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その17.海人、目標を掲げる

 夕食を食い終えると、早速小春と一緒にゲームを始めた。

 とりあえずは俺が戦っている所を小春がアシストに入って、それを見学してもらうという方式を取って一戦。

 戦闘している間小春はひどく不安そうにしていたが、俺は得意の見栄っ張りで「楽勝」と繰り返す。

 正直いつもいるはずの麻莉亜が隣にいなかったのはかなり不安ではあったが、何とか勝ちパターンにもっていくことができた。


「と、こうすれば後は相手は攻撃手しかなくなって、次に無形クライシスを出せば相手がどの手を出しても確実に勝てるって感じかな」

「あ、本当だ!! 凄い!! 凄いよお兄ちゃん!!」


 無事に勝利を確定させ、一安心。

 小春も俺の説明で納得し、不安の表情は喜びに変わった。



 俺が麻莉亜先生から教わったこのゲームの極意はズバリ、『勝ちパターンを見つけること』だ。

 このゲームのカギを握る力は『数手先まで手を読む力』と『相手を洞察する力』と『運』であると、麻莉亜は言う。

 更に相手とステータスに差がなく、一定以上の『読む力』と『洞察する力』があれば後はどんなにそれが高くても運の勝負になるそうだ。

 しかし、それはあくまで対人間での話。

 今やっている対雑魚クライシス戦ではもっと話は簡単になってくる。


 このゲームは将棋のように無限大の手筋があるわけではなく、相手のステータスとこっちのステータスが一定なら手筋はある程度決まる。

 その為雑魚クライシスを相手にするのであればそれを全部網羅すれば負けることはほぼなくなり、安全に経験値を稼げると麻莉亜は言う。

 それでも雑魚クライシスはレベル0~5がいて、ステータスや職業はバラバラ、持っているSSも使ってくるSSもバラバラなので、さすがに各々全てに対する手筋を1から全部覚えるのは普通の人間に出来ることではないのだが。

 ただ、雑魚クライシスに対する麻莉亜なりの勝ち筋というのはあるそうで、俺はそれを一生懸命身につけた。

 その結果、麻莉亜の助言なしでもこうして小春の前でかっこ良くクライシスを撃破するに至れたのだ。

 ありがとう、麻莉亜。



 戦闘も終わり、VRから帰ってきた。

 麻莉亜と小夏は二人で横になっているところを見るに、どうやら戦闘中のようだ。

 戦闘前は二人共互いに文句言い合っていたので不安はあるのだが、麻莉亜がいれば事故を起こすこともないだろう。


 小春の方はVRから帰ってくるなり、凄い嬉しそうな顔して俺の手を取ってきた。

 その眼差しが尊敬する眼差しそのものだったので、お兄ちゃん本当に感無量だ。


「凄い凄い! やっぱりお兄ちゃんは凄いね! これならどんなに悪い人が来ても大丈夫だね!」

「大げさだなぁ、小春は。こんなの相手が雑魚だからだよ。最終的な相手はレベル20の敵を倒して、ようやく挑戦できるような強敵。まだまだこんなんじゃ俺なんて足元にも及ばないよ」


 たった一度の勝利を見せただけで小春は大興奮。

 俺は顔をにやけさせながらも、そう調子に乗った謙遜をする。

 でも、事前に色々勉強して本当に良かったよ。

 努力が報われた瞬間だ。


「お兄ちゃんはゲーム得意だもんね! 私もお兄ちゃんみたいにとはいかなくても、せめて迷惑をかけないくらいには頑張らないと……でも、怖いな……」

「大丈夫だ! よし、今度は小春がやってみるか! 俺のアシストが付けば絶対負けない!」

「う~ん……そうだね! お兄ちゃんがいれば、きっと平気! 私、頑張るよ!!」


 小春はまだ少しゲームをやることに抵抗があるようで少し渋ったが、そんなものは絶対の信頼をよせるお兄ちゃんの前では無意味だ。

 正直言うと、今俺は慣れ親しんだ俺の擬戦体……というか、俺のステータスだから楽に計算が立てられたものの、小春の擬戦体で戦うとなると少し不安が残る。

 最初はレベルの低い敵から順々にやっていこうと小春に提案し、俺と小春は二人でVRへと入っていった。





 結構数をこなしたが、小春は見事に全戦全勝。

 一勝するたびに小春と抱き合って喜び合う幸せな時間だった。

 小春も飲み込みは早く、俺のフォローなしでも割りとスムーズに勝てるようになってきたし、本当に意味のある時間だったと思う。

 小春もレベルを1つ上げて一段落し、麻莉亜も小夏も丁度戦闘が終わったところだったので俺達は小休止を取ることにした。

 麻莉亜が用意してくれた飲み物を飲みながら、四人でソファーに座って戦果を話し合う。


「……とまぁ、俺達はこんな感じで順調だ」

「ねー! お兄ちゃん、本当に凄いんだよ!! やっぱり出来る男は違うね!」


 小春は全戦全勝で勝てたことが余程嬉しいらしく、俺にベッタリだ。

 こんなにも凄いと思ってくれるとは思わなかったので俺も驚いている。


「で、どうだ? そっちの調子は」


 が、ウキウキらんらんな俺小春ペアとは対照的に、麻莉亜小夏ペアの雰囲気はあまり芳しくない様子で……。


「話になりません。小夏さんはこのゲームから身を引いたほうがいいと感じるレベルです」

「…………」


 そう言われて小夏はいつものむすっとした表情を更にむすっとさせ、悔しそうに下を向く。


「麻莉亜が居てもダメなのか!? レベルはどれくらいになったんだ?」

「マイナス1です」

「指導前より下がってんじゃねーか!! 何があった麻莉亜!? どうした小夏!?」

「100パーセント勝てる状況なのに、降参するのが原因ですね」

「……だってあれでもし次負けたら私死ぬのよ!? それ分かって言ってる!? 死んだらおしまいで次はないのよ!? それなのに出来る訳ないじゃない!!」

「相手の残りの手札とサポートスキルを見て判断すれば、小夏さんの勝ちは確定でしたが?」

「それを対戦中に教えてやれよ……」

「小夏さんからは大事な所でアドバイスをしろと言われたので、黙っていました。まさか降参するとは思いませんでしたので」

「あぁ……」


 それが一応小夏なりの『絶対死なない』という根拠だった訳だ。

 次の一撃で死ぬってなったら降参するから、絶対に死なない……と。

 このゲームは後一撃で死ぬか倒すかって場面が結構多いから、そんなことしていると確かに降参の数はかさみそうだ。


「小夏さんはもう少し落ち着いてゲームを進めてみてはどうでしょうか? 思考時間はたっぷりあるので、そんなに急ぐ必要もないと思いますが?」

「戦ってるのは私なのよ!? そりゃ、麻莉亜は負けても死なないから落ち着いていられるだろうけれども、私は負けたら死ぬの!! それなのにゆっくり落ち着いてなんてできる訳ないじゃない!」

「……海人さん、どうしましょう? 小夏さんはもうこのゲームから手を引いたほうが賢明だと私は思いますが」

「嫌! 麻莉亜お願い、次もアシスト入って! 休憩なんてしてられない! 次は絶対勝ってみせるから!」


 俺が答える前に小夏はそう言ってさっさとBPSの操作を始める。

 負けず嫌いというか猪突猛進というか、要領を知らないというか……。


「そんなに急ぐ必要もないだろうに。一旦実戦から離れて、ゲームの攻略法をしっかり教わってからやったらどうだ? そっちの方がレベルを無駄に下げないで済むだろ」


 小夏は俺と違って要領は悪いけど勉強はできるし、つまんないことにも努力ができる。

 そっちの方が効率的だと思ったのでそう促してやった。

 するとそれに麻莉亜も小夏も納得したようで、小夏は別室に行って麻莉亜の授業を受けることになった。

 麻莉亜は「しっかり落ち着いて人の話を聞いて下さいね」と半分呆れ、小夏は「ちゃんと聞いてるじゃない!」と逆ギレ。

 そんなデコボココンビが別室に行くのを、少し先が思いやられながらも見守った。


「まぁ、麻莉亜から教えを貰いに行こうとする姿勢になっただけでも進歩かな……」

「お姉ちゃん、こういうゲームは苦手だもんね……。それに、負けたら死んじゃうなんてなったら、誰でもそうなると思う。私もお兄ちゃんがいなかったら怖いもん……」

「小夏も麻莉亜を信用していれば慌てることなんてないと思うんだけれどもなぁ……。自分で何とかするって思いが強すぎて、戦闘中も麻莉亜のことが見えてないんじゃねぇかな……」


 そんな感じでリビングに残った俺と小春が雑談していると、小春の方に蓮華から映像通信の連絡が入った。

 せっかくだから俺にも見えるように応答してくれと小春に言うと、小春は蓮華からの通信映像を公開状態にして応答する。


『こっはろー! あれ!? カイトもいるぞ!?』

「こっはろー! おう、いちゃまずいか?」

「もう……その挨拶は恥ずかしいからやめてって。お兄ちゃんまで……」


 蓮華はこんな夜更けに外に出ているようだった。


「どうした? 夜逃げか?」

『う~ん……正解かなぁ』

「マジで夜逃げなんだ!! 家はどうした!?」

『追い出された』

「何でだよ!? 悪さでもしたか?」

『聞いてくれよぅ。風呂に入ろうとしたらさ、あいつが女侍らせて先入ってて、邪魔だから出て行けって言うんだ……』


 あいつ……兄の空吾のことか。

 え、何あいつ、女と一緒に風呂入ってんの!?

 なんかいつの間にかギャングのボスみたいなことになってんぞ!?

 何でそんな急にそんなことになってんだ!?

 滅茶苦茶羨ましいじゃねぇーか!!

 ふざけんな!!

 許すまじ!!


「どうなってんだそれ!? 何!? あいつ、ハーレムでも作ってんのか!?」

『毎日違う女が出入りするんだ。本当に最低だよ。で、はるるは今どこいるのさー? 泊めてもらおうと今はるるの家まで来たのに~』


 それを聞いた俺は全身の血が煮えたぎるような嫉妬心を煽られた。


 畜生めぇーーーー!!!!

 いいないいなハーレム!!

 今までの奴からは全く想像できないぞ!!

 あいつ女にモテるような奴じゃなかったし、どっちかっていうと煙たがられてたのに!!

 どうしてそうなった!?

 あれか!?

 立尾頑張ってるから、その分俺を応援しろ的なあれか!?


 そこで俺はハッとなる。

 あいつは今仲間を募って組織し、自分のレベルを上げようとしていたはずだ。

 それが度を越して、宗教みたいになってるんじゃないのかもしかして!?

 トップの言うことを聞けみたいなことになって、嫌がる子を無理やりとかやってんじゃないのか!?


「ざっけんな!!!」

「び、びっくりした……。どうしたの? 蓮華がここに来てもいいかって聞いてるけど……」

「あ、すまん。おう、いいぞ、来い来い」


 黒波に怒り心頭で蓮華の話を全く聞いてなかった。

 蓮華が家に居づらいからウチに来たいということらしい。

 とりあえずそれを承諾すると、蓮華は「今から行く」と残して通信を切った。


「蓮華のお兄ちゃん凄いよね。エボルを倒そうって、今学校をまとめるリーダーみたいになっているんだよ。ブラックメシアみたいだよね!」

「え?」

「私のクラスにもチームブラックウェーブに入らないか~ってお誘い来たよ」

「えぇ!?」


 何だそのチームブラックウェーブって!!

 俺の知らぬ間に、どんどん黒波の奴が進化していっているような気がする。


「私も蓮華のお兄ちゃんに協力したいなって思ったから入ろうと思ったんだけれども、蓮華が絶対やめておけって言うから断っちゃった」

「えぇーーー!?」


 こ、小春が黒波のチームに……?

 小春が黒波と一緒にお風呂に……!?


「ダメダメダメ!! 絶対ダメだぞそれ!! 黒波だけは……蓮華の兄貴だけは絶対やめてくれ!! 本当に勘弁してくれ!!」

「え……何か蓮華と同じようなこと言ってる……」


 小春はそんな俺の必死な呼びかけに困惑気味だ。

 そうなんだよ。

 黒波が俺にちょっかいかけてきていることを、小春は知らないんだ。

 俺自身あまり他人に話していないっていうのもあるんだけれども、何しろ蓮華の兄だから小春には悪いようには言えないんだ。

 人のことを悪く言うようなお兄ちゃんはダメだ。

 でも、今回だけは絶対に阻止しないといけないことだったので、必死になって止めてしまった。


「蓮華のお兄ちゃんと一緒に風呂入ることになっちゃうぞ!? そんなことは俺が絶対に許さない!!」

「あはは。それ、本当なのかなぁ。でも、何か凄いワイルドだよね。こう言ったら蓮華のお兄ちゃんには悪いけれども、映画の悪役の人みたい」

「小春もあの全校集会見たろ!? あれは悪役だぞ!」


 小春はそう楽観的に笑っているが、黒波の魔の手が小春にまで及ぶとなったら気が気じゃない。

 幸い友達の蓮華がそれだけは絶対に阻止してくれそうだけれども、そういうのなかったら普通にブラックメシアみたいな調子こいてる奴に騙されてしまうかもしれない。

 小春は本当に優しい子だから、ああいう怪しいのでも協力的になっちゃうんだ。


「よし分かった! じゃあ、こっちも対抗してチームセブンズフィールドだ! そういうことで、小春もお兄ちゃんと一緒にお風呂入ろう!」

「えぇーーー!?」


 黒波だけそんなクソ羨ましいことしているのが許せなかったので、こっちもそれに対抗してみた。


「ダメだよ? そういうのはもっと大人になってからじゃないと……」

「え、大人になったらお兄ちゃんと一緒にお風呂入ってくれるか? むしろ、子供の頃は小春の方からお兄ちゃんと一緒に入りたいって……」

「お兄ちゃん!!」


 小春に怒られてしまった。

 まぁ、小春をそういう目で見たらダメだよな。

 俺と小春は血は繋がっていなくても兄妹みたいなものだし、そういうのはダメだ。

 小春とそういう関係になるってのも、あんまり想像がつかない。

 俺としては小春に対して永遠に『頼れるお兄ちゃん』というポジションでいたい。

 

 でも、黒波がいつの間にかそんなことになっているなんて、全く知らなかった。

 女の子侍らせて風呂に入るとか、男は誰でも夢見る光景じゃねぇか。

 クソ羨ましい。

 嫉妬で狂いそうだ。


 そう言えばそうだよな。

 俺がゲームで勝つ所見たら、小春はあんなにはしゃいで俺にベッタリになったんだ。

 例のブラックメシアだって、ゲームが強いってだけであんなにもてはやされていたんだ。

 黒波もこのゲームを良いように使って女の子を騙くらかしたんだ!


 ……俺も小春に似たようなことしたけどさ。


 でも、ゲームが強いってのは今やこの社会において重要なステータスになってきてる気がする。

 だとすれば、もしかして俺もゲームが強ければモテモテになるんじゃないのか!?

 俺もゲームが強ければ、女の子と一緒にお風呂に入れるんじゃないのか!?


「小春! お兄ちゃんがエボルを倒したら一緒にお風呂に入ってくれるか?」

「えぇーー!? まだお風呂のこと言ってるー!! も~……ダメだからね? お兄ちゃんはそんな悪い人みたいなことしちゃダメ!」

「でも、お兄ちゃんエボルを倒したら世界の英雄だぞ!? それくらいのご褒美はあっていいと思わないか!?」

「えぇ~……。う~ん……」


 なんかそういうご褒美が待ち構えているんだとしたら、エボルを倒すっていう目標を持ってもいいような気がしてきた。

 恐るべしエロパワー。

 エロが世界を救うってこういうことだったんだな!


「お姉ちゃんと一緒になら……でも、他の女の人と入ったらダメだからね!?」

「マジで!?」


 考えた挙句、条件付きだけれでも本当に小春はOKしてくれちゃった。

 半分以上冗談だったのに。

 エボルを倒すっていうのはリアルにそんなことが許される偉業なんだ!


 ゲームの攻略方法も分かってきたし、対戦で成果も上がって調子良いし、これはマジで世界を救う……まではいかなくても、ある程度もっとゲームの力を付けておいていいかもしれない。

 俺もこれからは小夏に無理やり学校に連れて行かれることになるだろうし、そうしたらまた黒波に絡まれるかもしれない。

 そうなった時に返り討ちにできるように、ちゃんとレベルを上げておくのは損ではないはずだ!


「よし小春! 特訓だ!! エボルを倒して、一緒にお風呂に入るぞ!!」


 俺はそう思い立って立ち上がり、拳を掲げた。


 ダダダダダダダダッ……パァァァン!!


「あんた今小春になんか変なこと言わなかった!? ふざけたこと言ってるとこのまま窓から放り投げるからね!!」


 どこからともなくやってきた小夏に殴られた。



 俺は明日の休日を挟んでから黒波のいる学校へしっかり通うことになるだろう。

 あまり気が進まないのは本音だが、こうなってしまっては仕方がない。

 いつの間にか大きくなっている黒波の存在が少し気にはなるが、だったら俺も腕を磨いて味方をみつけ、それに対抗していきたいと思った。

 そしてあわよくば黒波のように女の子と一緒にお風呂に……なんてことは断じて思っていない。

 断じてな!


 そういう訳で新たにモチベーションを得た俺は、それから次の日の休日が終わるまで、小夏や麻莉亜と共に愚直にゲームのレベル上げに取り組んでいくのだった。

 【Tips】

 黒波蓮華

 15歳 女 高校1年生 156cm 48kg B型

 中学の頃から小春の友達で高校も同じ高校に何とか進学、小春と同じ吹奏楽部に所属している。

 大雑把、適当、奔放、天真爛漫と、小春とは合致する要素のない性格をしている。

 親は七原のライバル立尾製作所に務めるお偉いさんで実家は豪邸、メイド用アンドロイドを何体も備えている。

 兄の空吾が海人と同級生だが、非常に仲が悪く家に居ても口さえ利かない。

 親しみやすい性格のお陰で広い交友関係を持つが、過去に立尾の名前や兄のせいでいじめにあった経験があり、基本的に小春しか信用していない。

 勉強が苦手だがスポーツは得意で、中学の時はほぼ素人かつ1年後期からの途中入部だったにも関わらずバスケ部のレギュラーとして全国大会に出場する程。

 3年通して試合に全く出られなかった小春が高校では頑張ろうと意気込む意志をガン無視して、アニメの影響でやったことのない吹奏楽部に小春を誘い、一緒に入った。

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