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辺境の転生三女 田舎暮らしを満喫したい  作者: トシボー


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タウンハウスを購入しよう

 補講も終わり、本日は休日なのでコロナお姉ちゃんと王都のタウンハウスを買うためにお出かけです。

 キックボードに乗って行きますよ。

 一応ルバス家のタウンハウスやフソウ国の大使館の近くが良いのですが、良い物件があるかな?

 お父さんからは「予算以内で頼む」と言われています。

「お姉ちゃん、彼処かな?」

「そうみたいだね。キッチンがちゃんとしている所が良い」

「何でキッチンなの? お姉ちゃんが何か作るの?」

「セリカにいっぱい作ってもらう」

「私が作る前提なの? それは嫌だ。でもぽっこりお腹の記録を作って、お母さんに送れば良いのか」

「それは止めて、また怒られる」

 話しをしながらキックボードに乗っているとお店に着いた。


「こんにちは、宰相閣下の紹介で来ましたホーデン家ですけど」

 実は不動産屋を探す時に何処の不動産屋が良いのか閣下に相談していたのです。不動産なんて全然わかりませんので。

「いらっしゃいませ、閣下から話は伺っていますよ。

 いくつかは見繕ってあります」

「ありがとうございます。じゃぁお願いします」

 話しを伺っているのはお店の店主で閣下とは長年の付き合いだそうだ。

「予算範囲内で3ヶ所あります」

 店主さんに3ヶ所の説明をしてもらったのですが想像していたより大きそうです。

 ルバス邸に近いのが1つありました。

「もう少し小さい敷地の所はありますか? 使用人とかは常駐させないで自分達で手入れをする予定です。

 建物は立っていなくても良いです」

「少々お待ち下さい」

 そう言って店主が物件を調べている。


 10分程すると資料を持ちながら戻って来ました。

「こちらが今ある物件ですね。先程の2/3程の敷地です。2つの内1つが更地です」

 地図と照らし合わせながら場所を見ると建屋のある方は学園の近くで、更地の方はルバス邸と大使館の中間地点位だ。

「この更地と最初のこの物件を見させて欲しいのですが?」

「良いですよ。これからでも大丈夫ですか?」

「はい」

 物件の見学に行きましょう。最初にルバス邸に近い方からです。

「お姉ちゃんいくよ」

 声をかけるとお姉ちゃんは寝てました。途中で飽きてしまった様だ。

「お姉ちゃん起きて、置いてくよ」

 揺すっても起きません。最終手段です。

「お姉ちゃん、ご飯出来たよ」

「ふえ、今日のおかず何〜」

 起きた様だ。

「起きたね、物件を見に行くよ」

「あれご飯は?」

 まだ寝ぼけているみたい。

「いいから行くよ」

 手を引っ張り外に連れ出し、お店の馬車に乗って先ずルバス邸に近い物件に。

 1つ目の物件に着いたのですが、荒れ果てて凄い状態です。

「此処は幽霊とかアンデットは出ないですよね?

 もしかして曰く付きとか?」

「何も無いですよ。ただ長年放っておいただけです」

「でもこれだと買った後にお金がかかりそうだね。

 次を見に行きましょうか」

「あのぉ、もし此処を更地と同じ値段だとしたらどうしますか?」

「急にどうしたのですか? 更地の方に行きませんか?

 やっぱり何かあるのですか?」

「いえ、ただこちらの都合で売れ残った場合に法律の関係で国に取り上げられてしまうので、安くしても売りたいなと思っただけです」

 店主から話しを聞くと売り出して20年売れないと王都に土地を返却しないといけないらしい。

 まぁこの店主はこの土地と建物は購入しているので少しでも回収したいと言っていた。

 その期限が来月になるそうだ。

 ルバス邸にも近いし、大使館もそれ程離れていないから場所的には悪くないんだよね。ちょっと広すぎるけど。

 どうせだったらもうちょっと安くなるかな?

「店主さん、それならもうちょっと安くならないかな? そうすれば修理とかの費用が出せそうだよ。でもちゃんと店主さんも利益が出る様にね」

 店主さんがその場で計算をし始めた。


 5分程して店主さんが見積もりを見せてくれた。

「これでどうですか?」

 見積もりを見ると更地の金額から20%程下がっていた。

「これだったら修繕費が出せそうだね。お姉ちゃんはどう?」

 実際には魔法でどうにかしよう。

「私はセリカのご飯が食べれれば何処でも良い」

「わかったわ。店主さんこれで契約しましょう」

「宜しいのですか? ありがとうございます」

 店に戻り、契約をして一括で払った。

 契約者はお父さんで私が代筆してハンコみたいなのも借りてあったので押した。蝋蜜なのかな?

 契約が終わり、鍵を貰い御礼を言ってから店を出て、キックボードに乗り、買ったタウンハウスに向かった。

「到〜着〜!! お姉ちゃんはこっち側を[エアーカッター]で短く草を刈ってね。私は向こうをやって来るよ。その前に写真を撮っておきましょう」

 スマホを取り出し写真を撮ってから草刈りを始めた。

            ・

            ・

            ・

「大体良いかな。お姉ちゃんそっちはどう?」

「終わったよ~」

 刈った草は山の様になっていたので[ダークウォール]を発動して、風属性魔法で草と一緒にぶつけた。

 魔法と草は吸収されて綺麗さっぱりとなったのでお昼ご飯にしましょう。

「魔法は解除して。お姉ちゃんお昼にしよう〜、お弁当を作って来たよ。お姉ちゃんのは3個作って来たからおかわりはあるよ」

「セリカありがとう、王都のご飯は美味しくないから嬉しい」

 お姉ちゃんは笑顔で食べ始めました。無言だけど。

 喜んでくれたから良いか。私も食べよっと。


 お昼を食べてから少し休憩をして、今度は建物の外側を綺麗にして行きましょう。

 3階建の結構大きな建物なんだよね。

「セリカ、これからどうするの?」

「外側を直してから綺麗にしようかと思ってる」

「魔法で全部出来るの?」

「多分、まぁ見てて」

 そう言ってから建物に手を当てた。

「この場合はなんだろう。[リペア]?、古いから[レストア]かな? まぁ良いや、やってみよう」

 頭の中でイメージを固めてから発動させる。

「[レストア]、[クリーン]発動、[硬化]と[強化]を付与」

 建物が10分程光った。

 [ステータス]を開くと残り40%になっていた。

 建物を[鑑定]すると建物の壁、屋根、窓や扉等の建具が新品同様と出ていた。汚れ等も全て無くなった。

「おー綺麗になった」

 コロナお姉ちゃんが驚いている。

「ふう、外回りは終わったね」

 スマホでもう一度写真を撮っておき、ビフォーアフターを見てもらいましょう。

「お姉ちゃん、中を見に行こうよ」

「わかった〜、楽しみだね」

 玄関に行き、鍵を開けてから中に入ると少し暗かったので、[ライトボール]を発動して明るくした。

 回りを見ると玄関が広い。

 2人で中を見て回ると1階はお客さんをもてなす部屋やリビング、ダイニング、キッチン、洗濯場等が有り、全てが広い。

 そしてびっくりしたのがダンスホール迄あり、隅の方にピアノみたいのがあった。

 2階に行くと客室や私達が使う部屋の他にミニキッチンや良くわからないが広い部屋もあった。

 3階は使用人用の部屋や倉庫等もあった。

 眺めはとても良かった。

 必要そうな所を写真に撮りながら降りて行き、玄関の鍵をかけてから寮に戻った。

 寮に戻り、お姉ちゃんと別れて自分の部屋に帰り、最初に閣下に御礼のメールを送信してから、お父さんにタウンハウスの購入の事を写真付きでメールした。


 無事に決まって良かったよ。でもルバス邸よりも大きい様な気がする。まぁ良いか。

 今日は魔法をいっぱい使って疲れたよ。

 それにコロナお姉ちゃんと久し振りに遊べたから良かったよ。

 夕食迄寝ちゃおうかな。


 

 

ご覧いただきありがとうございます。

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