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辺境の転生三女 田舎暮らしを満喫したい  作者: トシボー


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補講とお土産

 第3王女の問題も一段落して平常運転となり、本日から放課後の補講で、これから魔法の座学と計算の2教科をやるのですが、夏期休暇前の試験用紙が配られた。

「合格点なら補講終了」と言って始まりました。

 魔法の座学は殆ど1年生の時のおさらいに近いもので少し応用した位でしたので、何とかなったよ。

 計算は小学生の算数程度だった。入学試験もそうだったが寺子屋の方が進んでいるぞ。


 出来上がった順で講師がその場で採点をして合格なら今日は終わりです。不合格ならもれなくこれから補講が始まります。

 私とフソウ組は合格となり終了です。

 帰ろうとしたら魔法の実技担当講師が来て「お前達の実力はわかっているから合格で良いぞ」と言われ、思わず「ラッキー」と言ってしまった。

 

 それから5日程通常授業の補講を受けて、明日より選択授業の補講に入ります。


        ー・ー・ー・ー・ー

 薬師、錬金術、魔導具は各2日ずつの詰め込み補講で最後に試験を行って合格したら終了です。

 勿論合格ですよ。

 最後に酪農でしたが1日目は講義で2日目は牛舎の1区画の掃除で終わりました。試験は無しでした。

 掃除の時に講師に難産で生まれた牛を教えてもらい「大きくなったね」と言って撫でました。


 2年生になってからの新しい授業もあります。

 礼儀作法とダンスです。うぅ貴族面倒くさい。

 各3日程やって基本の動作を覚えるのですが、ダンスのステップが上手くいかなく、苦労してしまった。

 一応合格をもらったよ。


 これで補講は終わったぞ〜。

 補講が終わったので、コロナお姉ちゃんに今度の休日に不動産屋に行こうとメールをすると「わかった」と返事が帰って来た。


       ー・ー・ー・ー・ー

 休日迄はまだ日があるので寺子屋メンバーを連れて料理部にいきました。

 フソウ国土産の南国フルーツを食べてもらう為です。殿下は料理部にいると言っていました。

「こんにちは、お久し振りです」

 挨拶をしながら部室に入った。

「ホーデンさん、おかえり〜。あれぇ? いっぱい引き連れて来たね」

 部長が答えてくれた。

「今回寺子屋メンバーに迷惑をかけちゃったので連れて来ました。今日は料理部にフソウ国で買った珍しいフルーツを持って来ました」

「えっ良いの?」

「はい、皆さんに食べてもらおうと買って来ました。

 それで部員が増えたみたいですね」

「そうなのよ、南北から1人ずつ、フソウ国から1人、王都の平民の子が2人入ってくれたの」

「5人も入ってくれたのですね。部長良かったですね」

 部長と話していると「あっ」と聞こえたのでそちらを向くとエマーダさんが指をさしていた。

「何で貴方がいるの?」

「何でって、試験に合格したからですわ。お姉様」

 何やら2人が騒いでいる。

「何を騒いでいるの?」

 私は聞いてみた。

「すみません、従姉妹がいたもので」

 エマーダさんがそう言うと、その従姉妹さんが私に挨拶をしてきた。

「初めまして男爵様、チヨ・エマーダと言います。

 これから宜しくお願いします」

「うんよろしく。じゃぁフルーツをカットするのを手伝ってよ」

 他の料理部のメンバーにも手伝ってもらって、バッグから出したフルーツを食べる様に皮を剥いたり、カットしてから大きめの皿に乗せて行く。

           ・

           ・

「全部切り終わったので、どうぞ食べて下さい」

 いただきますと言って、料理部の部員と寺子屋メンバーは食べ始めた。

「美味しい」

「こっちのは濃厚な味わい」

「これは酸味があるけど爽やかさだね」

 皆が色々と感想を言って来る。

「セリカちゃん、ホーデン領でも売るの?」

 ミウラちゃんが言って来たので答えた。

「そのつもりだけど、何時もの甘味屋に教えて来たよ。そのオレンジ色のマンゴーはプリンにして、細長いバナナはスポンジ生地にクリームを塗ったのに挟んで食べたよ。どれを輸入するか決めているみたい」

「フルーツもプリンになるのですか?」

 ローレルさんが聞いて来たよ。

「プリンと言うかゼリーかババロアに近いけどね」

「そうですか・・・」

 考え込んでしまった。

「これは王都にも入れるのですか?」

 殿下も聞いて来たよ。

「それはわからないよ。商会が決める事だから」

「調味料の商会ですよね?」

「そうだけど、どうしたのですか? 何か商品化でも思いついたのですか?」

「いえ、そうではなく上王妃様とかに食べてもらいたいなと」

「なら少し持っていきますか?」

「良いのですか、嬉しいのですけど」

 少し殿下にフルーツを分けた。殿下も喜んでいるから良いか。

 勿論まだ私の分は確保しているよ。

 色々と皆とは話しをした。

 エマーダさんの従姉妹さんにはやたらと喰い付かれたけど。

 平民の2人の実家は食堂と宿をやっていると言っていて名物料理が作りたいと言って此処に入部したそうだ。南部の子は西側の子でホーデン領のお祭に良く行っていたそうで領の名物を作りたいと言っていた。

 北部の子は男子で先輩の知り合いで隣の領と言っていた。パイロットショップにも商品を出しているそうだ。新入部員の子は頑張ってね。

 先輩にもパイロットショップの事を聞いたら順調と言っていて、領地では漁船を順次スクリュー式にしているそうだ。毎度あり〜。

 鉄道の方も計画をやり始めたと言っていて相談にのって欲しいと言われたので「別に良いです」よと答えておいた。ついでにフソウ国でも鉄道計画が始まって研修に来ることを言ったら「北部もお願いしようかな?」と言っていた。

「それは北部方面で計画が出来てからですね。夏の休暇前には視察も来てましたよ」と言っておいた。

 さて、そろそろお開きかな?

 第3王女は第2王女と一緒に王宮に戻り、セリカに頂いたフルーツを王家で食べた。

「初めて見るフルーツね、何処の領地で作っているの?」

 上王妃殿下が聞いて来たので答えた。

「このフルーツはフソウ国の物で、セリカさんが料理部にお土産として持って来たのを少し分けてもらいました」

 上王妃殿下は美味しいフルーツを食べてご機嫌です。下のお姉様は顔が蕩けています。宰相からスマホを借りて写真に取りたい位可愛いです。

 私もスマホ欲しいな。お姉様の可愛い姿を残しておきたいよ〜。






 

ご覧いただきありがとうございます。

誤字報告ありがとうございます。

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