第1話悪夢の幕開け
第1話です
「助けて!殺される!」と叫びながら逃げている
深夜の暗い暗い住宅街を走っていく女
その後ろから、謎の男が背後から迫る
あたりは、街灯があまりなく薄く明るい光しか指していなかった
叫び逃げる女は、慌てた表情をしていた
その女の心臓の鼓動は、「ドドドドドド…」と鳴ってていた
女の表情は、絶望、希望、死への恐怖、全て映す表情だった
あたりは寒く感じた
無慈悲にも、住民達は寝ている深夜だったこともあり、響かなかった
だから、女の助けの声も、今や鳥のさえずりにしか聞こえない
女は、走って走って走った
後を追う、謎の男は、女を追って追って追っていた
女は息苦しくなりながら、必死に逃げた
月光の下で走る2人
逃げる者と追う物
それは、まるで、舞台のスポットライトのように、照らされていた
しかし、朧雲が埃のように月を塞ぎ、朧月に切りかえた
ある意味そのお陰で、住宅街はまた暗くなった
それは、逃げてる女の心を鏡に写したとでも、言うかのようだった
謎の男の表情は、目が白目を向き、狂気の中の狂気の笑みを浮かべていた
謎の男の手袋を付けた手には、暗くてよく見えないが、何かを持っている
なぜ、表情がわかるかと言うと、謎の男はフードを被っていない
もちろんフードの付いた服を着ているが、被っていない男
女は、数十分も無我夢中で走り続けた
女が気がついた時にはT字路があった
目の前には、街灯と融合した電柱と、両サイドに鏡が着いているカーブミラーが、塀の前で、一緒に置かれていた
そこを右に曲がった
しかし、その先にあったのは…袋小路だった
全て塀に囲まれた袋小路
暗い暗い袋小路
目の前に自販機があった
女から見て右側に青いプラスチック製のゴミ箱が4つあった
プラクル、ペットボトル、生ゴミ、缶・瓶とそれぞれのゴミ箱に、白いガムテープに書かれていた状態で貼られていた
女の心臓は、心拍数が上昇していた
さっきの、「ドドドドドド…」がさらに高速で「ドドドドドド…」と鳴っていた
女は、戻ろうとしたが、足音がどんどん近づいてくる
「タッタッタッタッ…」と近づいてくる
女は、「戻ったら…殺される」と思っていた
なので、ゴミ箱の中にに慌てて隠れた
暗かったこともあり、何が書かれていたか分からなかった
しかし、女は生臭い臭いが、漂い息苦しさを感じた
女は、出ようとしたが、目の前にあの男がもう既に来ていた
「怖いわ…早く言って欲しいわ…ゴキブリが出てきそうな生ゴミの匂いだわ」と思っていた
その時、カサカサという音が聞こえた気がした
肌に羽が乾燥した虫が着いたような感覚
女は、「ビクン!」としてしまった
それと同時に、ゴミ箱をゴソッと揺らしてしまった
さらに、スマホが「ライン!」と流れてきた
そう、女は、スマホのマナーモードをオフにするのを忘れてしまった
その時、足音が女の方へ近づきてきた
そして、ゴミ箱の蓋を開けた
女の目の前には、謎の男がいた
「みぃーつけた」
次回第2話お楽しみに…




