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【第1章完結】公爵様、三年限定ではなかったのですか!?~契約結婚したらなぜか溺愛されていました~  作者: 山咲莉亜
第一章 白銀の龍と漆黒の剣 ──交わる二色の光──

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31 やっぱり玩具にされてます?

「話は変わりますけど、使用人の入れ替えはいつになる予定ですか? わたしも雇いたい人がいるので早めに連絡を入れたいのですけど」

「十日後くらいになるな。ズレる可能性はあるが、大体その辺りだろう。君が雇いたい人物に関してはいつでも好きなタイミングで雇い入れると良い」

「さすが公爵家、仕事が早いですね。ありがとうございます」

「仕事が早いのは公爵家だからではなく私の実力だろうな」

「では実力者の旦那様、どこからその自信が生まれるのか教えていただけます?」


 本当に。旦那様が優秀でいらっしゃるのは火を見るよりも明らかだけど、だからと言ってここまで自分に自信がある人も中々いないんじゃない? まあ自信があるのが悪いとは思わないし、むしろ自己肯定感が高いだけではなく、その自信に実力が見合っているのなら自信満々でいれば良いと思いますけど。


 でも旦那様が言うとなぜか嫌味に聞こえる。あなた、本当にわたしに何かした過去でもあるのですか? あまりにも不快でわたしの記憶から消えているとか……うん、全然あり得る。この人ならやりそう。


 人を騙すのもお得意なようですしね。わたしは忘れてないですよ! 旦那様がわたしに結婚を申し込んできた時、まだ契約書を書いていなかったからいくらでも契約破棄できたのに、自分がロードということ、そしてわたしがロードだと知っていることを明かして逃げ道を塞いだことを!


 わたしがこの人を信用できない一番の理由はこれなんですよね。人を騙すのがお上手というより、恐らくは逃げ道をなくすのがお上手なのでしょうけど、された方からすれば同じようなものです。


「自信があるのではなく事実だろう? まあ自信がないのかと問われたら否と答えるがな」

「何で旦那様と話していると絶対に話が逸れるのでしょうね? 毎回じゃないですか」

「それは君が嫌味を言ってくるからだろうな」

「人のこと言えないでしょう」


 どの口がそんなことを言ってるんですか。あなたの形の良い口でしょうね! 分かってますよ!


「……話していると疲れるって言われません?」

「いや?」

「アルヴィン様は女性とは最低限しか話しませんでしたし、女性の前で笑うことなんて全くと言って良いほどになかったのですよ」

「全然そんな風には見えませんけど……」


 でもそれが本当なら、やっぱりこの人はわたしで遊んでいますよね。わたしは旦那様のお好みの玩具だったようで、非常に残念ですよ。


 わたしに対しても他の女性と同じように接してくれないかな? わたしと違って、玩具扱いでも喜ぶ女性は山ほどいると思うし、わざわざわたしを選ぶ必要はないですよね。玩具扱いしたいならもっと反応の良い女性を選ぶべきです。わたしは同じような反応しかしませんからね?

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