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7.親友

 一緒に生きていきたい命があります。


 私は、夫とお付き合いをしている時に、

とても嬉しい言葉をもらいました。

「もし、君が男だったら、親友になっていたと思う。」

私は、ドキッとしました。

男の人から、そんな事を言われた事が、

それまでなかったからです。

私を人間として、好きだという事だ、と感じました。

男とか女とかの垣根を越えて、

好きだと言ってくれたのだ、と思いました。

親友とは、職業とか収入とか外見ではなく、

その人の内面や価値観で繋がり、

お互いを尊重し合って、

深い信頼関係を築いていける人の事です。

どんな事でも話せて、自然体でいられる、

かけがえのない存在とも言えます。

そんな親友と私を、同等に認めてもらえた事が、

嬉しかったのです。

「この人と、ずっと一緒にいたい。」と思いました。


彼(夫)には、こんな事も言われました。

「俺には、子どもが2人いる。

 この先、もしも俺に何かあっても、

 子ども達を、成人するまでは、育てて欲しいんだ。

 だから、子ども達と、養子縁組をして欲しい。」

彼には、前妻との間に、2人の子どもがいて、

2人とも彼が、引き取っていたのです。

その頃には私も、彼の子ども達を、

自分の子どもとして、育てる覚悟ができていました。

だから当然のように、彼の申し出を、承諾し、

彼の子ども2人と、養子縁組をしました。

養子縁組と言っても、書類を提出するだけです。

そして、私の職場に、報告しました。すると、

「子どもがいる人と結婚しても、

 養子縁組までする人は、あまりいないよ。」

と言われました。

私は、少し驚きましたが、

彼は、本当に子ども達の生末を、心配していました。

万が一、彼が亡くなった後の事を考えて、

養子縁組を望んでいたので、私に後悔はありません。

彼の進んできた道は、

まっすぐではなかったかもしれませんが、

その時その時を、一所懸命に生きてきた人だ、

と実感したので、その生き方ににも、賛同しました。


 私が、一緒に生きていきたい人は、

大親友の夫と、その子ども達です。


続きは、10月19日(月曜日)に投稿する予定です。

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