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悪夢  作者: 井ノ川桜
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21/21

第21話悪夢

第21話

それから1ヶ月後の夜

気がつくと、真っ暗な空間にいた京美

そこは廊下だった

京美は歩いていく

すると、跡を付けられている気がした

背後でだ

振り返ると、魔裟斗がいた

死刑にされたはずの魔裟斗がいた

死刑執行された魔裟斗がいた

京美は、怖くなり逃げた

後ろからは、「裏切り者!愛をわかってくれないのが悪いんだ!待ってよ!みぃつけた」と魔裟斗の声が聞こえた

京美は、必死に走った

しかし、目の前には虫の大群が、そして、拘束されてしまった

嫌いな虫たちに、肌をカサカサも登ってくる感覚

気持ち悪いくらいの感覚

すると、魔裟斗が京美の腹に何かを付けた

京美は、お腹に痛みを感じた

そう、刺されたのだ

京美は、「悪夢であれ!」と思っていた

「念じたって無駄だ。君は、こうなる運命なんだ」と魔裟斗が言った

不気味な笑みで言った

京美は、叫んだ

恐怖で叫んだ

それは、歪みなのかを判断できない恐怖

悪夢の中であって欲しいほどに嫌な空間だった

気がつくと、墓場にいた

墓地だった

寺の墓地

そこには、みんなの墓と書かれていた

京美は、泣きながら、「ごめんね…私のせいで」と言った

いつの間にか、黒い服を着て、白い菊の花を持っている

ゆっくりと、墓へ近づく、コツコツと黒いハイヒールと石垣の道の擦り合いが響く

そして、しゃがんだ

そして花束を置こうとした次の瞬間

手が出てきた

即座に桜子の手だとわかった

すると、みんなが出てきた

桜子、チワワのストちゃん、茶色くなった体の花男、4人のストーカーが現れた

桜子「あんたのせいよ!LINEをしたからあたしが死んだのよ!この人でないし!地獄へ落ちるべきよ!」

花男「同感だ。お前のことを好きになったせいで俺は殺されたんだ!地獄へ落ちるべきだ!落ちろ!」

チワワのストちゃん「ご主人様のせいですわん!ご主人様が私を拾ったから殺されたのですわん!地獄に落ちるべきですわん!」

4人のストーカー「お前をストーカーしたせいで殺された!この人でなしのクソアマが!地獄へ落ちて、もがき苦しめ!」

そういうと皆は、狂気の笑みで近づいてきた

京美は、振り返り逃げようとしたが、足を掴まれてしまった

すると、穴から虫の大群が押し寄せた

足から顔へと登ってくる

肌をくすぐられ気持ち悪い気分になった京美

「助けて!嫌よ!地獄に落ちたくないわ!」

そう叫ぶ京美だが効果はない

「地獄へ落ちろ!おいですぐ着くんだからさ」

「嫌だ助け…て…」と引きずられた

そして、引きずり込まれそうになり、穴の縁を必死に掴んだ

口の中、頬の傷からも虫が入っていく

「助け…て」

すると、目の前に人の足が見えた

京美は、顔を上げ助けを求めた

「助けって……」

しかし、目の前にいたのは、魔裟斗だった

「逃げられるわけがない君は、地獄へ落ちるのだから」

京美の心臓は心拍数が上昇した

ドクドクと上昇した

そして、落とされた

手を払われたのだ

そして、虫にまみれながら地獄へ落ちていった

地獄に落ちた時には、色んな虫たちがいて、京美を包み込む

京美は、叫んだ

「きゃぁぁぁ!嫌!嫌!気持ち悪い!」

虫達は容赦なく襲う

「きゃぁぁぁ!」

気がつくと、ベッドの上で暴れ回る京美

「嫌!キモイ!嫌だ!助けて!ごめんなさい!」

監視員が気づき、必死に止める

京美は、正気になった瞬間

監視員を突き飛ばした

「あぁ…後何回この悪夢を見るの……もう嫌だ……」と独り言を呟いて、顔を手で伏せて泣き始めました

トラウマから逃れることの出来ない地獄

果たして、精神病院の個室の部屋は、これは現実でしょうか?

それとも、悪夢は、まだ続くのでしょうか?

悪夢これにて、閉幕

これで終わりです

読んでくれた方は、ぜひコメントをお願いします

どんな些細なことでもいいです


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