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辺境の転生三女 田舎暮らしを満喫したい  作者: トシボー


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フソウ国を家族でⅢ

 やっと温泉巡りから旅館に帰って来て遅めの昼食を取ります。お父さんとも合流した。

「温泉って色々あるのね、楽しかったわ〜。場所によって色が違うのが面白かった。あのブクブクが気に入ったわ」

 お母さんは何ヶ所も入ってご機嫌です。

 付き合わされたお姉ちゃん達はへとへとになっていて、温泉でのぼせたようだ。

「セリカ、何か変わった物が食べたいわ」

 お母さんがそう言うとお父さんもそれに乗っかって来た。

「わかりました。私のお任せで良いのですね。お姉ちゃん達は好きな物を頼んでいいですよ」

 お姉ちゃん達の方を向いてニヤっとした。

 お姉ちゃん達は私の顔を見て「うん、そうするよ」と言ってメニューを見始めた。

 私は店員さんに蜂の子の釜飯と山菜のかき揚げのそばのセットを両親に聞こえない様に注文をした。

 お姉ちゃん達も食べたい物を注文した。

「何を注文したのかしら? 言ってごらんなさい」

 お母さんが言って来ました。

「来てのお楽しみですよ。王国では食べれ無い物です」

「そうなの? じゃぁ楽しみね」


 店員さんが食事を持って来て、全て揃いました。

「蓋を取ってから此のシャモジでかき混ぜてから茶碗によそってから食べて下さい。その方が食べ易いですよ」

 両親は言われた通りに蓋を取るとギョッとした。

「セリカ、此の中にある何?」

「食べてからのお楽しみです。美味しいですよ」

 私は釜飯をかき混ぜてから茶碗によそってから食べ始めた。

「ん~~美味しい」

 そう言うと両親も食べ始めた。

「面白い食感ね。それでこれは何なの?」

 お父さんがご飯を飲み込もうとした時に言いました。

「蜂の子です。蜂の子を甘露煮にしたのを入れてありす」

「んーんーんー」

 お父さんが何か言っている。

「ダイナ、これを飲んで」

 お母さんが水を渡し、それを飲んだ。

「あ~びっくりして喉を詰まらせる所だったよ」

 お父さんがほっとしている。

「セリカ、狙ってやっているでしょ」

「そんな事ないですよ〜」(棒)

「ふ~んそう言う事を言うのね、その口は」

「お母さんが「変わった物が食べたいわ」と言うから頼んだのにー。セリカ悲しいです」

 ちょっと目をうるうるさせましょう。

「うっ」

 私のほっぺを摘もうとした手が止まった。

「ルシーダ、僕は大丈夫だから食べよう」

 お父さんが言った。

「そうね、食べましょう」

 お母さんは手を引っ込めて食べ始めた。

 上手く逃げれた〜。

 お姉ちゃん達は肩を震わせ笑いをこらえていた。

 昼食も終わりましたので、またロビーでウダウダしていると女将さんがやって来た。

「男爵様、先程はありがとうございます。5軒の賛同を得ましたので始めてみたいと思います」

 女将さんがそう言ったので湯巡りを希望する人には木札の様な物と地図を渡して会計時に木札に焼き印等で入った証明をしてもらうとか、全部制覇したらちょっとした物を記念品としてあげる様にするとかをした方が良いと勧めた。ただ木札は発行した日のみの有効にした方がトラブルが少ないと理由と一緒に言った。

 後は賛同をえた人達とやりやすい方法でやれば良いと言った。

 女将さんは私の話を聞いてまた集まって話し合いをするとニコニコしながら言ってから戻って行った。

 まぁ上手く行って良かったよ。

 部屋に戻るとお姉ちゃん達とルバス姉妹が居た。

 お母さんはお祖母様と叔母様とでまた温泉に行ったと言っていた。

 帰る頃にはふやけてスライム状になっているかもしれないな。

 

「セリカちゃんは戦争に行って何をしていたの?」

 ステラお姉ちゃんが聞いて来たので私は戦争の事を話した。

「でも無事で良かったよ。凄く心配したよ。何か新しい魔法は考えたの?」

 「新しくは無いけど波乗りボードで[サイキックス]や[バーニア]で空を飛んだ事や[ホバー]で海の上を走行した位ですね。

 皇女様がノリノリで楽しんでいましたよ」

「楽しそうね、今からやろうか。夕食迄はまだ時間が有るから」

 カリーナお姉ちゃんが乗って来た。

「良いですね、楽しそうです」

 シフォンお姉ちゃんが同意している。

「やろうやろう」

 ステラお姉ちゃんもやりたがっていて、コロナお姉ちゃんもウズウズしている。

「じゃぁやりましょうか。ボードは私が土属性魔法で作りますよ。最初に飛び方の説明しますね」

 私は[サイキックス]と[バーニア]での乗り方の違いや操作の方法等を説明しました。

「じゃぁ行きましょう」

 カリーナお姉ちゃんがそう言うとお姉ちゃん達4人は部屋を出て行った。

「あの格好で飛ぶつもりなのかな?」

 戦争の時に来ていたズボンタイプの服に着替えて、リュックを背負ってお姉ちゃん達の後を追った。

 外に出てお姉ちゃん達の所に行くとコロナお姉ちゃんが言って来ました。

「セリカ遅いよ、早く〜。あれ、着替えてるよ?」

「お姉ちゃん達その格好で飛ぶのですか?」

「そのつもりだけど」

 カリーナお姉ちゃんが言った。

「それで飛ぶとスカートの中丸見えですよ、それでも良ければ止めはしませんけど」

 そう言うとハッとしたようです。

「先に言いなさいよ」

 カリーナお姉ちゃんがそう言ってお姉ちゃん達は着替えに行った。

「着替えに行っている間に作っちゃいましょうか」

 土属性魔法でボードを作り、[強化]、[硬化]、[固定0NーOFF]を付与した。

「よ〜し、でーきたっと」


 お姉ちゃん達が戻って来ましたので使う魔法を聞いて、足の置き方を教えてから飛び立ってもらいました。

「さて私も飛ぼうかな」

 リュックからボードを出して足を固定して空へ上がりました。

 空に上がるとお姉ちゃん達は各々好きな様に飛んでいました。

 暫くホバリングしながら見ているとステラお姉ちゃんが来ました。

「竹箒よりも速度は出せないけど、これはこれで面白いね」

「どうしても立って乗るので身体に空気が当たって抵抗になってしまうのでシールドを使って逃がす様にすれば速度も出せて目も痛くないですよ。

 後降下する時のブレーキ代わりになります」

「良い事聞いた。ちょっとやって来るね」

 そう言ってまた行ってしまった。

 1時間程飛んでから地上に降りました。

「あ~面白かった。実技試験の自由課題はこれにしようかな」

「それ良いね。私もそうしようかな」

 コロナお姉ちゃんとステラお姉ちゃんが言い始めた。まぁ好きにして下さい。


「貴方達何をしているの?」

 お母さんがやって来たので空を飛んで遊んでいた事を言ったら「私もやるわ、ボードに乗ればいいのね」と言った。

「お母さん、そのまま乗るのですか?」

「そうよ」

「そのまま飛ぶとスカートの中が丸見えになりますよ。淑女としてそれはどうかと。

 そのまま行くので有れば止めはしませんが」

 お母さんは少し考えてから言った。

「そうね淑女としてはしたない事は出来無いのでまたにするわ」

 そのまま旅館の中に戻って行った。

 夕食になり食堂に行くと豪勢なフソウ国料理だったので思わず2回もおかわりをしてしまい、ぽっこりお腹になってしまった。偶にはいいよね。

 やっぱりフソウ国料理(和食)が1番好きだな〜。

 食事の後はもう1回温泉に入ってゆっくりしよう。

 寝る迄はのんびり過ごします。


 





ご覧いただきありがとうございます。

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