表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
婚約破棄された令嬢、辺境でドラゴンを育てる  作者: 木挽
アメリア・エルミナール

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

229/231

127話 廃魔晄炉への転移



トリニティがマジャホへ低く報告した。


「マジャホ様、あのガキと土竜を廃魔晄炉に転移させます」


マジャホは口元を歪める。


「……廃魔晄炉か。あそこなら“空を飛ぶ”以外、脱出は不可能……」


トリニティは続けた。


「残りはビショップと小娘とバックスのみです」


「そうか……バンパイア化しない限り、魔獣は結界内に入れない。つまりテイマーのビショップは無力。残りは駆け出し魔法使いの小娘と、以前勝っているバックス……」


「はい。勝ち確です…ビショップが土竜から離れたら転移させます」


泣き叫ぶクラリッサに、ビショップが駆け寄っていた。


「クラリッサ! 落ち着け!」


影の中でマジャホが小声で囁く。


「今た…。ビショップが土竜から離れた……」


トリニティが影を操り、詠唱する。


「シャドウゲート!」


血魔土竜とエレンの足元に黒い影が広がり、

二人は一瞬で飲み込まれた。


---


廃魔晄炉・入口


黒い空間から吐き出されるように、

血魔土竜とエレンが高所から落下する。


「ギャァァァ!!」


血魔土竜は咄嗟に口を開き、

落下するエレンを丸ごと回収した。


そのまま巨大な影が落下し──


廃魔晄炉・最底部へ激突した。


金属の軋む音が響き渡り、

魔力が枯れた巨大な空洞に、

二人の姿が沈んでいく。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ