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 四時間目が終わり、給食が配られる頃には、闘威は疲れ果てていた。ぐたりと腕を投げ出し机に突っ伏する。少しでも油断すると弘道の『素晴らしさ』に感銘を受けそうになるので一瞬たりとも気が抜けず、体はほとんど動かしていないのに体の節々がだるさを訴えている。すぐにでも家に帰って寝たい気分だ。

 当然、授業の内容など全く耳に入って来なかった。元々授業を熱心に聴くタイプではないとはいえ、その時やっている授業が数学か国語かさえも判別できなくなるほど、弘道との闘いは苛烈を極めたのだ。しかし何より腹立たしいのは、これほど苦労したにも関わらず、弘道は欠点らしい欠点を見せなかったということだ。

 常に落ちついていて、話しかけてきた信者に優しく応対してやり、しかし無駄口は叩かず、下品な言動も一切しない。休み時間はさすがに誰かと遊ぶに行くだろうと思っていたら、中休み開始の鐘が鳴るやいなやあっという間に信者に取り巻かれ、途切れることなく相談や打ち明け話をされていた。

 一番乗りは、背は低いものの活発な雰囲気の少年だった。

「神子様、俺の母さんが兄ちゃんばっかり贔屓してる気がするんです」

「そうなの? お兄さんはなんて言ってる?」

「兄ちゃんは、いっつも威張ってて、お前よりできがいいから当然だって言います」

「そんなことないよ。田山くんはちゃんと努力して、前よりテストの点も良くなってきてるよね。お母さんも少ししたら、田山くんの頑張りに気づくと思う。めげないでね」

「は、はい! ありがとうございます神子様!」

 感激したように少年は顔を輝かせ、頭を下げる。少年が脇に避けると、後ろにいた色黒でショートカットの少女がおずおずと前に出てきた。

「神子様、失礼します。あの、私好きな人がいるんですけど、こないだ聞いたら友達もその人のこと好きらしくて……私つい、応援するよって言っちゃったんです。どうすればいいでしょうか」

「それは気まずいね。俺は恋愛のことはよくわからないけど、正直に言った方が良いことじゃないかな。好きな人より友達のことを大切に想うなら、自分の恋をなかったことにするっていうのもありだけど」

「どっちも大切なんです」

「じゃあ友達に話してみよう? きっとちゃんと受け止めてくれるよ」

「わかりました神子様。私、頑張ってみます」

 ほっと息をつく色黒の少女の後ろから、真面目そうな三つ編みの少女が現れる。先の二人と違い切実感はないが、やはり困っている様子だ。

「神子様、うちの駐車場、ちょっと広めなせいか最近怖い人たちの溜まり場になってるんです。お母さんは、注意して暴れたら困るから放っておきなさいって言うんですけど、それもちょっと……」

「お父さんは?」

「仕事でほとんど帰りません。忙しいみたいで、あんまり顔を合わすこともなくて」

「警察の人には言った?」

「言ってません。今のところ悪いことされたわけじゃないんです。それに下手なことして仕返しされたら怖いから」

 傍で聞いているだけで闘威は少女とその親のすっきりしない態度に苛立ちを募らせたが、弘道は優しく「林さんは慎重なんだね」と言った。

「警察の人に知り合いがいるから、見回りしてくれるように頼んでおくよ」

「本当ですか!? ありがとうございます、神子様! お母さんも喜びます!」

 三つ編みの少女は、ほっとしたように口元を緩めた。だが、その後ろにはまだ何人ものクラスメイトが並び、順番を待っている。次におずおずと進み出たのは、暗い面持ちの太めの少年だった。

 まだあんのかよ、と闘威はこの異様な光景にげんなりし、当然のように受け止めている弘道の懐の深さを気味悪く思った。もしや休み時間の度にお悩み相談室が繰り広げられるのだろうか。なんという学校生活だろう。

 太めの少年は身を竦ませながら弘道の顔をじっと見つめ、一分ほど何も言わなかったが、突然わっと泣きだして床に膝をつき、助けを求めるように弘道を見上げた。

「神子様、俺、俺のお父さん、浮気してたんです。それがバレて離婚することになって、でも俺離れたくなくて、お父さんに一緒に連れてってって言ったら、お前は俺の子じゃないから駄目だって。お、俺、お母さんの浮気相手の子だったんです!」

 びゃああぁあ、と堰を切ったように泣きじゃくる。 

 今までの相談との落差に闘威はぎょっとしたが、周囲のクラスメイトはほとんど動揺を見せなかった。せいぜい気の毒そうに眉尻を下げるぐらいだ。皆粛々と弘道の答えを待ち、期待に満ちた眼を向けている。弘道の隣に座っている闘威はその流れ弾を浴び、自分に対して向けられたものではないと知ってはいても、居心地の悪さに身を捩った。転校してきた時に集まった視線の比ではない。全幅の信頼と狂気めいた崇拝が込められた眼差しは、凄まじい重量だ。

 ――こいつら細谷を何だと思ってんだ。

 初めて、クラスメイトのことを怖いと思った。

 細谷弘道は神々しい。なんでも知っていてなんでもできて、なんでも解決してしまうように思わせる雰囲気がある。もしかしたらそれは事実なのかもしれない。闘威が認めていないだけで、弘道は完璧なのかもしれない。だが、いくら特別に見えても、ただの同級生にこんな複雑な家庭の事情を託す心境は闘威には理解できなかった。

 太めの少年は、鼻水が垂れるのも構わず身も世もなく号泣している。自分がどう思われるかなど考える余裕もない様子は大変痛々しく、迂闊な励ましは逆効果のように思われた。

 闘威が冷や冷やしながら成り行きを見守っていると、横で弘道が立ち上がる気配がした。すっとたおやかな手を伸ばし少年の頭に載せ、ぼさぼさの髪を優しく撫でる。

 ――瞬間、世界が変わった。

 弘道を中心として光が溢れる。少年に触れている手は一際強く発光し、眩いばかりだ。少年にも光は伝い、包み込むように広がってゆく。

 闘威は目を見開きその光景に息を呑んだ。それは途方もなく優しい赦しであり、肯定であり、愛情だった。場がしんと静まり返る。闘威は金縛りにあったかのように動けない。

 世は安らぎに満ち、心乱すものは何もない。悪は締め出され全ては正しく動き、人々は互いに愛し合って穏やかに微笑みを交わすのだ。神の尊き祝福の元に、世界は美しく少しの瑕疵もありはしない。

 ただ手ぇ置いただけじゃねーか、と毒づく理性は早々に脇に追いやられた。弘道がするからこそ特別なのだ。天の御使い、神の愛し子。慈悲深き救いの神子。奇跡の一端を覗き見ている気がした

 太めの少年は呆けたように口を半開きにして弘道を仰ぎ見、滂沱の涙を流した。先ほどの嘆きとは違う、静かな涙だ。彼は今、体の芯から湧きあがる感動に打ち震えている。言葉もなくその場に跪く。クラスメイト達もそれに倣う。闘威も体が固まっていなければそうしただろう。

「大丈夫。ここにいるみんな、君のこと大好きだよ」

 慈愛に満ちた声がじわりと耳殻を通り抜け、染みわたるように脳に広がり全ての不安を癒していく。悲しみ、苦しみ、怒り、悔しさ、疑心、恨み、妬み。自分でも気付かなかった負の感情が洗い流され、真っ白になった心でただ細谷弘道という存在の神々しさに圧倒された。かつてないほど高まった聖性に、闘威は理性を明け渡しそうになる。決定的な敗北を味合わずに済んだのは、その時跪いていた者の一人が体勢を崩し、近くにあった机を巻き込みながら盛大に転んだからだ。

 厳かな雰囲気をぶち壊すがしゃんという音に、闘威ははっと引き戻され、ぎりぎりのところで踏みとどまることができた。そして同時に金縛りも解けた。

 途端、どっどっどっどっと鼓動が早鐘を打ち出す。闘威はそれを押さえこむように胸を拳で数回叩き、気を鎮めるため深呼吸する。背中を冷や汗がつうと伝った。本当に、少しの油断も許されはしない。

 危機は脱したが、この体験は闘威にとって痛恨の一撃だった。というのも、弘道が神子と慕われるのもわからないではない、と思ってしまったからだ。見た目は普通だが、こいつが凄いのは確かだ、と闘威は認めた。正体不明のカリスマ性だけではない。次々に寄せられる悩みを切り捨てず真摯に処理するその手腕、とても同い年とは思えない。

 もちろん、だからといって自分への支配を許す気はさらさらないが。

 闘威は、給食を咀嚼しながら、弘道の手元をちらりと覗き見る。がっつかないし溢さないし箸の持ち方も綺麗で、品のいい食べ方だった。

 少しでいいから世俗的な部分を知りたいのだが、弘道の近くにいるだけでいっぱいいっぱいな現状では煽るどころか話しかけることすらできず、たいした情報は得られていない。

「くっそ……いや負けねーぞ俺は……」

 語調は弱々しいが、闘威の中では未だ反抗と怒りの炎が渦巻いている。たとえ一時的に浄化されようと、闘威が生きている限り火種が燃え尽きることはないのだ。幸い少しずつではあるが、弘道の近くにいるのが楽になってきている。亀の歩みだろうと前進は前進だ。諦めるのは死んだと同じだ。己に渇を入れ、背筋を伸ばす。

 給食を食べ終え、休み時間に入ったが、その前に掃除をしなくてはならない。給食の時に机を寄せあう六人で一班とされるので、闘威は弘道と同じ班だった。どうせほかの班員はみな弘道の信者なので、勝手にぺらぺら喋って弘道の気を引いてくれるだろうと闘威は楽観視していたが、清掃を始めるにあたって弘道は恐ろしい提案をしてきた。

「萩谷くん達は理科室のほうをやってくれる? 俺は名護くんとここを掃くよ」

「かしこまりました、神子様」

荻谷くんと呼ばれた四角い眼鏡の少年とほか三人の班員は、少しの抗議もせずさっと持ち場に向かっていってしまった。

 ――ちくしょう! こいつらほんっとに聞き分けいいよな! なんで三対三じゃねーんだよ!

 心の中で悪態をつく闘威の背に、弘道の声がかかる。

「名護くん」

 ただ名前を呼ばれただけなのに、神の啓示のごとく逆らい難い。

「……んだよ」

 一瞬無視しようかと思ったが、ちょっと話すぐらいできなくてどーする、と思い直し気合を入れて振り返った。直視はできないので顔を背けつつ向き直るという煮え切らない格好になったが、それだってわりと一苦労なのだ。

 弘道は闘威の態度を注意することなく、思ってもみないことを言いだした。

「あのね、俺のことどうしても嫌いなら、無理しなくていいよ。それは君のせいじゃないんだ。違うクラスになれるように先生に言ってあげる」

 闘威は虚をつかれ、思わず顔を上げ弘道を見た。しまった、と全身を緊張させたが、何故か想定していたほどの衝撃は感じなかった。中休みの時の出来事を乗り切ったおかげで、耐性が格段に上がったのだろうか。それとも、神子らしからぬことを弘道が言ったので、人間として認識しやすくなっているのかもしれない。誰からも好かれる弘道が、嫌われていることを前提に話すとは思わなかった。

 闘威は眉を寄せ、弘道の薄い顔を睨んだ。

「……あ? んなこと、できんのかよ」

「普通はできないんだけど、俺のこと嫌いなのに近くにいるの辛いでしょ。俺、変なの出てるらしくて、知り合った人はみんな、俺のこと凄く好きになるか凄く嫌いになるかしかないんだ。先生もそういうの知ってるから、俺がいるクラスには俺のこと好きな人しか配置されないようになってる。そうじゃないと、俺のこと好きな人と嫌いな人でしょっちゅう揉めることになる」

「あー……」

 闘威は真柴のことを思い出した。確かに彼は弘道の信者と共存出来そうもない。どうやら弘道は、闘威が弘道に会う度顔をこわばらせたり逃げたりするので、自分のことが嫌いなのだと判断したらしかった。無理もないことだ。闘威は後頭部をがしがし掻いて、煩わしそうに言った。

「俺は……わかんねぇ、てめぇのことは気に喰わねぇ。でもそれは、てめぇが俺の脳みそぐちゃぐちゃにすっからだ。てめぇ見てっとてめぇが神様みてぇに思えてキメぇんだよ」

「そうなの? じゃあ名護くんって、俺のこと好きになる方の人なんだね。でも耐えてるんだ……凄いな」

 弘道は本気で感心しているように見えた。なにとぼけてんだ、と闘威は青筋を立てたが、弘道が何かをしたという証拠はない。 

 疑わしげにねめつけ、低い声で尋ねる。

「あれは、その、なんだ、てめぇがやってんじゃねぇのか」

「あれ?」

「てめぇが出してる『変なの』だよ。わざとじゃねーのか」

「違うよ。できれば俺もなくなって欲しいんだ。あんまりいいものじゃないからね」

 苦笑する弘道の言葉を、闘威は意外に思ったが、同時に納得もした。人々から敬われ尊重されるのは、普通なら気持ちのいいことのはずだが、過剰にやられるとうっとおしくもあるのだろう。始終回りくどい修飾語たっぷりの敬語を聞かされるとか、お悩み相談室扱いされるとか。

「じゃあどうしようか、名護くん。なるべく名護くんの希望通りにするよ」

「随分親切だな」

「まぁ俺のせいだから」

「そーだな。てめぇが元凶だ。だから俺はクラスを変えない」

「え?」

 弘道は不思議そうに首を傾げた。

「俺の近くにいると大変なんでしょ?」

「そうだ。今まで会った中で最悪の相手だ」

 闘威は、決意と敵意に満ちた眼で弘道を見据えた。日が暮れつつある時間帯、照明をつけていない部屋の真ん中で、窓から差し込む弱い光だけに照らされた姿はぼんやりと陰っている。にもかかわらず、彼はどこまでも壮大で美しく神秘的だった。背後には神々しく後光が輝き、吸い込まれるような瞳から深淵が覗く。人智を超えた気高き存在。――人の精神に干渉するクソったれのカマ野郎。

「俺はてめえに振りまわされんのが嫌なんだよ。ほんとならてめえなんか好きでも嫌いでもねーはずなんだ。なのにてめえを見る度頭がぐちゃぐちゃになる。だから俺は考えた。てめえが普通の人間だってわかれば、こんな気持ちにならなくなるんじゃねぇかって」

「俺は普通の人間だよ。みんなそう思ってはくれないけど」

「知らねぇからだろ。多分てめぇが失敗したりくだんねぇことしても無視してんだ。俺は見逃したりしねぇ。ちゃんとてめぇが完璧じゃないって自分にわからせる。だから、なるべくてめぇのこと見るようにしてんだ。てめぇに勝つまでは離れねぇよ。ぜってぇ弱み、見つけ出してやる」

 爛々と眼をぎらつかせ、縄張りを荒らされた肉食獣のような気迫で睨みつけて宣言する闘威に、弘道はきょとんと目を丸くした。

「……名護くんって変わった人だなぁ」

「てめぇに言われたくねーな」

「はは、そうだね。大丈夫だよ、俺の弱みなんて山ほどあるから」

 少し俯き、どこか哀しげに微笑む。

「そういうことなら、このままクラスも席も変えないで、普通に……」

 言いかけて、あれ、と目を瞬かせる。

「ねぇ名護くん、名護くんは、これから俺のこと知るためにずっと俺の近くにいて俺と話して俺のこと見てるの?」

 弘道の質問に、闘威は、うっと怯んだ。

 ――なんかそう言われっとストーカーみてぇだな……。

 だが、常に弘道の傍にまとわりついている信者連中の姿を思い出し、あれを問題視してないなら一人ぐらい取り巻きが増えたところでどうということはないだろうと思いなおす。

「いいだろ、別に。てめぇの信者はみんなそんなんじゃねぇか」

「いいよ。でも、名護くんは俺の信者じゃないのにそうするんでしょ? なんかそれって――」

 弘道は嬉しげに顔を綻ばせ、夢見るような瞳で言った。

「友達みたいだ」

 ――……は?

 ストーカーと糾弾されるかもしれないと身構えていた闘威は、思わぬ言葉に警戒心を削がれ、呆気にとられて弘道を見つめた。

 学ランをきちりと第一ボタンまで留め、少し髪が長めであるほかはさしたる特徴のない細身の少年。ごく普通の、少年。不細工ではないがアジア系らしい小づくりな顔立ち。色白で筋肉もなくおとなしげで自己主張が弱い。街を歩けば似たような人物はいくらでも見つかるだろう。何故これに反発していた? ――神だと思いたくなかったから。そう、闘威は常に弘道に感じる神性を否定してきた。だがその実、やはり捕らわれていたのだ。弘道が傷つくこともあるという可能性を、少しも考えはしなかった。  

 この瞬間、初めて闘威は、弘道を完全に自分と同じ人間だと認識した。感情があり、未熟で不器用な人間だと。弘道は恐らく、寂しがっている。容易に悟らせないほど密やかに、心のうちに孤独を飼っている。

 今まで闘威は弘道のことを恐るべき強大な敵としか認識していなかったので違和感を抱きもしなかったが、しかしここに到ってようやく気づいた。

 細谷弘道は、友達がいない。

 信者はいる。崇めてきたり拝んできたり縋ってきたり感謝してきたりする有象無象は掃いて捨てるほどいる。敵もいる。罵倒してきたり糾弾してきたり逆恨みしてきたりあまつさえ暗殺しようとしてくる輩すらいる。ところが、対等に話せる友人、気兼ねなく喋れる知り合いといった者が一人もいないのだ。

 要するに、この少年、類稀なるカリスマ性を持ち無差別に神々しさを振りまく神の子細谷弘道は、端的に言ってどうしようなくぼっちなのだった。

 ――なんだこれ。

 闘威は呆然と弘道を見た。相変わらず素晴らしく慈悲深い目をしていた。

「名護くん」

 孤独な神の子は託宣を告げるような声音で言った。本人の意図はともかく、そういう響きを帯びていた。

「俺さ、ピーマン苦手なんだ」

 一拍置いて、弘道が弱みを教えてくれたのだと気づく。

「……おぅ」

 闘威は掠れた声で返事した。こんな展開は、ちっとも予想していなかった。


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