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二度転生した少年はSランク冒険者として平穏に過ごす ~前世が賢者で英雄だったボクは来世では地味に生きる~  作者: 十一屋 翠
エピローグ

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エピローグその1 廃墟探索ラッシュ

作者⸜(ˊᗜˋ)⸝「番外編エピローグはっじまっるよー!」

ヘルニー( ´ ꒳ ` )「最終巻発売までお楽しみあれー」


いつも応援、誤字脱字のご指摘を頂きありがとうございます!

皆さんの声援が作者の励みとなっております!

「へへ、見ろよ魔剣だぜ」


「マジかよ! 俺のところはゴミしか出なかったぞ!?」


 新しくやって来た町の冒険者ギルドに入ると、賑やかな冒険者達の件層が聞こえてきた。

 けどいつもなら倒した魔物の話とかいくらで売れたとかなんだけどここのギルドは少し違うみたいだ。

 魔剣って事は遺跡にでも潜っていたのかな? でも俺のところっていうのはどういう事だろう? 複数の遺跡が近くにあるのかな?


「すみません」


 気になった事はギルドの職員に聞くのが速いと思い、僕は受付の人に話しかける。


「いらっしゃい、あら、貴方外から来た人ね」


「ええ、今日初めてこの町に来たんですけど、あの人達は何の話をしてるんですか? 魔剣がどうとか言ってましたけど」


「ああ、砦の話ね」


「砦?」


 ほら、少し前に魔人が戦争を仕掛けて来たでしょ。あの戦いは勇者様が魔人の親玉を倒して勝てたけど、その特に破壊された空飛ぶ砦が沢山あるのよ」


「勇者……」


 魔人皇帝との最終決戦のあとのゴタゴタで生まれた言葉をすんでで飲み込んで受付の人の話を聞く。


「その砦の中には魔人達の武器や防具が残っている事があってね、ああやって冒険者達が落ちた砦を探索しては戦利品を持ち帰るのが今のブームなのよ」


「へぇ」


 魔人の飛行砦の物資か、それは考えなかったなぁ。


「運が良ければ危険な古代遺跡に潜らなくても魔剣のような貴重な品が手に入るから、皆大はしゃぎよ。売って良し、自分で使って良しだからね。まぁギルドとしては普通の仕事もしてほしいんだけどねぇ」


 それは仕方ないね。冒険者にとって儲け話は我先にと飛びつくものだから。


「最近じゃ商人や町の人間まで落ちた砦を探索してるみたいよ。魔人はいないとはいえ、魔物が巣にしてる場合もあるし、遺跡の中の防衛機能が動いてる事もあったみたいだからやめてほしいんだけどねぇ」


 と、冒険者以外の人達も落ちた飛行砦に出入りしているというビックリするような話まで飛び出て来た。


「でも成る程、確かに一か八かで大儲けできるなら入りたがる人も出てくるか」


 とくに子供は宝さがし気分で入り込むだろうなぁ。


「っと、待てよ、そうなるとヴァーミリオングレイブの残骸に入ろうとする人も出てきそうだな」


 ヴァーミリオングレイブは僕と魔人皇帝との戦いで爆散した

 けれど区画の一部はそのままで落ちている可能性もあるし、そうなると最悪生きた要塞の一部に人が迷い込む危険があるな。


「ヴァーミリオングレイブは有事の際の為に区画単位で動けるように独立駆動設計にしたもんなぁ」


 うん、よくよく考えると危ないな。

 念のためアレだけでも破壊か無効化しておこう。


 という訳で変装して王国に戻って来た僕は、ヴァーミリオングレイブの残骸が残っていないか調査をはじめたんだけど……


「こちらが勇者レクスによって破壊された魔人皇帝の飛行要塞跡地です」


「なんか観光地になってるーーーーーーーっ!?」


 驚いたことに、王都近くに墜ちたヴァーミリオングレイブの大きめの残骸は、観光地として多くの人が見学に来る場所になっていたんだ。


「お土産に勇者クッキーはどうだい!」


「勇者様慣習の巨大勇者野菜じゃよー! 栄養も満点! 魔物除けもあるよ!」


「昼飯に勇者串焼き肉はどうだい!」


「坊や、勇者の剣キーホルダーがあるよ!」


 しかもお土産屋まで出来てるーーーーっ!!


「はーい要塞の中には入らないでね。まだ動いているマジックアイテムがあるから、調査が完了するまでは危険だよー」


 不幸中の幸いだったのは王国の騎士団が残骸の警備についていて中に人が入れなくなってる事か。


「とはいえ……」


「魔人皇帝を倒した勇者様の凛々しい絵姿だよー!」


「勇者様と共に戦ったSランク冒険者の肖像画はどうだい!」


「勇者様の半生を描いた冒険英雄物語はどうだい!!」


「なんか変なのも売られてる!!」


 どうも僕が冒険者として活動していた事も完全に把握されているらしく冒険者としての活動を本にしたものまで売られているようだった。っていうか魔人皇帝との決戦から考えて早すぎない!?


「勇者の直弟子、青い炎のジャイロの肖像画もあるよ!」


「ジャイロの肖像画ください!」


「私も!」


「私は三つ!」


「お一人様一枚までだよー」


 うわー、ジャイロ君のグッズ大人気だなー。


「うん、これはもう王都には帰れないね……」


 とりあえず、ヴァーミリオングレイブの機能だけ破壊して帰る事にしたよ。


「商機を見出した人間の行動力って怖いなぁ……」


飛行砦ヾ(⌒(_'ω')_「ちな中に残ってるものは操縦担当していた魔人達の私物です」

ヴァーミリオングレイブ ₍₍ (◟'ω')◟「魔人にも格差があるんだねぇ。ちなみに私の中には世界を破滅させるようなものがわんさか」

飛行砦( '-' )「回収されて残当」


面白い、もっと読みたいと思ってくださった方は、感想や評価、またはブクマなどをしてくださると、作者がとても喜びます。

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― 新着の感想 ―
もう終わりだと思ってたら要塞落としてからいきなり老衰までの間を番外編でやってくれるのうれしい。
ジャイロくんwww
早速の更新ありがとうございます!
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