↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

PR
1/20

夢の中のヨハネス

こちらも完結まで執筆済みです。順次公開していきます。

王宮らしい通路で、髭モジャのアストリッドがカイの方を向いている。


「アスティ、どうしたん?」


近寄ると、アストリッドは付け髭を外し、代わりに兎のたれ耳が生えている。


(可愛すぎて滅……)


アストリッドが手を差し伸べる。

カイはその手を取る。


しかし、気づけばアストリッドの手を取っているのは、

貴族の礼服を着たヨハネスだ。


カイは腕にたれ耳の兎のぬいぐるみを抱えたまま、

街の石畳の通りの上で、ひたすら拍手を続けていた……


パチリ


診療所兼自宅の一室で、カイは目を覚ます。

しばらく何が何だかわからない……


「夢?――夢か……」


(クッソ……ヨハネス、絶対許さへんぞ……)


カイは枕を抱えてゴロゴロ転がり回る。


――似合っていた。とてつもなく。


性格はとんでもなく悪いが、ヨハネスは、

自分の兄とは思えないほど、背が高く、気品もあって、美しく、強い。

金も地位もある。


アストリッドは、本当は、そういう男ですら釣り合わないような女性なのだ。

――夢の中のヨハネスは、アストリッドとお似合いだったが……


カイは枕を抱えて起き上がった。


「いつまで……宿屋の親父でいてくれるんやろ。」



これまでのお話▼


◆『元公爵令嬢の小さな宿屋―年下の町医者が、客でもないのに今日も会いに来ます』

https://ncode.syosetu.com/n8605mt/

 ★注目度ランキング(完結済)45位に入りました!

◆続・元公爵令嬢の小さな宿屋―陶器市で年下の町医者と手をつなぎました

https://ncode.syosetu.com/n0955mu/


お気に入りのキャラクター・場面がありましたら★評価・感想一言でも頂けるととても嬉しいです!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。