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cajole
☆ミキヒコ☆
「どうしても?」
コンピューターのメンテナンスの時に、言葉を尽くしてリヒロを誘ったんだが。
「うん」
「でも、ピーコック・ラヴのはトリオのフォーメーション多いよね」
「まぁ、そうなんだけど、だけどぉ……」
「三人いればいいんじゃない?」
正論デス。
けどぉ、その正論、ショウの動きを見てねぇから言えんだよ。
ショウ、身体能力高けえのにあの動きなんだよ。
刷り込み学習ったって、これは入れにくいんだよ。
けど、それは言えねえ。
どういう経路でショウに伝わるがわからねぇから。
てか、ぜってぇ伝わるって。
経路もわかってっけどな。
経路つったら、あの御仁だよな。
「ソロでマリイ・ジー役の奴が別にが欲しいんだよ」
ケッケッケ、うっそピョンピョンピョン。
「……うそ、僕が、僕がマリイ・ジー役に?それもソロで?……そ、そんな、僕にソロでマリイ・ジー役が出来るのか。うぅん……、どうしよう……ナヤムー。スゴイナヤムー」
……リヒロ棒読みデス。
コンピューターのデータ見ながらの、チェッカーでチェックしながらの。
……これはうそがバレてマス。
仕事すべ。




