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毒舌秘書は社長の私を放っておけない。  作者: 三千
山路商会の社長のご子息、雅也さん
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72/146

EP72


雅也さんが、身を乗り出した。

興奮冷めやらぬ、という感じだ。

『そんなに有名なアニメなんですね! 山路さんがデザインされたパッケージと商品名は、権利の関係で少しだけ変えるそうなんですが、ほぼほぼ、うちの商品だということはわかるそうなので……もしかしたら、再度の増産になるかもしれませんので、またお世話になるかもです』

『そうですね! こちらもアニメをチェックさせていただいて、増産に備えるようにします。これからもどうぞよろしくお願いします』

その後、今後発売予定の新商品の話をし、そして雅也さんは席を立った。

『千堂社長、千堂会長より社長も手話がお出来になるとお聞きして、今日は勇気を出して、一人でやってきました。本当は、ここに来るまでとても不安だったんです。けれど、千堂社長とはビジネスの話も、しっかりと話し合うことができて、私も自信が持てました。ありがとうございます』

『こちらこそありがとうございます』

『千堂会長も素晴らしい女性でしたが、社長も……あの!! 社長のこと、千夏さんとお呼びしても良いですか?』

私は、笑顔で返して、『もちろんです。では私も雅也さんとお呼びしますね』

すると。


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