表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
悪役転生〜俺は魔王様の参謀です〜  作者: 渡琉兎


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

39/55

第39話:帰還と追及

「シャドウ! レイド!」


 レイドの転移魔法で本陣に帰還した俺たちを見たアリスディアが、すぐに声を上げた。

 そこは魔王として声を掛けてほしいところだったが、近くには死四天将しかいなかったので、強く言うことはしない。


「ただいま戻りました、魔王様」

「シャドウのおかげで助かりましたわ」


 俺が声を掛けると、レイドが開口一番でそう伝えてくれた。


「……そうか。さすがはシャドウだ。レイドもよく無事に帰還した」


 レイドが冷静な口調で伝えたからか、アリスディアも魔王としての威厳を保つため、落ち着いた雰囲気でそう口にした。

 近くには死四天将しかいないものの、少し離れたところには魔王軍の兵士たちが集まり、こちらに注目している。

 戦争に勝利したのだから当然だ。魔王の勝ちどきを今か今かと待っているのだから。


「死四天将の皆様のためであれば、この身がどうなろうとも構いませんので」

「……全く。あなたという人は」


 ……ん? 何か変なことを言ったか?


「……」

「……あの、えっと、魔王様?」


 なんだろう。甲冑の隙間から、ものすごく睨まれている気がするのだが、気のせいだろうか。


「……まあいい。この件に関しては、あとで存分に話し合おうではないか」

「え? あの……はい」


 どういうことなのか聞きたかったが、その前にアリスディアは兵士たちが集まっている方へ視線を向けてしまった。

 まあ、あとで話し合いをするようなので、その時でもいいか。


「今回の戦争も我らの勝利となった!」

「「「「うおおおおおおおおっ!!」」」」

「しかし! ……今回もまた、多くの仲間が犠牲となった」


 ……そう。これは戦争だ。

 前回もそうだったが、犠牲なしには勝利を手にし、戦争を終わらせることなんてできない。

 悔しいけど、これが現実だ。


「……ならば、我らがやるべきことはなんだ? 仲間の死を悲しむことか? 否! 手向けの勝利を祝いことだろう!」

「「「「うおおおおおおおおっ!!」」」」

「悲しむのは一瞬だけだ! 僅かな時間を精いっぱい悲しもう! そして、勝利を祝い、我らの歓声を皆に届けるのだ!」

「「「「うおおおおおおおおっ!!」」」」


 こうして、二回目の戦争は幕を下ろした。

 多くの犠牲を出し、俺もレイドもボロボロになったが、それでも勝利を手にすることができた。

 これでイボエルとレイドを救うことができ、勇ボコのストーリーから大きく外れることになった。

 その結果がどうなるのかは俺にも分からない。いや、誰にも分からないだろう。

 しかし俺は、それでもいいと今でも思っている。

 なんなら、俺を魔王軍に転生させた何者かが、こうするように仕向けているのかもしれないしな。

 ……そんな、答えのない疑問に頭を悩ませるよりも、俺都合で物事を考えた方が効率的でいいだろう。


 そう思っていたのだが――


「さて、シャドウ? お前がどうしてあんなにもボロボロだったのか、教えてもらってもいいかしら?」


 魔王城に戻ってきて早々に、俺はアリスディアに呼び出され、こうしてものすごい威圧を与えられながらがっつりと追及されていた。

【皆様へのお願い】


「面白そう」

「続きが気になる」

「更新応援しています」


少しでもそう思っていただけましたら、ブックマーク登録や、下にある「☆☆☆☆☆」にて評価していただけると大変励みになります!

「★★★★★」の星五つだと、さらに励みになります!


評価してもらえることで、モチベが最高に上がるので、ぜひともよろしくお願いいたします!!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ