25 温泉が出た 1
毎日あたしとヴァイスは 蜥蜴型獣人と勉強した。
結構いろいろ覚えたけど。
実は,適当に言ってみても,『こうなれ』と強く思っていれば,出来ちゃうことが分かったんだけど・・・ 蜥蜴型獣人にはまだ言ってにゃい。
言わにゃくても,もしかしたら出来ちゃうのかにゃ?!
いやいやいやいや・・・思っただけで出来ちゃったら,怖いことににゃりそうだよ。
・・・うっかり,喧嘩して,「どっかにいっちゃえ!!!」って思ったら,その獣人がどっかに飛ばされちゃったら怖いよね。
心配ににゃったので、そこだけ 蜥蜴型獣人にきいてみた。
「何も言わなくても,魔法が発動するってことは,無詠唱っていうんだけどね。ミャアコちゃん。
よっぽど勉強しないと発動するようにはならないよ。
え?ヴァイスの他に,無詠唱で来る獣人?いるよ。
大丈夫さ。心の中でしっかり魔力を込めなければ発動しないよ。
そうでなければ,みんなが何か思っただけで,いろんなことが実現しちゃったら,困ることがたくさん起きるだろう?!」
う~ん。そうだよねぇ。でも・・・間違えて,込めちゃうことだってありそうにゃんだけど・・・
そう言うと,
「面白いことを考えるねえ。
確かに,もしそういう獣人がいたら,みんなが困るだろうねぇ。
え?他にもある?
へえ・・寝言とかねぇ・・なるほど・・・・う~ん。
寝ているときまでは,責任持てないって?まあそうなんだけどねぇ。
今までそんなこと気にしたっこともなかったなあ。
え?!喧嘩したとき?
悪口?確かにねぇ。言ったとおりになっちゃったら困るよねぇ・・・」
・・・・・困ったね。これは・・・どう答えたらいいんだろうね。
聞こえてますよ。 蜥蜴型獣人。
「・・・・・そうならないように,今,勉強しているんだよ。
・・・うん。
ミャアコちゃんがもつ虹ってのは,悪いことをしちゃうとだんだん色を変えてしまうんだ。
いつもきらきらしている虹になるには・・・まぁ,勉強と,練習だね。」
・・・真っ黒ににゃるのはいやだなあ。
ちゃんと勉強するよ。変にゃことも考え・・・るかにゃぁ。・・・気をつけよう。
夕方,ロートとズィルバーとヴァイスでご飯を食べにゃがら1日の報告をする。
ロート達の温泉探しは難航しているそうだ。
こうしてこの町に着いてから10日過ぎた頃,ロートとズィルバーが,明日はみんにゃで温泉探しだって言ったんだ。
次回はズィルバーが。




