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毒舌秘書は社長の私を放っておけない。  作者: 三千
山路商会の社長のご子息、雅也さん
71/146

EP71


すると、雅也さんも手話で、『いつもお世話になります』と挨拶し、ニコッと笑った。

なんてことだ。顔が整っている。←語彙力

可愛い界隈の、まさにアイドル的存在や〜

『わざわざお越しくださり、ありがとうございます。こちらへどうぞ』

役員室。ここにはかつて来客用のソファとテーブルが置いてあった。けれど、商談が終わってもソファにお尻が沈み込んでしまって、立てない人が続出。しかも、テーブルに置いたお茶までの距離が遠い遠い。

高齢のお客様が、「お尻に根が生えちまったじゃねーか」と吐き捨てていくので、普通のオフィスデスクにしたばかりだ。

これなら、スッと座ってスッと立つことができるし、デスクがデスクの用途をなし、メモも取りやすい。

雅也さんにお茶をお出しし、さっそく仕事の話を開始する。

『『お抹茶あずきのぷちけぃき』の増産の件では、急なお話に迅速にご対応いただき、ありがとうございました。お陰様で好調な爆売れ商品となりました』

『いえ、商品が美味しいからですよ。私ももう何個も食べました』

おおーー良い人や〜売り上げに貢献してくれてるぅ〜

『ありがとうございます。実は今度アニメにも出ることになったんですよ。『俺の妹に彼氏ができたので、その彼氏がどんなやつか見極めようとしたら、なかなか出来た漢だった件』略して『妹彼いもかれ』の第6話で、妹の彼氏が家に挨拶に行くときに、持っていくそうです』

『あ、それ私も見てます! 大人気のアニメですよ。グッズ展開もしてますし、映画化の話もあるくらいで。本当ですか! それはすごいですよ!』



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