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A  作者: a
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散々な年明けだ。

昨日は千葉神社まで彼女と連れ立って初詣に行って、お御籤を引いたら小吉で(彼女は末吉だった)、その後に入ったカラオケ屋で彼女と喧嘩になって駅改札前で物別れして、僕は冷たい心持で電車に乗って居眠りして、そうして間違った電車に乗ったことに気づいたのは一時間半ほど後で、電車を変えて漸く東京駅へ着いて乗り換えて池袋に出たはいいけれどももう終電を逃していたので仕方無く池袋の漫画喫茶に泊まることにして、しかし寒いし狭い上に全身を虫が這う幻覚が見えだしたせいで身体中をかきむしって全く眠れなくって、翌朝は寝不足で痛む頭をふらふらさせながらそのまま職場へ行って、さっき帰って来た。ふらふらする。あたま。今年一年の凶兆を暗示するような二日間だった。



寝不足のせいなのか、それとも飲み過ぎた珈琲のせいなのか神経過敏になってしまって誰が見ても今日の僕は挙動不審で、一挙手一投足が普段の自分とは些か狂って居て、それを客観的に眺めている自分が居て、そいつが俺もう死にたい、と呻いた。ツキにも見放され彼女にも見放され職場でも挙動不審の人間が生きていく術は無いように思われた。携帯電話を開いてみるが彼女からメールの返信は無い。消えて無くなりたかった。自分の様な愚かしい人間が生きて居ても仕方が無い、よし死のうと思った。でも怖かったから止した。毎日を明るく楽しく過ごしたいだけなのに用意されていたのはこの末路。酷いじゃねえか。なあ。



今も未だ神経過敏状態で心拍数は上がり続けていて僕の挙動は自分の部屋の中でますます怪しくなっていく。ひたすら心が落ち着かないから酒を呑んで煙草を吸って酒を呑んで煙草を吸って酒を呑んで煙草を吸って、それでも未だざらざらとした胸騒ぎが継続中でいい加減に自分自身に腹が立って来た。若造よ、何を慌てることがある。人生は長い。なんたらかんたら。落ち着かない。全然落ち着かない。手近にあるものを何でもいいから破壊し尽くしてしまいたい衝動に駆られる。

これでは、完全に病人だ。

廃人。



このままでは大袈裟に云えば明日の朝日を拝める自信も無い。とにかく酒だ。何も考えないようにして酒を呑んで寝てしまおう。

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