるかな? 今日は1階だけですけど」

「もっともらしいこと言っているけど面倒になったからじゃないの」

 "ギク”

 お母さんに言われ動揺してしまった。

「ほらやっぱり。ダイナ見学がてらやりましょう。セリカ、[クリーン]をやっていけば良いのね」

「はいそうです。お願いします」

 両親とお姉ちゃん達も「便利そう」と言って[クリーン]を以前に覚えていた。

「私とダイナ、カリーナとコロナ、セリカとステラちゃんで組んでやりましょう」

 お母さんがそう言ったけど、お父さんとイチャイチャしたいだけじゃないのと思ってしまった。

「セリカ、何か変な事考えてないかな?」

 お母さんにほっぺを摘まれた。

「ひはいれふ、はふはへへひはへふ」

「まぁ良いわ、早くやりましょう。何か甘味を出してくれれば良いわ」

「終わったら出します」

 最初にダンスホールと言うのかパーティーホールと言うのかわかりませんがそこからスタートです。

 お父さんとお母さんが[クリーン]をやって行きます。


 [クリーン]が終わった後ににステラお姉ちゃんと一緒に[レストア]を発動しながら部屋の中を修復して行きます。天井やシャンデリア等は[バーニア]を使って宙に浮いてから手を添えて発動します。

 最後にピアノっぽい楽器に行き発動してから修繕して、音を鳴らすと音色は可怪しくなっていたので修復します。

「これは調律で良いのかな? やってみればわかるか」

 これも手をを添えて発動します。

「[調律]」

 もう一度音を鳴らすと綺麗な音がなったのでキラキラっと光る星の曲を弾いた。こう言う時は定番の猫の曲らしいけど、なんとなくこちらが弾きたかった。

「セリカちゃん凄いね、4年生になると音楽が必修になるから楽器が弾けると試験が楽だよ」

「そうなんだ」

「何を遊んでいるのかしら?」

 いきなり左のほっぺを摘まれた。お母さんだった。

「ひはいれふ」

 直ぐに離してくれた。

「修復したのでちゃんと音が出るのか確認しました」

「そう言う事にしておきましょう。でも良い曲だったわ」

 そう言ってホールから出て行った。

 ホールを終わらせてから他の部屋も[レストア]を進めて行きました。結構な部屋数でしたよ。

「残りがお風呂とキッチンだね」

 ステラお姉ちゃんとお風呂に行くと、いかにもお貴族様〜と言う感じの西洋様式でした。

 中は広く何十人でも入れそうです。

「此処は後で改装だね。もっと落ち着く感じのフソウ国風にしようかな?」

「良いね、温泉みたいにするの?」

「ステラお姉ちゃん、ナイスアイデアです。採用します。ここは[クラフト]でやってしまいましょう」

 床に手を当ててから、皇都郊外の温泉旅館の浴場をイメージしてから発動します。

「[クラフト]」

 発動すると5分程で改装が終わりました。

「おお〜出来た〜」

「落ち着いた感じで良いね。[クラフト]ならやり直しが出来るから、家のホームタウンもやろうかな?」

 ステラお姉ちゃんがやる気になっている。

 それでは最後のキッチンに行きましょう。

 キッチンに来て中を見ると昔ながらの竈門を使うタイプだったのでアイランドタイプにして、オーブンは外壁側における様にしよう。何か有れば増設や改造すれば良いや。

 此処でも床に手を当てて[クラフト]を発動させた。

「取り敢えずこれで良いや。気が向いたらやろうっと。ステラお姉ちゃん終わったよ」

「今日は此処迄なの?」

「そうだよ。上は客間とかなのでチョコチョコとやりますよ」

 ステラお姉ちゃんと話しをしていると、お母さんに呼ばれた。

「セリカ〜、終わったの? 終わったならこっちに来なさい」

「は~い。ステラお姉ちゃん行こう」

 風呂場を出てホールに行きました。

 ホールに着くと家族が揃っていましたので御礼を言っておきます。

「今日はありがとうございます。助かりました」

「終わったなら甘味を出して、動いた後の甘い物は美味しいから」

「はい、マンゴープリンですが1人1個で」

「え〜1個なの? 綺麗に掃除したのに」

 お母さんが駄々をこね始めました。

「手持ちはこれだけです。もっと必要なら西の孤児院迄行って、買って来ますよ」

「もっと食べたい・・・。えっ西の孤児院? 其処迄行かないとないの? じゃぁ良いわ。また今度にするわ」


 食べ終わったら、[ゲート]を開いてお父さん達は帰って行きました。私達も帰りましょう。

 帰る前にステラお姉ちゃんが[ゲート]を使う条件を聞いて来ましたので、空間魔法のスキルが条件ですと答えると、直ぐに[ステータス]の画面を開き確認していました。

 確認が終わるとがっかりしていました。

 空間魔法が無かったようです。

 寮に着きお姉ちゃん達と別れて部屋に戻るとフソウ国組を除いた寺子屋メンバーがいました。

「ただいま」と言って机の椅子に座り、洗濯機の仕様書を書く用紙とペンを出して考え始めました。


 暫くすると殿下が声をかけて来た。

「何をなさっているのですか?」

「新しい魔導具の仕様書を書いています。考えながらやっているので、余り声をかけないで下さい。

 それとヒントはあげませんよ、フソウ国組と男子がいませんから。不公平になります」

 そう言うと静かになりました。

 もうちょっとで[クリーン]の試験ですね。楽しみにしておきましょう。


 


ご覧いただきありがとうございます。

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